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【Java版マイクラ】カメの卵式ゾンビピグリントラップの作り方

Java版マイクラでカメの卵式ゾンビピグリントラップを作る方法を解説します。


概要

カメの卵を利用したゾンビピグリントラップを作る方法を解説します。

とても効率の良いトラップで、規模にもよりますが、10分で金インゴット2スタックぐらい手に入り作っておけば金には困らなくなります。

サバイバルでそんな効率が必要かというと、そうでもない気がしますが、やりたい人もいると思うので紹介しています。

考え方

このトラップの考え方はシンプルで、他のモンスターの湧かないネザーの岩盤の上に湧き層を作ってゾンビピグリンをカメの卵でおびき寄せ、トラップドアのついた落とし穴に落して落下ダメージで処分するという物です。

岩盤の上128ブロック、つまりY=255のブロックを設置できる限界高度ぐらいに待機所を作ります。

こうすれば湧き範囲内にゾンビピグリンが湧けるのはトラップの湧き層だけになり、湧きが集中します。

トラップの概要図

トラップの概要図。 サイズなどは実際とは異なります。

岩盤の上でなくても作れる

このトラップは通常は岩盤の上に作ります。 そういった動画を見たことのある人も多いと思います。

しかし実はこのトラップは岩盤の上でなくても作れます。

大きな溶岩湖の中心に作って、ビデオ設定の描画距離を2~4チャンクぐらいにすると、次々にゾンビピグリンが落ちてきます。

溶岩湖のトラップ

実際に溶岩湖の中心に作ったトラップ。

溶岩湖のトラップの下

描画距離を短くすると雨のようにゾンビピグリンが降ってくる。

岩盤の上に行きたくないけれども、設定の描画距離を変えるぐらいなら別に良い、というような人はこちらの方法でもそれなりに効率の良いトラップが作れます。

ただし、描画距離はおそらくサーバー側設定なので、マルチプレイだとクライアント側からは変えられないかもしれません。 人によっては攻略のために設定を変えるのは嫌だということもあるかも知れません。

その場合は岩盤の上に作るか、周囲を湧きつぶしするかになります。 湧きつぶしはよほど立地が良くないと大変な作業量になってしまい、おそらく割に合わないと思います。

作り方

では、作り方を解説します。 岩盤の上に作るのを想定していますが、溶岩湖の中心に作る場合も待機場所などが違う以外はほとんど同じです。

注意事項として、湧き層1層につき616個のマグマブロックとカメの卵が1つ必要です。 特にマグマブロックが多いので、作る前に必要な分を集めておいてください。

設置するバイオームはネザーの荒地

設置するバイオームはネザーの荒地がおすすめです。 ゾンビピグリンは真紅の森にも湧くのですが、湧く確率が低いので効率が非常に落ちます。 実際に作ってみて比較してみると、ネザーの荒地に比べると同じ時間で半分以下の量しかアイテムが取得できませんでした。

岩盤の上に行き、ネザーの荒地を探す

まずこちらでご紹介しているような方法でネザーの岩盤の上に行き、デバッグ表示でネザーの荒地バイオームを探します。 ネザーの荒地はありふれたバイオームなのですぐに見つかると思います。

ネザーの荒地

装置は25x25の範囲内で作るので、その範囲内が全てネザーの荒地に含まれる場所を見つけてそこにトラップを設置していきます。

処理槽を作る

まず処理槽を作ります。 処理層の高さはいくらでもかまわないのですが、あまり岩盤に近いとチェストを増設しにくいので、長時間放置する場合は少し高めの方が良いです。

アイテム回収用のホッパーとチェストを設置します。 ホッパーの設置の仕方が分からない場合はこちらをどうぞ。

ホッパーとチェスト

ちなみに装置の規模にもよりますが、ラージチェスト1つ埋まるのにかかる時間はだいたい20分ぐらいです。 少し多めにチェストは用意した方が良いでしょう。

チェスト増設

必要ならこのような感じでチェストを増設してください。 処理槽を高めにしておかないと増設しにくいです。

ホッパーが同じホッパーに集中して繋がることのないようにしてください。 でないと大量のアイテムのせいでホッパーが詰まってしまいます。

ここでは例として以下のようにホッパーに繋がるホッパーの数が多くなりすぎないようにしています。

ホッパーの方向

矢印がホッパーの接続している向きです。

ホッパーとチェストが設置できたら、落ちてきたゾンビピグリンがはみ出さないように、何かのブロックで処理槽を23ブロック以上の高さまで囲んでください。

処理槽を囲む

湧き層を作る

Ver.1.16のアップデートにより、ネザーの荒地にはピグリンが湧くようになりました。 ピグリンの湧きを抑制するため、湧き層にはマグマブロックを使います。

まず中心にブロックを設置してその上にカメの卵を置きます。

カメの卵

アンデットがカメの卵に気付くのはマンハッタン距離で23ブロックです。 マンハッタン距離の通りに作ると湧き層の形が少し複雑になって作りにくくなります。 (2023/4/19追記:英語版攻略Wikiが更新され、マンハッタン距離ではなく、実は47ブロックの正方形まで反応するのが正しかったようです。 湧き槽はもっと大きくしても良いかもしれません。)

以下のように25x25の正方形を作ってそれを湧き層にします。

湧き層のマグマブロック

中心には3x3ブロックのスペースを空けておきます。

マグマブロックの中の卵

カメの卵とその上2ブロックはトラップドアで囲みます。

トラップドアで囲む1

まず、カメの卵の上に仮置き用ブロックを置きます。

トラップドアで囲む2

トラップドアを設置します。

トラップドアで囲む3

トラップドアをあけて中のブロックを取り除きます。

トラップドアで囲む4

トラップドアを閉じます。

あとはこのような層を何層か作ります。

ゾンビピグリンはカメの卵の上でジャンプするので、その上には2ブロックのスペースが必要です。 仮置き用ブロックを取り除き忘れるとゾンビピグリンが集まってこなくなるので気をつけてください。

また、湧き層と次の湧き層の間隔は3ブロック必要です。

何層にするかは特に決まりはありません。 多くした方が効率は上がりますが、多くすればするほどだんだんと上がりにくくなります。 製作の手間や使う資源と効果を考えると、5層ぐらいがおすすめです。

また、マグマブロックの上で作業をするので、そのダメージを無効化する「氷渡り」のエンチャントのついたブーツを装備することをおすすめします。

氷渡りがなければ耐火ポーションを使っても良いでしょう。

ガスト対策に天井を作る

何層か湧き層を作ったら一番上の層の上にガストよけの天井を作ります。

ネザーの荒地にはガストが湧きます。 湧き確率は低く効率にはさほど影響しませんが、その攻撃が思わぬ事故の原因になりかねないので湧きつぶししておきます。

ガストが湧くには水平方向に4x4、高さ5のスペースが必要なので、一番上の層以外は天井が低くて湧きません。

しかし、一番上の層にはガスト対策としてはこのスペースがなくなるように天井をつける必要があります。

いろいろなやり方が考えられますが、作りやすく資源も節約する方法として、3ブロック上に3ブロック間隔でガラスや下付きのハーフブロックの天井をつけるのをおすすめします。

ガストよけの天井

ネザーの荒地にはガスト以外にマグマキューブも湧きますが、湧き確率が低めでプレイヤーから遠いと勝手にデスポーンするので効率にさほど影響はないと思います。

待機所を作る

岩盤の下にモンスターが湧かないように、待機所は装置の中心の真上、Y=255付近に作ります。

万が一、どこかでガストが湧いたときのために待機所はしっかりと囲んでおいた方が良いでしょう。

待機所

溶岩湖にトラップを作る場合は一番下の処理槽の横あたりに待機所を作ると良いでしょう。

効率

使う時は待機所で待つだけです。

実際に3層、5層、7層の装置を作ってみて、10分間待機所で待った結果は以下の通りです。

層の数 得られた金塊の数 金インゴット換算
3 731 81
5 1217 135
7 1413 157

2層ずつ増やしたのですが、3層から5層の時のアイテムの増え方より5層から7層にしたときの方がずいぶん小さく、半分程度になっています。

層を増やせば増やすほど効率は良くなりますが、多すぎてもさほど変わらなくなっていくため、層の数は5層前後が良いのではないかと思います。

まとめ

Ver.1.16のネザーアップデートにより、ピグリンとの取引などで使うため、金の価値が今までよりも上がりました。

ここでご紹介したゾンビピグリントラップは非常に効率が良く、作ると金に困らなくなります。

金がたくさん欲しい人は作ってみてはいかがでしょうか。

トラップ全景

参考資料

この記事はこちらの海外の動画を参考にしています。 動画で見たい人はこちらもどうぞ。

ただしより作りやすいようにこの記事では細かな部分をかなり変更しています。

関連項目

トラップ」に関する記事

全23件のうち、この記事を除く10件を表示しています。トラップに関する記事の一覧を見る。

ネザー」に関する記事

全30件のうち、この記事を除く10件を表示しています。ネザーに関する記事の一覧を見る。

ゾンビピグリン」に関する記事

全2件のうち、この記事を除く1件を表示しています。ゾンビピグリンに関する記事の一覧を見る。

公開日:2020-10-28