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【奇を衒わないマインクラフト】#150 実際に使える図書館を作る

実際に本を収蔵できる図書館を作ります


概要

今回は、実際にエンチャント本などを収蔵できる図書館を作ります。

YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート150の解説・補足用記事です。

動画


解説

今回は、実際にエンチャント本などを収蔵できる図書館を作ります。

以前のバージョンの図書館

図書館はマインクラフトの定番建築の一つです。

しかし、今までのバージョンでは、図書館は個人的に優先度の低い建築でした。 その理由は以下の通りです。

ではそれぞれ説明していきましょう。

まず、外面的に図書館らしい建築様式はないようなので、図書館かどうか外装からは分からないからです。 本が日焼けしないように窓から中があまり見えないデザインにする事が多く、室内の本棚を見せるのも一般的ではなさそうです。 (最近はUVカットのガラスなのか、たまに中が見える図書館もあります。) 本や本棚のようなデザインにして本に関連した施設だと分かるようにできますが、拠点の中で図書館だけその路線にしても不自然でしょう。

ちなみに、穴を掘って壁を本で埋めて図書館にしている動画を見かけます。 あれはおそらく外装を作っても図書館と分からないので、建物を建てる意味を感じないためだと推測しています。 また、見た目のインパクトがあるように壁面の全てに本を並べると窓が見えなくなり、どうせ見えないなら地下でも良いのでは、という考え方かもしれません。

話を戻します。 すると、拠点の装飾として図書館を選ぶ意味があまりありません。 また、灯台や温室のような、一目で分かる特徴がある建物の方が装飾としては作りやすいため、図書館の優先度は低くなってしまいます。

図書館は本棚が並ぶ内装に特徴があります。 しかし、サバイバルモードで図書館の中によく入りそうかというと、おそらくそんなことはなかったというのも理由です。

今までのバージョンでは、本棚にはエンチャント台の効果を強化するしか実用的な用途がありません。 そのためだけに図書館を作る気にはなかなかなれませんし、図書館を作るような段階だと、おそらく他の場所にエンチャント台は設置済みでしょう。

よって、今までは図書館の中に入る特別な理由がなかったわけです。 いくら内装を作り込んでも中に入る機会が少ないのでは、手間をかける気にはなれません。

その上、サバイバルモードでは本棚の製作コストがまあまあ高めです。 例えば幅4ブロック、高さ4ブロックの本棚を4つ作ると本棚ブロックが1スタック必要です。 その本棚を作るには、もしクラフトするなら本が3スタック、つまり革が3スタックと紙が9スタックも必要になります。 あるいは司書の村人から買うとエメラルド9スタック必要です。 図書館を作るならもっと本棚が必要ですから、集めるのが無理というほどではありませんが、少し大変です。

といった理由から、私は今までエンチャント台を置いてある部屋の近くに小さな図書室を作るぐらいで、図書館は作ったことがありませんでした。

図書館の外見

図書館の外見。図書館らしい特徴はない。

アップデート後の図書館

しかし、今回のアップデート(Ver.1.20)で「模様入りの本棚」が登場したため、状況が大きく変わりました。

模様入りの本棚には実際に本が並べられます。 つまり、本を格納できる見栄えの良いストレージとして使えるわけです。 この機能は特にエンチャント本の整理で使えます。

今までエンチャント本を整理する方法は、チェストなどに入れるしかありませんでした。 書庫を作ったところで、実質、他のアイテムの倉庫と同じになってしまいます。 もっと書庫らしい施設にならないのかと、以前から不満を感じていました。

しかし、今回のアップデートからは模様入りの本棚に本が並べられます。 見栄え良くエンチャント本が整理できるようになりました。

40種類ぐらいあるエンチャント本を整理しようとすると、小さな図書室では場所が足りません。 よって、図書館を別に作る必要があります。

このように、今のバージョンでは図書館が実際に役に立つ設備に変わりました。

図書館はエンチャント本をあまり持っていない序盤に作る必要はありません。 ゲームが進行して所持するエンチャント本が増え、建築資材にも余裕が出てきたら、作ると良いんじゃないでしょうか。

図書館の内装

図書館の内装

図書館を作るときの注意点

今回、実際に図書館を作って分かった、気をつけた方が良さそうな点は以下の通りです。

エンチャントの種類は40種類ぐらいあります。 (動画で30種類と言っているのは、全40種類のうち呪いやあまり使わないエンチャントは本棚に並べるほど持っていなかったため、実際に図書館に入れたのは30種類ぐらいだったからです。) さらに、アップデートで増えるかも知れません。 また、模様入りの本棚一つには6冊しか本が入りません。 そのため、図書館は少し大きめにしないと本が入りきらない可能性があります。 持っている本の数と本棚の使い方をあらかじめ把握して、どれくらいの規模が必要か設計段階で確かめておきましょう。

ちなみに動画の図書館では、当初はホッパーを本棚につなげて本が自動で並ぶようにするつもりでした。 しかし、ホッパーを設置するスペースを用意すると規模が倍ぐらいになってしまうので諦めました。

次に、本棚に置いた本は何の本かわからないため、看板や額縁で案内を表示することが多いと思います。 そのスペースを設計時に用意しておきましょう。 例えば通路の幅が1ブロックしかないと、対面に看板が設置できません。

最後に、複数エンチャントが付いた本や、本棚に入りきらない本を入れるストレージがあると便利です。 タルやチェストを置くスペースを用意しておくと良いでしょう。

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関連項目

建築」に関する記事

全42件のうち、この記事を除く5件を表示しています。建築に関する記事の一覧を見る。

アップデート」に関する記事

全27件のうち、この記事を除く10件を表示しています。アップデートに関する記事の一覧を見る。



公開日:2023-08-26