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【Java版マイクラ】Ver.1.16新ワールド その17 最終回

Ver.1.16で新ワールドを作って遊んでみました。その17、最終回です。


概要

Java版マインクラフトVer.1.16で新ワールドを作り一からプレイした記録の第17回です。 今回がシリーズ最終回です。

前回はこちら

襲撃イベント

植林場の拡張作業をしていると、村のすぐそばに襲撃者の略奪隊が現れ、攻撃したらうっかり襲撃ベントを起こしてしまいました。

襲撃イベント

ちなみに襲撃者の略奪隊は村の開発の初期にはよく現れますが、時間がたつと見かけなくなっていく、ということを体験した人は多いと思います。

そうなる理由の一つは、略奪隊はプレイヤーが村の近くにいると湧かないためだと思います。 村の開発が進むと村人の数が増え村の範囲が広くなるのと、交易のため、という二つの理由でプレイヤーが村の中にいることが多くなり、略奪隊が湧きにくくなります。

もう一つの理由は湧きつぶしです。 略奪隊はブロックからの光が7以下の場所で湧きます。 ただし、空からの光は無視されます。 つまり、通常のゾンビなどの湧きつぶしで略奪隊は湧かなくなります。 村の開発が進むと周辺も湧きつぶしすることが多いので、村の開発が進むとやはり湧きにくくなるのでしょう。

ちなみに、2021年7月末現在、相変わらず日本語版Wikiの略奪隊のページは更新されておらず2年ぐらい前の情報のままなので、湧き条件などをチェックするときは英語版Wikiを参照してください。 日本語版Wikiの情報は今の湧き条件とは違います。

今回は植林場の拡張のために少し村から離れていたのと、作業のために一時的に湧きつぶしの松明を外していたので、略奪隊が村のすぐ近くに湧いてしまったのでしょう。

戦闘自体は普通に終わりましたが、肉屋の村人が一人死んだようです。 多分、襲撃者のせいではなく、私が撃った矢が当たったような気がしましたが、遠かったのでよくわかりません。

肉屋は別に育てるのが難しい村人ではないので特に問題は無いのですが、ここまで村人には一人も犠牲が出ていなかったので少し残念です。

個人的には村が全滅するのを防ぐには、村をフェンスで囲んで湧きつぶしするのはもちろん、単純に村人を多めにふやしておくのが楽かつ安全だと思います。 村人が多ければ少し死んでも全滅しませんし、ゴーレムも湧きやすくなります。

現実世界と同じく、マインクラフトでもたいていの場合で最も確実な障害対策はバックアップです。 マインクラフトのほとんどの物は二つ以上作れるのですから、失うのが心配な物は予備を作れば良いと思います。 村人も例外ではありません。

ちなみに、村人にはディスペンサーで鎧が着せられるので、エンドシティで手に入る束縛の呪いの付いた防具を着せるという手もあります。 見た目は変わらないものの、防御力はかなり上がるので死ににくくなります。 束縛の呪いはついていなくてもいいのですが、村人に着せた鎧はどっちにしろ死んだときしか脱がすことはできないので、他に使い道のあまりない束縛の呪いつき防具を使えば有効利用になります。 個人的には束縛の呪い付き防具の一番おすすめの使い方です。

と言いつつ、私は面倒なのでまだサバイバルモードではやったことはないのですけどね。 クリエイティブで実験したことはあります。 サバイバルモードではそのうちやってみようと思いつつ後回しになっています。

話を戻して、村人の他には葉ブロックで植え込みを作っていたのがかなり壊されました。 ラヴェジャーは葉ブロックなど何種類かのブロックを壊せるためです。

葉ブロックが壊れた場所

これらの修理に少し時間を取られました。

今回は飼っていた3匹のオオカミと戦ったのですが、珍しく割と活躍してくれました。

戦っている最中、ドロップアイテムでインベントリがいっぱいになったので、それらを拠点のチェストに入れるため、一度村を離れたことがありました。 戻ってくると最後に残っていたエヴォーカーが見あたらず、かわりに不死のトーテムが落ちていました。 その前に一度エヴォーカーの攻撃を受けていたので、おそらくオオカミが反撃したのだと思います。

こんな風に、襲撃イベントではオオカミが活躍してくれることがあります。 逆に邪魔になるときもあります。

拠点の整備

こういった作業をしていると、もうすぐVer.1.17が公開されるという情報が入ってきました。 この夏といわれていたので、てっきり7月ぐらいに公開されると思っており、予想よりも一ヵ月も早いアップデートでした。

そこで、やりかけの作業、つまり拠点の整備を終わらせるのに集中することにしました。

植林場

まず、植林場の拡張を済ませました。

いつもは丸石などで植える場所を目立たさせていたのですが、今回は見栄え重視で草ブロックに似ているコンクリートパウダーを使ってみました。

植林場

木を植えるとこんな感じで、かなり自然な見た目になりました。

植林済み植林場

クワに幸運がつかなかった頃は、私は水流などで苗木を回収する植林場を作っていました。 しかし、今では苗木がなければ葉ブロックをクワで採掘すればいいだけなので、このように自然な見た目の植林場を作ることが多くなりました。

もちろん、苗木回収システム付きの植林場も便利なので、見栄えよりも実用性を重視するなら今でも利用価値はあると思います。 実際、私も他のワールドでは以前に作った物を今でも使っています。

ただ、利用価値はだいぶ落ちたかな、とは思います。 幸運IIIだと、例えばオークの苗木は2倍ドロップするので、特別な仕組みがなくてもあっという間に必要な分がたまります。

装置類の目隠し

トラップや自動収穫機がむき出しなのは見栄えが悪いので、それを囲むように目隠しになる建物を作りました。 具体的には、逆天空トラップタワー、竹、カボチャ、サトウキビの自動収穫機をレンガ造りの建物で囲いました。

工事途中の様子。

工事途中

完成すると以下のようにちょっと昔の工場風といった感じになりました。

工場

レンガ、ネザークォーツ、ランタンは村人から買った物です。 ネザーレンガは古代の残骸探しで出た物を以前から精錬場で焼いておきました。

また、この作業中にコンブのオブザーバー式自動収穫機は撤去しました。 逆天空トラップタワーが順調に稼働しているおかげで、骨粉式コンブ自動収穫機だけで燃料が足りるようになったためです。

こんな感じだったのが、

コンブ自動収穫機

このようにすっきりしました。

コンブ自動収穫機撤去後

これで装置類がむき出しになっている場所は全くなくなりました。

オオカミと馬の小屋

襲撃イベントで活躍してくれた3匹のオオカミたちの小屋を作りました。

オオカミ小屋

植林場を拡張したおかげで、ようやくアカシヤがたくさん使えるようになったので屋根はアカシヤです。

ゲーム序盤の探索で活躍した馬のために馬小屋も作りました。

馬小屋

エンドシティで手に入れたダイヤの馬鎧も装備させておきました。

地図置き場

今まで地図は逆天空トラップタワーの壁に貼り付けていたのですが、逆天空トラップタワーを目隠しのため囲ってしまったので地図が見えなくなってしまいました。 そこで、地図を置く場所も作っておきました。

地図置き場

この屋根は半分ぐらいは漁師の村人から買った焚き火でできています。 焚き火はクラフトすると原木3本使うので、これぐらいの規模の屋根を作っても大量の原木を消費します。

エメラルドが量産できるなら、焚き火は漁師から買った方が原木の伐採時間がかなり節約できます。 ただし、1つエメラルド2個とまあまあ高額です。

拠点の地図

拠点の地図。

こういった実用性のあるものの他に、以下のような装飾用の建物も作っておきました。

盆栽棚

盆栽棚

古井戸

古井戸

小路

小路1

小路2

拠点の全景

最終的に拠点は以下のようになりました。

裏手

裏手

牧場

牧場

村1

村2

正面

正面1

正面2

ゲームバランス

ここでは総括としてゲームバランスについて解説します。

知識がないとネザーの冒険は難しくなった

今回のプレイの中では「ネザーゲートを開いたらいきなり砦の遺跡」というのと、なかなかネザー要塞がみつからなかったのが大変でした。 Ver.1.16でネザーにいろいろなバイオームが登場し砦の遺跡も増えた事で、ゲーム序盤のネザーの探検は場合によっては今までより難易度が上がると思います。

ただし、もちろん難易度が上がるような変更だけではなく、ストライダーに乗れば溶岩湖を安全に移動できたり、不死のトーテムに火炎耐性がついたり、ピグリンとの交易で耐火ポーションが手に入ったりと、ちゃんと対応策もこのアップデートには用意されています。 新要素を使いこなさずに、無理矢理歩いてネザーを探索するという昔の方法のみを使うときついと思います。

また、この変更により序盤での襲撃イベントの価値も上がりました。 鞍の価値も上がったので、革職人の価値も少し上がったと思います。

今回はネザーの探検が大変だったかわりに、これらの便利になった面についてもいくつかご紹介できたので良かったのかもしれません。

序盤の経験値稼ぎでは村人との取引が重要

これはVer.1.16からではなくVer.1.14からなのですが、序盤でも村人との交易で経験値がかなり楽に稼げるようになったのは昔のバージョンとは大きく違う点です。 昔は序盤の経験値稼ぎというと、スポナー式トラップが一般的でした。

しかし、今ではスポナー式経験値トラップは以前ほどの利用価値はなくなったと思います。 かわりにアイアンゴーレムトラップや自動収穫機、大きめの畑を作って村人との交易しても、普段の道具の修理やちょっとしたエンチャントぐらいに使う経験値は得られると思います。

スポナー式トラップは、例えば序盤では作らず後でアイテム目当てや遊びで作るなどもアリでしょう。

ボス戦はあまり変わらず、エンダードラゴン討伐が優先

ボス戦については昔と変わらず、まずはエンダードラゴン討伐を目標にするのがおすすめです。 理由は討伐後のエンドで手に入るエリトラとシュルカーボックスの利点が大きいからです。

例えば、まずウィザーを討伐してビーコンを手に入れたとします。 ビーコンで一番よく使われる効果は採掘速度上昇で、特に効率強化Vのツルハシとあわせると石が即時採掘になるのが非常に便利です。

しかし、採掘速度を上げたところで、シュルカーボックスがないとせっかく手に入れた大量のアイテムを持ち運べません。

海底神殿はエリトラがないと、もし近場になければ移動が大変になります。 また、攻略後にガーディアントラップを作っても、シュルカーボックスがなければ得られたアイテムを持ち運ぶのが難しくなります。

森の洋館はエリトラがあっても行くのに時間がかかるのに、ないと現地に行くだけで地獄を見ます。

もちろん、サンドボックス型のゲームなので、どのようなプレイの仕方をしても良いと思います。 例えば、拠点の周りの建築や牧畜や農業を主にするのなら、別にボスとかは倒さなくても良いでしょう。 ただ、効率よく無難にゲームを進めていきたいなら序盤の目標はエンダードラゴン討伐にすることをおすすめします。

次のバージョン

ゲームバランスがVer.1.16からVer.1.17になって変わりそうな部分は、一つはブランチマイニングです。 おそらくブランチマイニングはVer.1.17では今より少し時間がかかりそうです。 理由は深層岩の登場によって採掘に時間がかかるようになりそうなためです。

とはいえ、ダイヤ装備、ラピスラズリ、レッドストーンは村人との交易で手に入るので影響は限定的でしょう。

もう一つ大きく変わるのは鉄が幸運のツルハシで増やせるようになることです。 今回、アイアンゴーレムトラップを作らなくてもそれほど鉄に困らなかったように、もともと鉄は時々洞窟探検していれば、大幅に足りなくなるという物ではありませんでした。

Ver.1.17では幸運IIIのツルハシで鉄が今までより倍以上多く得られるので、よほど洞窟探検などをせず、しかも大量に使う人でなければ、鉄は十分に足りる思います。 しかも、銅が追加されたため、銅を得るために洞窟探検する人が増えると思うので、鉄はそのついでに取れば良くなります。

よって、おそらくアイアンゴーレムトラップの価値はかなり落ちるでしょう。

おわりに

Ver.1.16の新ワールドを作って最初からプレイしてきましたが、Ver.1.17が公開されたので予定通りこのワールドで遊ぶのはここまでです。

本当は森の洋館攻略とネザーにちゃんとした拠点を築くぐらいまでプレイできると思っていました。 しかし、予想よりもVer.1.17が早く公開されたので、そこまでは行きませんでした。 それでも、序盤のゲームバランスを確かめたいという当初の予定は果たせたと思います。

もしこのワールドでゲームを続けた場合、必要なアイテムなどは十分生産できるようになっているので、ここからさらに生産量を上げたり、建築したり、遠出して冒険したりも簡単にできると思います。

別にマインクラフトに正解があるわけではなく、どんなプレイをしてもかまわないと思うので、ここでご紹介したとおりにする必要はありませんが、何かの参考になれば幸いです。

夜の拠点

前回はこちら

関連項目

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公開日:2021-08-07