概要
今回は、Java版の要塞の生成パターンと見つけ方を解説し、実際に探して鍛冶型を集め、海底神殿でも鍛冶型を手に入れます。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート138の解説・補足用記事です。
動画
解説
今回は、Java版の要塞の生成パターンと見つけ方を解説し、実際に探して鍛冶型を集め、海底神殿でも鍛冶型を手に入れます。
要塞の生成パターン
今回のアップデートでは、要塞のチェストの中に鍛冶型が入っているようになりました。 特に図書館のチェストには100%の確率で入っているため、動画ではまず要塞の図書館を目指しています。
Java版の要塞(エンドポータルのある場所)には、生成される場所にパターンがあります。 (統合版は違う仕様だったと思います。)
攻略Wikiによると、座標x=0、z=0の点から
- 1,280~2,816の距離に3個
- 4,352~5,888の距離に6個
- 7,424~8,960の距離に10個
といった感じで、合計128個生成されます。
また、中心から同じぐらいの距離にある要塞は均等な角度で生成されるので、ほぼ正多角形になるはずです。 つまり、一番近い要塞3つは正3角形、次の6つは正6角形、次の10個は正10角形…といったようになります。 (ただし、中心からの距離にランダム性があるので、ぴったり正多角形になるわけではありません。少し歪みます)
よって、一つ目の要塞が分かっているなら、それを頂点の一つとし、中心が座標x=0、z=0になる正三角形を描くと、残りの二つの頂点に要塞があるわけです。 通常、初期スポーン地点は座標x=0、z=0の近くになるため、中心は初期スポーン地点と思っても良いでしょう。
もちろん、今までに見つけた要塞から十分に離れた場所でエンダーアイを投げても、新しい要塞は見つけられます。 しかし、はじめから要塞の場所が大まかに分かっているなら、そこで投げれば良いので早く見つけられて便利です。 また、複数の候補から後で使いやすい場所を選ぶ、といった事もできます。
リスポーン設定してからベッドを壊し、エンドの帰還ポータルに入れば初期スポーン地点に戻ります。 一方通行ですが、手軽なワープポイントとして使えることがあるので、狙った場所に要塞を見つけられるならそれに越したことはないでしょう。
このワールドの要塞の位置。初期スポーン地点を中心とした正三角形にほぼなっている。(少しは歪む)
要塞攻略の注意点
要塞の攻略は特に難しくはないと思います。 特殊な敵はシルバーフィッシュぐらいで、松明がところどころにあるおかげで敵の数は少なめだからです。
しかし、洞窟や廃坑が近くにあると、要塞の生成が邪魔されて廊下などが途切れてしまう事があります。 動画でも廊下が途切れていて、図書室にたどり着くのに時間がかかってしまいました。 図書館のチェストには必ず鍛冶型が入っています。
なかなか目当ての場所にたどり着けないときは、要塞がうまく生成されず分断されているのかもしれません。 怪しい穴があるなら入ってみたり、壁や床を壊してみたりすると続きが見つかることがあるので試してみると良いでしょう。
どうしても見つからないなら、Java版では128個も要塞が生成されるのですから、他の要塞を探すのも手です。
アイテムの生成タイミング
マインクラフトでは、システムがマップに配置するチェストに入っているアイテムは、プレイヤーが開いたときに生成されます。 このことは、宝の地図が入ったチェストを開けるとラグが生じることから、薄々気付いている人も多いでしょう。 あれは開けるときに場所を検索して地図を生成しているからです。
また、スペクテーターモードでチェストを開けようとすると「まだ生成されていません」といったメッセージが出ます。 このことからも、チャンク生成時に中身が生成されていないと予想できますね。
よって、以前に探索済みの場所でも開いていないチェストがあれば、鍛冶型などが見つかるでしょう。
さらに、Mobのドロップ品も倒したときに決まるようです。
以前、ドラウンドのドロップが金インゴットから銅インゴットに変わったときがあります。 ドラウンドのうち、海底遺跡で湧く分はチャンク生成時にスポーンしてデスポーンしません。 もしチャンク生成時にドロップが決まるなら、しばらくの間はドラウンドが金と銅、両方をドロップしてもおかしくなかったはずです。 しかし、そんな記憶はありませんし、動画などでも見たことがありません。
そのため、おそらく倒したときに決まるだろうと予想していました。 しかし、あの時たまたまドラウンドを倒さなかった可能性もあるので、確信はありませんでした。 今回、鍛冶型がドロップしたので実際に倒したときに決まるのがほぼ確定しましたね。 全てのMobがそうなのかまでは分かりませんが、変える意味もなさそうなのできっとそうでしょう。 倒し方によってドロップ品も変わる(プレイヤーが倒したかどうかやドロップ増加が付いているかどうか)ので、先にドロップ品を決めるとプログラムが面倒になるでしょうし。
よって、鍛冶型のうち考古遺跡の怪しげな砂利で見つかる分以外は、どのバージョンで生成済みの領域かを気にせずに集められるはずです。
海底神殿の鍛冶型
海底神殿のボスであるエルダーガーディアンは、20%の確率で潮流風の鍛冶型をドロップするようになりました。 攻略Wikiによるとドロップ増加の影響は受けないそうです。 一つの海底神殿に3体のエルダーガーディアンがいるため、海底神殿を平均二カ所攻略すればドロップすることになります。
海底神殿の攻略は慣れれば簡単です。 上で書いたように、今のバージョンで生成されたかどうかも気にしなくて良いようです。 そのため、鍛冶型の中でも簡単に集められるものの一つでしょう。
今まで海底神殿はたくさん攻略してもメリットはあまりありませんでした。 近場で未攻略の神殿が残っている人も多いと思うので、この機会に攻略すると良いんじゃないでしょうか。
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公開日:2023-06-22