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【Java版マイクラ】作ったことのある自動化装置の個人的な評価 その1

Java版マインクラフトで実際に作ってみた自動装置がどうだったかをご紹介します。


概要

Java版マインクラフトのサバイバルモードで私が作ったことのある自動化装置について、実際に使ってみた感想などをまとめました。

マインクラフトにはたくさんの自動化装置があり、ネット上にはそれらの作り方についての情報も多くあります。

しかし、サバイバルモードで実際に長期間にわたって使ってみたらどうだったか、というような情報は少ないように思います。 そこで、このページでは私が実際に使ってみたことのある自動化装置についての感想をまとめました。

これから自動化装置を作る時の参考にしてみてください。

自動かまど

自動かまど

かまどにホッパーとチェストをつなげた自動かまどは、拠点を作ってホッパーが作れるくらいに鉄が集まったらとりあえず作った方が良い自動化装置です。

大量のアイテムを一気に精錬できるようになり、うまく使えば燃料の節約にもなります。

例えば溶岩バケツは100個のアイテムを精錬できますが、かまどには64個しかアイテムが入らないので、そのままでは36個分の燃焼時間が無駄になってしまいます。 自動かまどなら自動でアイテムがかまどに入るので、アイテムの数を調整すればこの無駄を減らすことができます。

また、かまどにレバーを設置してオンにすれば手動でアイテムが取り出せるようになり、このときに今まで精錬で得た経験値も取得できます。 つまり、一種の経験値バンクとして使えます。

マインクラフトのエンチャントレベルはレベルが上がるほど上がりにくくなっていきます。 よって、レベルが下がったときに経験値を取得するようにすれば、効率よくレベルを上げられます。

普通のかまどと違って、自動かまどならこの調整が容易にできるようになります。

私の場合、自動化されていないかまどを今のワールドに一つも設置していないのではないか、というぐらい使っています。

自動コンポスター

自動コンポスター

コンポスターにホッパーとチェストをつなげると自動で骨粉が作れるようになります。

コンポスターは植物系のアイテムから骨粉が作れて便利なのですが、例えば小麦やビートルートの種を骨粉にしようとすると平均約23個も種が必要になり、それを手動で入れていてはとても時間がかかってしまいます。 よほど忍耐強くないと、コンポスターを使い手動で骨粉を量産するのは無理だと思います。

自動コンポスターは、ある程度の規模の小麦やビートルートの畑を作ったら一緒に作っておくことをおすすめします。

また、Ver.1.16、いわゆるネザーアップデートでウォートブロックなどの骨粉にできるアイテムも増え、骨粉の使い道も増えました。 今後はますます自動コンポスターを利用する機会が増えると思います。

サボテン自動収穫機

サボテン自動収穫機

サボテンの自動収穫機は、初めて作物の自動収穫機を作るなら一番おすすめの装置です。

理由はレッドストーン回路を全く使わず、非常に低コストで簡単に作れるからです。 ホッパーの機能や水でのアイテムの輸送などが理解できるので、自動収穫機の入門としてとてもおすすめです。

また、上に積み重ねることで拡張も容易です。

拡張したサボテン自動収穫機

上に積み重ねたサボテン自動収穫機。

回路やオブザーバーを使っていないので、とてつもなく巨大化させない限り、ゲームが重くなることもありません。

収穫したサボテンはかまどで焼いて緑の染料として使います。 焼いたかまどからは経験値が取得できます。

マインクラフトでは地面が緑色の場所が多いので、ガラスやカーペットを使った隠し光源を地面に埋め込む場合に緑の染料をよく使います。

また、緑の染料と白の染料から黄緑色の染料が作れます。 黄緑色の染料は明るく使いやすい色なので、私は拠点の床のカーペットなどによく使っています。

緑の染料があまってきたら、サボテンはコンポスターに入れて骨粉の原料にできるので、無駄にはなりません。

サトウキビ自動収穫機

サトウキビ自動収穫機

サトウキビはオブザーバーとピストン、ホッパー付きトロッコを使って自動収穫機が制作できます。

レッドストーン回路を使う装置としては簡単な方で、古くから知られておりネット上にたくさんの情報があるため、初めてオブザーバーなどを使う人にもおすすめの自動化装置です。

サトウキビは紙の原料になります。 紙は初期の頃はエンチャント用の本の材料として、そして村人との取引でエメラルドの収入源として使えます。 さらに、エリトラを入手した後はロケット花火の材料になります。

サトウキビは成長が遅く、村人との交換比率もさほど良くないので、エメラルドの収入源としては効率が良くありません 。 しかし、本やロケット花火の材料として必ず使うアイテムなので、自動化しておいて損はありません。

ちなみにJava版ではサトウキビは骨粉で成長促進できません。

竹自動収穫機

竹自動収穫機

竹はサトウキビと同じ方法で自動収穫機が製作可能です。

サトウキビと違って水が必要ないので、むしろサトウキビよりも装置を作るのが簡単です。 しかし、竹を手に入れるにはジャングルを見つけなければならないので、ワールドによっては作成できるのはかなりゲームが進んだ後になるかもしれません。 (2022/2/24追記:Ver.1.18からは今までより竹が見つけやすくなったようです。)

また、竹は骨粉で成長するので、骨粉式の自動収穫機も製作可能です。 骨粉があまってきたらおすすめの装置です。

竹は2本で棒をクラフトできるので、自動化装置があると原木の節約になります。

棒は松明などの材料として大量に使うアイテムで、以前のバージョンではそれの原料を得る木の伐採は時間のかかる作業の一つでした。 今では竹の自動化装置のおかげで木の伐採の頻度を下げられて、時間が節約できるようになりました。 個人的にはかなりおすすめの装置です。

また、竹と糸からは足場がクラフトできるので、建築がはかどるようになります。

竹はあまったら棒にして矢師との取引で使うこともでき、無駄にはなりません。 ただし、竹1スタックでエメラルド1つに相当するため、効率は良くありません

竹は燃料にもできます。 ただし、竹1本でアイテム0.5個しか焼けないので効率は良くありません。

そのため、普通は松明や足場の製作で使う分ぐらいが生産できる大きさの装置を作っておけば十分です。

ちなみに燃料にも使えるように大規模な装置を作ったこともありますが、大きすぎてじゃまだしゲームが少し重くなるしで微妙な感じでした。 しかし手間をかけずに燃料を生産できるのは魅力なので、自動化や装置作りが好きな人向けかなと思います。

カボチャ自動収穫機

カボチャはいろいろな方法で自動収穫機が製作可能です。

私がよく作るのは音符ブロックとオブザーバーとピストンを使う方式です。 (Ver.1.16からは音符ブロックは必要なくなりました。

カボチャ自動収穫機

他にもいろいろな形式があります。 それぞれに長所短所があるのでどれが良いとは一概には言えません。 例えば、音符ブロックを使うタイプ(Ver.1.16では音符ブロックは不要になりました)は作るのがちょっと大変ですが、効率は良いです。 レッドストーン・トーチを使うタイプは簡単に作れますが、効率はよくありません。

自動収穫機で取得したカボチャは農民との取引で使います。 エメラルドの収入源としてはまずまず効率は良い方だと思います

方式によってはちょっと作るのが大変な場合もありますが、とりあえず作っておいて損のない装置です。

ちなみに以前はジャックオーランタンを作るためにカボチャの自動収穫機がよく使われていました。 その後、カボチャは一度ハサミを入れなければジャックオーランタンにできなくなったため、自動収穫機で取得したカボチャをジャックオーランタンにするには、一度どこかにカボチャを置いてハサミを入れてまた採掘しなければなりません。 ジャックオーランタンを作る目的なら普通に栽培した方がハサミを入れてから収穫できるので楽です。

スイカ自動収穫機

スイカはカボチャと全く同じ方法で自動化可能です。 また、カボチャよりも村人との効率比率が良い作物です。

すると、スイカの自動収穫機をカボチャの自動収穫機よりも優先して作った方が良いと思うかもしれませんが、実は逆です。

なぜなら、スイカはシルクタッチの道具で採掘しないと「スイカの薄切り」というアイテムになり、そこからスイカに戻すとかなり数が減るからです。

シルクタッチを使わない場合、スイカ一つから3~7個、つまり平均5個のスイカの薄切りがとれます。 スイカの薄切り9個でスイカが一つ作れます。 農民と取引すると、スイカは4つでエメラルド1つです。 よってスイカを一つシルクタッチを使わずに収穫したとき、それを農民と取引したときに得られるエメラルドの平均個数は、5÷9÷4=0.139個になります。

一方、カボチャは6つでエメラルド1つなので一つ収穫するとエメラルド1÷6=0.167個になります。

つまり自動収穫する場合、カボチャの方がスイカより2割ほどエメラルドが多く得られます。

スイカが薄切りになるせいで減少する割合は、スイカがカボチャより高値である割合より大きいので、シルクタッチを使わないとスイカはカボチャよりもエメラルドを得る効率が悪くなるわけです。

また、スイカの薄切りは数が平均5倍になり量が多いので、自動収穫機のチェストを多めに用意する必要があります。 そして村人と取引するときにはスイカの薄切りをスイカにクラフトしなければなりません。

カボチャの自動収穫機に比べると、スイカの自動収穫機は手間がかかり効率も落ちるので、優先度はカボチャより低めで良いと思います。 ただし、Java版ではスイカは農民の確定の取引項目ですが、カボチャはそうではないので、カボチャが取引できる村人があまり育たなかった場合はスイカ用の装置にするといいでしょう。

私の場合、両方自動化している拠点より、カボチャは自動化し、スイカは普通に栽培してシルクタッチで収穫している拠点の方が多いです。

その2に続く。

関連項目

装置」に関する記事

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公開日:2020-08-20