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【Java版マイクラ】効率の良いサボテン自動収穫機の作り方

効率の良いサボテン自動収穫機の作り方を解説します。


概要

サボテンの自動収穫機は初心者にもおすすめの自動装置です。 ここではなるべく資源を使わずに簡単につくれるサボテンの自動収穫機とその拡張の仕方を紹介します。

サボテン自動収穫機の基本情報

マインクラフトのサボテンは砂漠に行けば簡単に手に入るありふれた植物です。

砂漠のサボテン

Mobが触れるとダメージを受け、アイテムが当たるとなぜかそのアイテムが消えます。 砂の上しか植えられず、成長に水や光は必要としません。

かまどで精錬すると緑の染料になります。 緑の染料は湧きつぶしの時に光源を隠すための緑の色ガラスや緑のカーペットなどを作るのによく使います。 緑の染料と白の染料からクラフトできる黄緑色の染料は、明るい色合いで例えば部屋のカーペットなどに使いやすい色です。

また、効率は悪いですがコンポスターで骨粉にもできます

こういった用途のためにある程度まとまった数のサボテンが収穫できると便利です。

しかし、サボテンは非常に成長が遅く、手動で収穫するとなかなか集まりません。 そこで自動収穫機を作りたくなります。

サボテンにはもう一つ変わった特徴があります。 それはすぐ横にブロックがあると植えられず、成長して横にブロックがあると壊れてアイテム化するということです。

サボテンの性質

これを利用するとレッドストーン回路などを使わずに簡単に自動収穫機が作れます。

回路などを使わないので負荷が低く作るのが簡単で、初心者には水流でのアイテムの運搬やホッパーでのアイテムの回収について学べるので、作っておいて損のないおすすめの自動収穫機です。

国内のサイトでよく見かけるタイプ

国内ではこのように2つの水源を配置して6本のサボテンを育てる物をよく見かけます。

国内でよく見かける装置

サボテンの斜め上には板ガラスが配置されています。

コンパクトにまとまっていて作りやすい装置だと思います。 しかし、ここでご紹介するのはこのタイプではありません。

よりコスパの良いタイプ

サボテンは成長が遅いので、上で紹介したタイプだとおそらく生産量が物足りないと思います。

そこでより大型にして、かつ使用する資源をあまり増やさないようにするには次のようなレイアウトにするのがおすすめです。

より効率の良い装置

より効率の良い装置模式図

装置の下にはホッパーとチェストが配置されています。 ホッパーの設置の仕方が分からない場合はこちらをどうぞ。

装置の下

海外の動画ではこのレイアウトをよく見かけます。

この方法ならホッパーとチェストは同じ数のまま、サボテンを16本、国内でよく見かける上のタイプの2.7倍にできるのでかなり効率が上がります。

フェンスはサボテンの斜め上に設置されています。 国内の自動収穫機はなぜか板ガラスを使うことが多いですが、海外ではたいていフェンスを使っています。 フェンスの方が見やすく壊すときもシルクタッチが必要なく初心者でも作りやすいと思うので、ここでもフェンスを採用しています。

フェンスや板ガラスは横にブロックがあることでサボテンがアイテム化するように設置しています。 これらのブロックが使われるのは底面積が小さいのでアイテム化したサボテンが上に乗りにくく効率に影響しにくいためです。

水の流れる長さに限界があることから、段差などを使わずに水流で一カ所にサボテンを集めるならこれが最大サイズになります。

段差を使えばこれ以上に装置の面積を大きくしてサボテンを多く植えられますが、拡張するなら次に説明するように上に重ねた方が作りやすいです。

拡張の仕方

この装置を拡張して効率を上げるなら、上にサボテンを配置していくのがおすすめです。 そうすれば場所をとらず、上でアイテム化したサボテンを下に落とすだけで回収できるので、使う資源も少なくてすみます。

上に重ねる方法はいろいろなものがあります。 そのうちよく見かける3つについて紹介します。

支えるブロックと砂とサボテンだけ重ねていく

支えるブロックと砂とサボテンだけ重ねていくタイプ

砂とサボテン、それを支えるブロックだけを重ねて、アイテム化したサボテンが下まで落ちることで回収するタイプです。

床などを作らないで済むので拡張で必要な資源と手間はかなり節約できます。

支えるブロックと砂とサボテンだけ重ねていくタイプ

実際に使う時はサボテンが飛び散らないようにブロックで囲います。

同じものを重ねていく

同じものを重ねていくタイプ

水流なども含めて、一番下に最初に作った構造と同じ物を上に積み重ねていく方法です。 アイテム化したサボテンは中心の穴から下に落ち、ホッパーに回収されます。

糸と砂を使う

むかしからあるテクニックで、糸の上に砂を乗せ、その上でサボテンをそだてるという物です。

サボテンと糸

サボテンはなぜか糸がとなりにあっても壊れません。

これを使うとサボテンを互い違いに配置して高さをおさえられ、砂によってサボテンが収穫されるのでフェンスなどを配置しなくて済みます。

糸と砂を使うタイプ

おすすめは砂とサボテンだけ重ねる方法

クリエイティブモードで実際に3つのタイプを作って検証しました。

3つのタイプ

大きさはサバイバルモードで実際に作るのは最大でこれぐらいではと思ってこのサイズにしています。

コマンドで成長を100倍に早めて(randomTickSpeed 300)5分間放置した結果は以下の通りです。

タイプ 収穫数
支えるブロックと砂とサボテンだけ重ねていく 896
同じものを重ねていく 675
糸と砂を使う 890

砂とサボテンだけ重ねる方法が一番効率が良かったです。

各層に水流を作る方が下のサボテンにアイテム化したサボテンがあたらないので効率が良いと思っていたので意外でした。

なぜこうなるのかは分かりません。予想としては天井のブロックにサボテンがあたって跳ね返って他のサボテンに当たりやすいなどが考えられますが、確証はありません。

床をハーフブロックやガラスブロックにしたり、いろいろ実験してみたりしましたが、結果はあまり変わりませんでした。

サボテンが流れている間にサボテンの側面に当たっているのではと、サボテンの場所を一つ上げてみましたが、そうでないものと比べても2パーセントぐらいしか少なくならなかったので、あまり関係なさそうです。

水流から上げたタイプ

糸を使うタイプはサボテンの本数が多い割に効率はさほど良くないようです。 これは下のサボテンにアイテム化したサボテンが当たって消えてしまいやすいので、予想通りの結果です。 ちなみにサボテンの数が多いので地味に作るのが大変です。

というわけで、私のおすすめは、作りやすくて効率も良い、砂とサボテンだけだけ重ねていく方法です。

支えるブロックと砂とサボテンだけ重ねていくタイプ

おすすめはこの方法です。

まとめ

サボテンはゲームをプレイする上でものすごく役立つというわけではありませんが、あれば便利で自動収穫機が作りやすく負荷も少ないので、私は新規の拠点をつくったらたいてい一緒に作っています。

こちらでご紹介した装置ならサバイバルモードで効率よくサボテンを集められます。 余裕があればぜひ作ってみてください。

関連項目

装置」に関する記事

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公開日:2020-10-06