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【Java版マイクラ】作ったことのある自動化装置の個人的な評価 その2

Java版マインクラフトで実際に作ってみた自動装置がどうだったかをご紹介します。その1からの続きです。


概要

Java版マインクラフトのサバイバルモードで私が作ったことのある自動化装置について、実際に使ってみた感想などをまとめました。 その1からの続きです。

半自動ポーション醸造台

ポーションの製造は一つずつ手で材料を入れていると手間がかかるので、自動化した方が楽です。 その方がいろいろな場面でポーションが使いやすくなり、ゲームの幅も広がります。

かといってあまり複雑な自動装置だと作るのが大変で場所も取るので、サバイバルモードで実際に使うのはちょっと大変です。

ポーション製造機にはいろいろなタイプがあります。その中で私はこちらで紹介した簡単な半自動の物をずっと使っています。 今までかなり使い込みましたが特に不具合などなく、ポーションをよく使う人にはおすすめの装置です。

サバイバルモードで使っている半自動ポーション醸造台

コンブ自動収穫機

コンブはかまどで乾かしてクラフトすると乾燥したコンブブロックになります。 コンブブロックはとても効率の良い燃料で、1つで20個ものアイテムが精錬でき使い勝手が良いです。 例えば竹も自動で生産できますが、アイテム一つあたり0.5個しかアイテムが焼けないのでコンブブロックの40倍かさばります。 燃料にするには持ち運びや保存が大変です。 ただし、そのまま燃料にできるので自動精錬装置などには竹が相性が良いです。

サトウキビと同じような方法で自然に成長するコンブを自動で収穫できます。 ただし、サトウキビと違って2ブロックで成長が止まることがあるので、3ブロック目をオブザーバーで監視するなら何らかの対策が必要です。 また、コンブは非常に成長が遅いので、かなりたくさんの装置を作らないと実際に燃料として使えるほど十分な量が収穫できませんでした。

それでも自動収穫機があれば燃料無限になり、便利なので私はいままでたくさん作ってきました。 ちなみにカーペット無限などのバグ利用技はゲームバランスを著しく損なう可能性があるので使わないことにしています。 正攻法で生産できる燃料の中では、コンブは一番便利なのではないかと思っています。 (2022/2/24追記:Ver.1.17からは大釜で溶岩が生産できるようになりました。 装置類の製作が苦手な人で溶岩をくんだり保存したりする手間が気にならず、大釜とバケツ用の鉄が十分にあるのなら、溶岩バケツも手軽でよい燃料になったと思います。)

自然に成長する昆布の自動収穫機

実際にサバイバルモードで使っている自然に成長する昆布の自動収穫機。

Ver.1.16からはJava版でもコンブが骨粉で成長するようになったので、骨粉さえあればコンパクトな装置で効率よくコンブが収穫できるようになりました。

私はすでに骨粉式コンブ自動収穫機を実際にサバイバルモードで使っています。 まだアップデートが来たばかりで長時間使っているわけではありませんが、それでもとても便利です。

サバイバルモードで使っている骨粉式コンブ自動収穫機

サバイバルモードで実際に使っている骨粉式コンブ自動収穫機。

公式Wikiによると、骨粉1つでコンブは1ブロック成長するので、骨粉9個、つまり骨3本でコンブブロックが1つ作れるコンブが手に入ります。 コンブを乾かすのに必要な燃料を考慮すると、骨3本で11個のアイテムが焼けることになります。 トラップなどで骨が大量に入手できる人にとっては、なかなかお得だと思います。

天空トラップタワーやスケルトントラップなどを作り長時間放置したことのある人なら、骨が大量にあまっていると思います。 そういう人は骨粉式コンブ自動収穫機はかなりおすすめです。 コンパクトな装置で持ち運びにも便利な効率の良い燃料が手に入ります。

自動毛刈り機

Ver.1.14よりディスペンサーにハサミを入れて作動させると羊の毛刈りができるようになりました。 これを利用して自動毛刈り機がつくれます。

私は見栄えなどを考えてこちらのタイプの自動毛刈り機を使っています。 他にもいろいろな形式の自動毛刈り機があります。

たまにハサミを補充すれば自動で羊毛が取得できるので、大変便利な装置です。

しかし、羊飼いと交換する場合、エメラルドの収入源としては、それほど交換比率が良いわけではありません。 Mobを使う装置なので効率を上げるために規模を大きくすると負荷が上がりやすいので、普段使う分の羊毛より多く量産する必要はないかなと思います。

羊牧場

キツネ式スイートベリー自動収穫機

キツネがスイートベリーを自分が食べる分よりも多く収穫することを利用し、キツネをスイートベリー畑に入れてその下にホッパー付きトロッコを走らせてスイートベリーを回収する装置です。 おそらく簡単に作れる自動収穫装置の中ではエメラルド収入の効率は一番いいのではないかと思っています。 詳しくはこちらで解説しています。

スイートベリーは肉屋を育てると確定で取引可能になります。 他の村人の取引項目はランダムで出現する物が多いため、育てても結局取引できない村人になることが多いのですが、肉屋のスイートベリーについてはその心配はありません。 しかも、スイートベリー10個でエメラルド1つと交換比率も悪くありません。

また、装置自体の仕組みが簡単で作りやすく、スイートベリーはミツバチで成長促進できるので、自動養蜂場と組み合わせると手軽にかなりの量のスイートベリーが収穫できます。

見た目はキツネがスイートベリーで遊んでいるだけのようで、村人式全自動農場やアイアンゴーレムトラップのような印象の悪さもありません。

欠点としては、キツネがいないと作れないことと、日陰だとキツネが寝てしまうので地下には作れないことがあります。

欠点もありますが、それ以上に利点が多いので、エメラルドの収入源としては個人的にはかなりおすすめの装置です。

自動養蜂場

Ver.1.15から追加されたミツバチは巣や養蜂箱にハチミツを運んできます。それらからはハチミツやハニカムが採集できます。ディスペンサーを使えばこの採集を自動化することができます。

自動養蜂場はコンパレーターを使うものと日照センサーを使う物をよく見かけます。 効率はコンパレーターを使う物の方がだんぜん良いです。日照センサーを使うタイプは一日1度しか動きませんが、コンパレーターを使う物だと一日2~3回動くためです。

しかし、現状ではハチミツはそれほどたくさん使う物ではないので、ハチミツブロックエレベーターを作るなどの予定がなければスペースが少なくて済む日照センサーを使うタイプでも良いかもしれません。

また、ミツバチの落とす花粉は農作物の成長を促進させる効果があるので、自動養蜂場は村人式全自動農場やキツネ式スイートベリー自動収穫機と組み合わせるのがおすすめです。 私の場合は、ハチミツをとるより主にこちらの目的でミツバチを育てています。

キツネ式スイートベリー自動収穫機は、キツネが高く飛び跳ねて農場から出るのと日陰でキツネが寝るのを防ぐために全体をガラスで覆うのが普通です。 それがそのままミツバチが逃げ出さなようにするのに役立つため、特に自動養蜂場と相性が良いです。

キツネ式スイートベリー自動収穫機と自動養蜂場

実際にサバイバルモードで使っているキツネ式スイートベリー自動収穫機と自動養蜂場。

自動仕分け機

自動仕分け機はアイテムを自動で種類別にまとめてくれる装置です。とても便利な装置ですが、仕訳する種類が増えるとどんどん装置が巨大化します。 また、動作はあまり早くありません。 (少し仕組みが複雑な高速仕分け可能なタイプもあります。) そのため、通常は発生する種類が限られていて、少しずつアイテムがたまるトラップなどに設置します。

作るのはちょっと面倒ですが、天空トラップタワーやガーディアントラップには設置した方が良い装置です。

ちなみに私は実際にトラップやいろいろな自動化装置から出るアイテムをまとめて分別する大きめの仕分け機を作ったことがあります。 ホッパーの落ちる速度が遅く、大量のアイテムの仕訳には時間がかかりすぎてしまうのでちょっと微妙な感じでした。 速度を上げるためにもう一台作ろうか、諦めて一部手動にしようか、どうしようか考えているところです。

巨大仕分け機

サバイバルモードで実際に使っている自動仕分け機。

自動焼肉製造機

自動焼肉製造機は、牛を閉じ込めて繁殖させ子牛の背が低いことを利用して子牛だけ別の場所へと導き、その子牛が成長したら溶岩などで自動で処理する装置です。

自動といいつつ実際には繁殖させるのは手動なので半自動です。

私は実際に使ってみて、使い勝手が悪くあまり良い物とは思えず、すぐに解体しました。

牛を狭い場所に閉じ込めるので負荷が高く1、製造されるステーキはさほど量があるわけではなく、しかも焼いてあるので村人との取引にも使えません。

普通に牧場で繁殖させれば負荷もコントロールしやすいですし、ドロップ増加の剣を使って処分した方がアイテムの量が増え、火属性の剣を使わなければ生肉が手に入るので便利です。

利点と言えば、牧場よりは場所を取らないぐらいでしょうか。 燃料の節約という意味でも今のバージョンでは焚き火で食べ物は燃料無しで焼けますし。

もちろん、私が思いつかないだけで、何かもっと便利な点があるのかも知れませんが。

自動鶏肉製造機

マインクラフトではニワトリは卵でも増え、その卵はディスペンサーで孵化できるので、全自動の鶏肉製造機が簡単に作れます。

国内では焼き鳥にするタイプをよく見かけますが、焼き鳥だと村人に売れないので今ひとつ使い勝手が良くありません。 「minecraft chicken auto raw farm」とかで検索すると、海外の生肉を取得できる装置が色々と出てきます。 私の場合は独自に生肉を取得できる装置を作って使っていました。

焼き鳥はそこそこ効率の良い食料なので、ゲーム序盤ではかなり役に立ちます。 しかし、だんだんとゲームが進行してくると、ステーキなど他に効率の良い食料を使うようになるので、食料としては利用価値が下がっていきます。

生肉なら村人との取引で使えます。しかし、装置の規模を大きくするとどうしても負荷が高くなるので拡張がしづらく1、パソコンのスペックが高くないとこの方法でエメラルドを多く得るのは難しいです。

私の場合はゲーム序盤で自動鶏肉製造機を作り、利用価値が下がってきたら壊してかわりにニワトリを少なめに入れた卵製造機を設置しています。 卵はウィザーローズの取得で使っています。 鶏肉で育てた肉屋はスイートベリーの取引で利用しています。

ゲーム序盤ではとてもおすすめの装置です。 しかし、ずっと使い続けるかどうかはプレイスタイルやPCがどれだけ負荷に耐えられるかによると思います。

まとめ

他にも作ったことのある自動化装置はあるのですが、バージョンや方式によって差が大きい物や、あまり印象に残らなかった物については省いています。

こちらで書いたのは一個人の感想でしかなく、プレイスタイルによって自動化装置の評価はいろいろと変わると思います。

なるべくいろいろ作ってみて自分で役立つかどうか確かめて欲しいと思います。

とはいえ、何の情報もなければどれから作るかの優先順位も決めづらいと思うので、そういった判断材料にこのページの情報が役立てば幸いです。

「自動化するとやる事がなくなってしまうのでは」という意見をどこかで見たことがありますが、マインクラフトはとてもできることの多いゲームなのでその程度でやることがなくなったりしないので心配ありません。

むしろできることが多すぎて、遊び尽くすには自動化でもしないと時間が足りなくなります。

ゲームがある程度進行したら、ぜひどんどん自動装置を作ってみてください。

関連項目

装置」に関する記事

全48件のうち、この記事を除く10件を表示しています。装置に関する記事の一覧を見る。

ポーション」に関する記事

全9件のうち、この記事を除く8件を表示しています。ポーションに関する記事の一覧を見る。

ミツバチ」に関する記事

全13件のうち、この記事を除く10件を表示しています。ミツバチに関する記事の一覧を見る。

  1. 狭い場所にMobが多くいる場合、互いに接触しているかの当たり判定処理が走り続けるので通常よりも負荷がかかる。  2

公開日:2020-08-28