目次
概要
Java版マインクラフトで自動かまどを上手に使う方法を解説します。
自動かまどとは
マインクラフトのかまどは上にホッパーをつけると精錬される物を、横にホッパーをつけると燃料を供給できます。 そして下にホッパーをつけると精錬が終わった物を取り出せます。
この機能を使った装置のことを「自動かまど」と呼んでいます。
大量に精錬する物があるときに、いちいちかまどに手でアイテムを入れたり、取り出したりしていては大変です。 それを自動化できるので非常に便利な装置です。
また、例えば溶岩バケツは100個のアイテムが精錬できますが、かまどには64個しかアイテムが入りません。 こういった場合にも自動かまどならアイテムが自動で入るので無駄が出にくくなります。
さらに、後で解説しますが、自動かまどはレバーを取り付けることで経験値が取り出せるようになります。 このとき、経験値は精錬したアイテムの分が蓄積されていくので、一種の経験値バンクとして使えます。
このように自動かまどは非常に便利な装置で、個人的にはホッパーが作れるようになったら一番最初に設置した方が良い装置だと思います。
そこでこちらでは私がサバイバルモードで普段やっている自動かまどの使い方についてご紹介します。
注意事項としてJava版について書いています。 おそらく統合版でも使えるのではないかと思いますが確認はしていません。 また、かまど経験値バグについては紹介しません。
自動かまどの作り方
自動かまどの作り方はとても簡単です。 かまどには上、横、下にホッパーがつけられるので、それにさらにチェストを設置するだけです。 ホッパーの設置の仕方が分からない場合はこちらをどうぞ。
仕組みは同じですが、レイアウトの仕方はいろいろバリエーションがあります。 以下に代表的なレイアウトをご紹介します。
ちなみに、通常のプレイでかまどが1つですむ場合はほぼないと思うので、以下ではかまどを2つ使うタイプについて解説しています。 また、後で解説しますが、このタイプでもかまどを1つだけ稼働させることは可能なので、かまど1つだけ使う自動かまどを作る利点はほぼありません。
薄型タイプ
このタイプは横幅が大きめな代わりに奥行きが1ブロックしかないので、奥行きのない拠点でも設置しやすいです。 また燃料を供給するチェストが別れているので、いろいろな種類の燃料を使う人には右と左のかまどの燃料を変えられるので便利です。
燃料共通タイプ
このタイプは横幅が少ない代わりに奥行き2ブロック必要です。 燃料を供給するチェストが2つのかまどで共通なので、同じ燃料を大量に使う人には便利です。
背が低いタイプ
このタイプは自動かまどの高さを他の物より1ブロック低くできます。 天井が低い拠点に向いています。
自動かまどはこれ以上高さを小さくすることはできないので、拠点を作る時には天井は高めにすることをおすすめします。
かまどの上下と横一カ所にホッパーが繋がっていればいいので、このように自動かまどはいろいろなレイアウトが可能です。
自動かまどにレバーを取り付ける
通常のかまどは精錬が終わったアイテムを取り出すと経験値が取り出せます。
自動かまども同じようにすれば経験値が取り出せるのですが、そのためには一時的に精錬したアイテムがホッパーに吸い出されないようにする必要があります。
そこで、自動かまどにはレバーをつけるのがおすすめです。
ホッパーはとなりのブロックにレッドストーン信号を送ると止まります。 自動かまどでホッパーのとなりのブロックといえば、もちろんかまどなのでかまどにレバーをつければ良いということになります。
シフトを押しながら右クリックすれば、かまどに直接レバーをつけられます。
こうするとレバーをオンにすれば(下げれば)ホッパーが全て止まります。 その状態では精錬されたアイテムが出て行かずかまどから直接取り出せるので、経験値を取得できるようになります。
精錬中にレバーをオンにすると、このように精錬されたアイテムが出て行かなくなります。
ちなみに、自動かまどをインターネット検索すると、なぜか以下のような位置にレバーをつけているものばかり出てきます。
しかし、この方法は余分にレバーをつけるスペースが必要な上に、他の装置とも干渉する可能性があるのであまりおすすめしません。 また、以下でご紹介するような便利な使い方もできません。
レバーの使い方
自動かまどにレバーをつける一番の理由は経験値を取り出すためです。 自動かまどが稼働しているとき、レバーをオンにすると、精錬したアイテムがホッパーに落ちなくなります。 その精錬したアイテムを取り出すと今までにたまった経験値が取り出せます。
しかし、他にも自動かまどにレバーをつけるといろいろな便利な使い方ができるようになります。
サバイバルモードで実際に精錬していると、燃料を節約するために精錬するアイテムがいくつかたまってからかまどに入れたい、という事がよく起こります。
例えばたまたま入った洞窟で鉄の原石を1スタック64個ぐらい手に入れたとします。 それを精錬するのに100個アイテムが焼ける溶岩バケツを使うのはどう考えても無駄でしょう。
すると、ある程度アイテムがたまってから精錬を始めたい、と思うはずです。
その時にはかまどのレバーを2つともオンにしてから上のチェストにアイテムを入れると良いでしょう。 こうするとホッパーが止まっているので精錬は始まりません。
そのままアイテムがたまっていって、100個になったらレバーを1つオフにすれば、1つのかまどだけ動くようになります。
もし両方ともかまどを動かしてしまうと、アイテムが50個ずつに別れてしまうので燃料が無駄になってしまいます。 しかし、このように一方だけ動かせば燃料を無駄にする事はありません。
もし精錬するアイテムが多いなら、両方のレバーをオフにして精錬のスピードを2倍にできます。
このように、かまどに直接レバーをつけると自動かまどはいろいろな使い方ができるようになります。
一方、かまどに直接つけずにホッパーの横のブロックにつける方法だと、こういった使い方はできません。
経験値を取得するタイミング
自動かまどから経験値を取得するのは、エンチャントを何度もしたり死んだりしてレベルが下がったときにすると良いでしょう。
自動かまどは経験値がためられるのが利点なので、たまる前に取り出していては利点が生かせません。 また、精錬の経験値は少ないので、まめに取り出してもほとんど出てきません。
マインクラフトの経験値はレベルが上がれば上がるほど上がりにくくなっていきます。 例えば、レベル30から31に上げるのと、レベル40から41に上げるのでは倍近く必要な経験値が違います。
そのため、経験値がためられるのであれば、なるべくレベルが下がったときにそれを取り出すのが効率が良いです。
他には道具の耐久が大幅に減ったときに修繕するのにも便利です。
普段から自動かまどで精錬しておいた方が良いアイテム
精錬には時間がかかるので、よく使うアイテムはなるべく普段から精錬しておいて備蓄しておくのをおすすめします。 また、なるべく沢山のアイテムを精錬した方が経験値を多く取得できます。 そこで、以下では普段から精錬しておいた方がよいアイテムをご紹介します。
これらのアイテムはよく使うのである程度備蓄しておいた方が良いでしょう。 マインクラフトのチェストは製作コストが低く、多めにアイテムを備蓄するのは簡単です。 私の場合はどれも最低ラージチェスト2つぐらいは備蓄しています。
また、かまどはプレイヤーの近くでなければ稼働しないので、長時間いる場所の近くに作ると良いでしょう。
ガラス
ガラスは砂を精錬すれば得られます。 司書からも買えますが、一度に買える量があまり多くないので、砂からも作らないと足りなくなることが多いです。 よく建築で大量に使うので、多めに備蓄しておいた方が良いでしょう。
石
石は石レンガなどとして建築で大量に使います。 シルクタッチのツルハシを使っていれば普段の整地などでいくらでも手に入りますが、使っていない人は丸石ばかり手に入ると思います。 その場合はなるべく普段から丸石を焼いて石を備蓄しておいた方が良いでしょう。 石はあまっても石工に売れるので多めに持っていても無駄になることはありません。
滑らかな石
滑らかな石は石を焼けばできるアイテムで、クセのない使いやすいデザインなので建築でよく使われます。
また、フチがはっきりしていて数えやすく、どこにどれだけ置いたかが重要になるトラップや装置の製作には便利なブロックです。 色が白っぽく暗いネザーでも見やすいのでネザーの湧きつぶしでもよく使われます。 他のブロックとは異なり、ハーフブロックを重ねると真ん中に線が入ったデザインとなるため、建築の装飾としてもよく使われます。
このように滑らかな石は非常によく使うブロックなのでかなり多めに備蓄しておいた方が良いでしょう。
ネザーレンガ
ネザーレンガはネザーラックを精錬すればできるアイテムです。 それをクラフトすればネザーレンガのブロックやハーフブロック、フェンス、塀、階段などが作れます。
これらのアイテムは燃えず、ある程度の耐爆性能がありガストの攻撃に耐えるのでネザーの建築で非常に便利な建材です。 特にフェンスについては、敵の攻撃を防ぎつつ向こうが見えて耐爆、耐火性能がある量産可能な建材は、おそらくこれだけではないかと思います。 (ハーフブロックを隙間をあけて設置しても同じような性能が実現できなくはないですが、矢が通り抜けたりホグリンの攻撃が届いたりするので完璧ではありません。)
例えば、ネザー側のネザーゲートを囲うのに使うと外の様子を見えるようにしながらガストの攻撃も防げます。 他のフェンスやガラスだと燃えたりガストの攻撃が当たったときに壊れてしまいますが、ネザーレンガのフェンスならその心配はありません。
また、ネザーレンガからはネザーウォートとクラフトすると赤いネザーレンガという建材も作れます。 こちらは明るい色なのでオーバーワールドでの建築でも使いやすいブロックです。
このように、ネザーレンガは建築でよく使うのである程度まとまった量を備蓄しておいた方が良いでしょう。
緑の染料
緑の染料はサボテンを焼けばできるアイテムです。 サボテンは自動収穫機が作れる植物なので、量産も可能です。 マインクラフトは緑の地面が多く、それにあわせやすい緑の染料もよく使います。
その他
上で紹介した物よりは利用頻度は低いのですが、時々建築で大量に必要になるブロックとして以下のような物がかまどで作れます。 余裕があればこれらも作り置きしておくと良いでしょう。
- ひび割れた石レンガ
- ひび割れた深層岩レンガ
- ひび割れた深層岩タイル
- 滑らかな砂岩
- 滑らかな赤い砂岩
- 滑らかなクォーツブロック
- 焼いたコーラスフルーツ
- 彩釉テラコッタ
まとめ
自動かまどは簡単に作れてとても便利な装置です。
かまどで精錬しないと作れない建材も多くあるため、ある程度の規模の建築をする場合には作っておいた方が良い装置です。
また、レバーをうまく取り付けることで経験値を取得したり燃料の無駄を防いだりできます。
こちらのページの情報を参考にして、うまく自動かまどを使いこなしてください。
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公開日:2021-02-20