目次
概要
Ver.1.21.4で追加された新しい花「ヒトミソウ」を量産し、花畑を整備しました。 また、開花の仕組みなどのヒトミソウ独自の性質についても紹介。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート179の解説・補足用記事です。
注意:基本的にJava版マインクラフトでのプレイ内容の紹介です。 統合版とは仕様が異なる場合があります。
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動画
解説
今回の動画では、Ver.1.21.4で追加された新しい花「ヒトミソウ」を量産し、花畑を整備しました。 ヒトミソウはペールガーデンにのみ生成される花で、昼夜で外見が変化します。
この記事ではヒトミソウの性質と開閉の仕組み、量産のために制作した花収穫装置、そして花畑整備の様子について紹介します。
ヒトミソウの特徴
ヒトミソウはペールガーデン・バイオームに生成される高さ1ブロックの花で、昼は閉じ、夜になると花が開く性質があります。通常の花と同様、土系ブロックに植えられ、植木鉢に入れることも可能です。
見た目だけではなく開いた花と閉じた花では、クラフト素材としての性質が異なります。
開いた花から作れるアイテム
- 染料:オレンジ
- 怪しげなシチュー:盲目の効果(8秒)
閉じた花から作れるアイテム
- 染料:灰色
- 怪しげなシチュー:吐き気の効果
盲目と吐き気はどちらも実用性の高い効果ではなく、染料も他の素材から作れるため、ヒトミソウは主に装飾用途で利用することになるでしょう。

2種類のヒトミソウ
ヒトミソウの開閉の仕組み
ヒトミソウは、単に昼夜でそれぞれが独立して開閉しているわけではありません。 花同士が通信を行って開花します。
- ランダムに選ばれた個体が時刻をチェックする
- 夜だと判断すると開く
- 周囲のヒトミソウに「夜である」と通知する
- 連鎖的に周囲の花が開く
朝も同じようにして閉じます。
この仕組みのため、地植えされたヒトミソウは、大量に植えると群生全体がほぼ同時に開きます。
一方で、植木鉢に植えたヒトミソウは通信を行いません。 そのため、夜になって全ての鉢植えが開くまでには時間がかかります。朝の閉じる動作も同様に遅くなります。 開閉を楽しむ花なのになかなか開閉しなくなってしまうのですから、鉢植えはあまり適していないでしょう。
また、ネザーやエンドのように昼夜が存在しないディメンションでは、ヒトミソウは開閉しません。
ヒトミソウの量産
動画ではヒトミソウを量産するために、次のような作業を行っています。
ペールガーデンへの移動路の整備
Java版ではヒトミソウはペールガーデンでしか生成されません。 そのため、装置はペールガーデンに作る必要があります。 もしペールガーデンまで行くのに手間がかかると、せっかく装置を作ってもあまり使わなくなってしまうでしょう。
そのため、まずはネザー経由でペールガーデンに行くルートを整備しました。 一部に橋を架けるだけで道が繋がったので、それほど手間はかかりませんでした。 これで今後の移動が楽になります。
ペールガーデンでの整地と湧きつぶし
装置を設置する場所を確保するため、まずは整地と湧きつぶしをしました。 ペールガーデンは木の影が多く、ダークオークの森と同じく昼間でも敵Mobが燃えずに残りやすい場所です。 そのため、周囲を柵で囲い、内部の湧きつぶしを行っておきました。
また、ペールガーデンでは動物がスポーンせず、地面は色あせた苔ブロックで覆われているため、畜産や農業にも向いていません。 最初の拠点には向いていないバイオームです。

整地したペールガーデン
花収穫装置の仕組み
今回使用した花の収穫装置は、レッドストーントーチの信号を不透過ブロック越しに利用し、ブロックの移動を検知して草ブロックを左右に押し返す構造になっています。

ヒトミソウ自動収穫機
この装置は比較的簡単に作れますが、負荷は高めで、広い範囲を一度にカバーするのは難しい構造です。 花の森バイオームで大規模に利用する場合は、水流を利用した方式の方がよいこともあります。
なお、回収装置を作りたくなるかもしれませんが、ホッパーがすぐ詰まるため、実用性はあまりありません。 手動で回収した方が早いです。
ヒトミソウを植える
ヒトミソウを量産したので、実際に拠点で植えています。
ヒトミソウを花畑へ植える
十分な量が揃ったところで、ヒトミソウを花畑に植えていきます。 すでに作っていた花畑ではライラックの数が多かったため、これを一部ヒトミソウに置き換えました。 アップデートによって花の種類は増えていくため、花畑を作っておくと新しい花を飾れて便利です。
夜になると、地植えされたヒトミソウが連鎖的に開く様子が確認できました。 開く瞬間も特徴的ですが、昼と夜で景色が大きく変化する点も魅力です。
ミツバチとヒトミソウ
作業中、ミツバチがヒトミソウに触れてダメージを受けてしまいました。 開いたヒトミソウに触れると、ミツバチは1.25秒だけ毒状態になります。
ミツバチは昼活動し、ヒトミソウは夜開きます。 そのため、被害は発生しないだろうと思っていたのですが、夕方の一瞬だけ接触するタイミングがあるようです。
毒では死にませんが、ダメージを受けると見た目がかわいそうですし、体力が減ってちょっとしたことでミツバチが死にやすくなります。 ミツバチがいる場所ではヒトミソウの使用は控えた方がよいでしょう。
このため、花畑ではヒトミソウを撤去し、元のライラックを植え戻しました。 ヒトミソウは別の場所に植えます。

養蜂箱とヒトミソウ。あまりよくない組み合わせ。
新しい道に植える
花畑の近くには、襲撃者トラップの横を経由し、鍾乳洞に繋がる道があります。 裏作業で延長していたため、今回はこの道沿いにもヒトミソウを植えました。
夜になるといっせいに開花し、道沿いの景観が大きく変化します。 次のバージョンではホタルが追加されるので、いままでより夜の景色を楽しむ建築が作りやすくなりますね。

夜になっていっせいに開いたヒトミソウ。
まとめ
ヒトミソウは、昼夜で見た目が変化し、群生すると連鎖的に開く特徴を持った花です。 開閉の仕組みを理解していれば、夜景に映える花畑を作れます。
ただし、ある程度たくさん生産しておかなければ、連鎖して開くのがわかりにくいため見栄えがよくなりません。 量産のための花収穫装置は比較的簡単に作れ、ペールガーデンに作成しておけば効率よく生産できるでしょう。
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