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【Java版マイクラ】ウィザースケルトントラップを作る前に知っておきたいこと

ウィザースケルトントラップを失敗せずに作るために知っておきたいことをまとめました。


概要

最近よくウィザースケルトントラップを見かけるようになったと思います。 しかし、ウィザースケルトントラップはうまく作らないと全然ウィザースケルトンが湧かないことがよくあります。

そこでウィザースケルトントラップを失敗せずに作るために知っておきたいことをまとめました。

ウィザースケルトントラップの変遷

ウィザースケルトントラップは以前からあったトラップですが、最近になって急に動画サイトなどで見かけるようになったと思います。 それは以下のような理由からです。

ウィザースケルトントラップ自体はモンスターをピストンで落とすタイプなどが昔からありました。 ネザー要塞にはさまざまなモンスターが湧くので、それらを全てを処理槽に誘導しようとすると、ピストンなどで物理的に移動させるのが合理的だったためです。 しかし、作るのが面倒でそれほどよく作られるようなトラップではありませんでした。

状況が変わってきたのはVer.1.14でウィザーローズが登場してからです。 ウィザーローズはウィザースケルトン以外のモンスターにダメージを与えることができます。 すると、ウィザーローズを植えるだけで他のモンスターが死ぬので、簡単にウィザースケルトンだけを選別できるようになりました。 ウィザースケルトンはアイアンゴーレムと敵対して近づいてくるのでアイアンゴーレムを落とし穴の近くに召喚するだけでトラップが作れます。 これによってピストンを使うタイプに比べるとトラップがかなり作りやすくなりました。

さらにVer.1.16、いわゆるネザーアップデートでウィザーローズのある場所にはウィザースケルトンしか湧かなくなりました。 他のモンスターが湧かない分、トラップの効率が上がるようになりました。

Ver.1.16ではピグリンが登場し、ウィザースケルトンと敵対するようにもなりました。 ピグリンはアイアンゴーレムより小さいので、より小さなスペースでウィザースケルトンが誘導できるようになりました。

くわえてこちらでもご紹介したように、特定のバイオームにあるネザー要塞ではモンスターの湧きがよくなり、トラップの効率が上げやすくなりました。

このような条件がかさなり、現在ではウィザースケルトントラップが以前よりは作りやすく、効率が上げやすくなりました。

とはいえ、ウィザースケルトントラップはトラップとしては作るのが難しいものの一つです。

ウィザースケルトンを処理する機構自体は単純なので、簡単に作れると思って実際に作ると全く動かない物ができあがることがあります。

ちゃんと仕組みを理解して手順を考えて作らないと失敗します。 そこでこちらではそういった失敗の可能性を少しでも減らすために、ウィザースケルトントラップを作る前に知っておいた方が良いことをご紹介します。

湧き層や処理層の細かな作り方に関しては、すでに動画などがたくさんあるのでこちらでは触れません。

湧きつぶししなければ作る意味がない

ウィザースケルトントラップで最も注意しなければならないのは、後述するウラ技を使わない限り湧きつぶしをしないと普通に頭狩りをするよりも効率が悪くなることです。

こちらでご紹介したように、トラップを使わずにウィザースケルトンの頭狩りをするときはプレイヤーができるだけ移動して遠くに湧いてしまった他のモンスターを消す事で要塞にモンスターが湧きやすくできます。

ところがウィザースケルトントラップは基本的に待機所でプレイヤーが動かずに待つことが前提となっています。

すると湧きつぶししないと遠くに湧いたモンスターがなかなか消えず、そのせいで湧き層にウィザースケルトンが湧かなくなってしまいます。

待機所から離れて戻ってを繰り返すとまたウィザースケルトンが湧くのですが、頻繁にユーザーの操作が必要ならトラップを作らずに普通に頭狩りすれば良いのでは、ということになってしまいます。

また、要塞全体を使える頭狩りに比べると、トラップは湧き層の面積が小さいのでそこに湧くウィザースケルトンの数もあまり多くありません。

十分に湧きつぶしした上でウィザーローズによって他のモンスターを湧かないようにして初めてトラップは普通の頭狩りよりも効率が良くなります。

よって、湧きつぶししないのにウィザースケルトントラップを作る意味はありません。 むしろ、わざわざ手間をかけてせっかくの頭狩りできる場所をつぶしてしまうので、作らない方が良いぐらいです。

ただし、後述するウラ技を使うのなら湧きつぶしはあまりしなくても大丈夫です。

湧きつぶしとウィザーローズ集めが終わってから作るのがおすすめ

ウィザースケルトントラップの製作には多くの場合、ウィザーローズが必要です。 使わないタイプも見かけますが、ウィザーローズがないとウィザースケルトン以外のモンスターも湧くため、おそらく効率はかなり落ちます。

ウィザーローズの取得にはウィザーの召喚が必要です。

「ウィザーの召喚に必要な物を得るトラップにウィザーの召喚が必要ってどうなの？」と思わないでもないですが仕方がありません。

前述のように湧きつぶしが終わっていないとウィザースケルトントラップは効率よく動きません。

すると湧きつぶしやウィザーローズ集めが終わっていないのに先にトラップを作ってしまうと、ウィザースケルトンの頭が集めにくくなり、そのためにウィザーの召喚が難しくなり、そのためにウィザーローズが集めにくくなり、結局どうにもならなくなります。

よって、まず湧きつぶしをして普通に頭狩りができるようにし、それによってウィザーの召喚ができるようにして、その後にウィザーローズを集めて、それが終わってからトラップを作った方が合理的です。

さらにおすすめなのはウィザースケルトンがよく湧く要塞をいくつか見つけておくことです。

そうすればたとえ作ったトラップの効率が悪くても、他の場所で頭狩りができるので問題は生じません。

実際、私の場合は新しく頭狩りできる場所を見つけてから古い狩り場でウィザースケルトントラップを作りました。

作りやすい場所

トラップを作るならソウルサンドの谷にある大きな溶岩湖の上のネザー要塞がおすすめです。

溶岩には敵が湧かないので溶岩湖にある要塞は湧きつぶしが必要な面積が少なくなります。

ソウルサンドの谷にはエンダーマンとスケルトンとガストが湧きます。 しかし、湧き確率が低いのであまり湧きつぶししなくても要塞にモンスターが多く湧いてくれます。

湧きつぶしの作業をできるだけすくなくするため、なるべくこういった場所を見つけた方が良いでしょう。

（2022/9/20 : 追記　Ver.1.19からは、エンダーマンも明るい場所で湧くようになり、松明での湧きつぶしが難しくなりました。 エンダーマンはアイテムを持つとデスポーンしないので、時間が経つと狭い隙間などに大量にたまることがあります。 よって、歪んだ森はトラップにはいまひとつだと思います。 ただし、ちゃんと検証してはいません。）

ウラ技

湧きつぶしの作業量を少なくするウラ技として、待機場所の近くをある程度湧きつぶしした後に描画距離を4チャンクぐらいにするという方法があります。

（2022/3/1追記：Ver.1.18からは演算距離という項目も追加され、こちらも短くしないといけないようです。演算距離は5より小さくできないので、この方法は効率が落ちました。）

この方法はこちらの動画で見かけたやり方です。

ただし、マルチプレイだと描画距離はおそらくサーバー側設定なのでうまくいきません。

また、設定を変えることでゲームを有利にするというのは、人によってはチートに当たるように感じるかもしれません。 そういうことは気にしない人には湧きつぶしをあまりしなくてすむのでおすすめです。

他に湧きつぶしを楽にする方法として、ネザーの岩盤の上に待機所を作るという方法があります。

こうすると湧き範囲のうち少なくとも上半分は岩盤の上になるので、湧きつぶしする範囲を狭くできます。

このとき、処理槽にはネザーゲートを配置することが多いようです。

ただし、岩盤の上に行くのはバグなのか仕様なのかが微妙なところなので、こちらもバグ利用のチート技という気がする人もいるでしょう。 こちらもそういうことを気にしない人向けです。

作ったウィザースケルトントラップについて

最後に実例として私が実際にサバイバルモードで作ったトラップについてご紹介します。

私が作ったのはアイアンゴーレムをおとりにするタイプです。

ウィザースケルトントラップ

このタイプは離れた場所に湧いたウィザースケルトンを追い立てるために犬を配置することが多いのですが、面倒だったのでおいていません。 犬をおいた方が効率は上がるかもしれません。 しかし、いなくてもウィザースケルトンはある程度ランダムで動くのでそのうちアイアンゴーレムを見つけます。 そのため、トラップが動かなくなるわけではありません。

ウィザーローズはこちらの方法で十分に確保していました。 また、ウィザースケルトンの狩り場は他にも整備してあるので、こちらをつぶしても惜しくはありませんでした。

トラップを作ってみると、完璧に湧きつぶししたつもりだったのですが、実際には見逃した場所があるようであまりウィザースケルトンが湧きませんでした。

そこで、描画距離を短くするウラ技を使ってみました。

すると大量のウィザースケルトンが湧き、1時間半で100個以上の頭が手に入りました。

ウィザースケルトン

もし湧きつぶしが完璧であればウラ技なしでもトラップが稼働することは間違いなさそうなので、今後は周辺の湧きつぶしのもれを探し、それを湧きつぶすと効率がどの程度上がるか試してみようかと思っています。

最後に

個人的には、ウィザースケルトントラップはさほどゲームの進行に必要なトラップではないと思います。

それを作るよりもまずは普通に頭狩りができる狩り場を整備した方が良いと思います。

マインクラフトは戦闘要素がそれほど多いゲームではないので、ちゃんと整備した狩り場なら3つ集めるのに30分程度かかるウィザースケルトンの頭狩りはほどよいボリュームの気分転換になります。

それに飽きたり、マルチプレイなどで拠点が広くてどうしてもたくさんビーコンが欲しかったり、トラップを作ること自体が好きな人はウィザースケルトントラップを作れば良いと思います。

その時には、こちらのページの情報が参考になれば幸いです。

ウィザースケルトン

トラップで集めたウィザースケルトンの頭。

関連項目

「トラップ」に関する記事

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「ウィザー」に関する記事

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「ネザー」に関する記事

全30件のうち、この記事を除く10件を表示しています。ネザーに関する記事の一覧を見る。

「ウィザースケルトン」に関する記事

全4件のうち、この記事を除く3件を表示しています。ウィザースケルトンに関する記事の一覧を見る。

公開日：2020-11-10