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【Java版マイクラ】村人の行動スケジュールと効率の良い立ち回り方

Java版マインクラフトの村人の行動スケジュールとそれに応じてうまく立ち回る方法を解説します


概要

Java版マインクラフトではVer.1.14から村人の行動が時間によって変わるようになりました。 このスケジュールを把握しておいたほうが、ゲームを効率よくプレイできます。

しかし、アップデートから1年以上経ちますが、日本語の情報が少し少ないように思います。 そこで、ここでは村人のスケジュールと、それにあわせたプレイヤーの立ち回りなどを解説します。

就職済みの村人の村人の一日のスケジュール

Java版マインクラフトVer.1.14からの就職済みの村人のスケジュールは以下のようになります。

  1. 午前6時~:散歩
  2. 午前8時~:仕事
  3. 午後3時~:集会
  4. 午後5時~:散歩
  5. 午後6時~翌午前6時:睡眠

スケジュール表

マインクラフトでは、日の出が朝6時、日の入りが夕方6時で夜と昼がちょうど12時間で分かれています。

仕事を持っていない村人、ニートおよび子供はそれぞれ別の行動スケジュールを持っています。 しかし、取引をしない村人の行動はゲームをプレイする上ではあまり重要ではないのでここでは詳細を省きます。 詳しくは公式Wikiを参照してください。

では、それぞれの行動の概略を以下で説明します。

散歩

村人は朝と夕方にランダムに周辺を散歩します。

意味のない行動に見えますが、このときに新しいベッドや鐘などを見つけています。 ベッドの位置によって村の範囲などが決まるので、実は重要な行動です。 また、無職の場合は職業ブロックも散歩の時に探しています。

仕事

就職済みの村人は昼頃には決まった職業ブロックの近くで仕事をします。 このとき、最大2回アイテムを仕入れ、すでに取引して利用不能になった項目が復活します。

取引を効率よく行うには昼頃に村に行くのがおすすめです。

他の時間帯に行っても一度取引できなくなった項目は次の昼に仕事を始めるまで復活しないので、まとまった量の取引をしようとすると長い待ち時間が生じてしまうからです。

また、農民の場合はこの時間に畑仕事もします。

働く村人

集会

集会の時間になると村人は鐘の周りに集まってきます。 そこで互いに会話をしていろいろなうわさ話をしています。

このうわさ話によってプレイヤーの評判が広がってアイテムの値段が変わったりします。 Java版ではアイアンゴーレムが湧くのも、村人がゴーレムが必要だとうわさ話するためです。

集会

睡眠

日が暮れると村人は自分のベッドで寝ます。

村人はベッドで寝ると次の朝起きたときに体力が回復します。 また、ゴーレムの湧くには村人が最近寝ていることが必要です。

寝ている村人は右クリックで起こすこともできます。 プレイヤーがベッドを使わせてもらいたいときに便利です。

起こして取引もできますが、前述のように次の日まで取引が復活しないので効率は悪いです。

寝ている村人

村人のスケジュールにあわせた立ち回り

では、この村人のスケジュールにあわせて効率よく立ち回る方法を解説します。

職業ブロックは昼間に無職の村人の近くに置く

無職の村人は近くに職業ブロックを置くと就職します。 そして最初の取引項目がランダムに選ばれます。 取引する前にその職業ブロックを壊すと、また無職に戻ります。 そしてまた職業ブロックを置くとまた就職し、取引項目も変わります。

現在では、このことを利用して最初の取引項目を自分に有利な物にするテクニックがよく使われます。

望み通りの取引項目が出たら、その村人と取引して職業を固定します。

このときの注意点は二つあります。

まず、Java版では職業ブロックを置いても昼間しか村人は職業ブロックに近寄りません。 また、Ver.1.16からは職業ブロックを置いたあとに無職の村人がそれに接触して初めて就職するようになりました。

職業ブロックを何度も置き直して最初の取引項目を選ぶ場合は、昼間に村人のすぐ近くに職業ブロックを置くようにしないと効率が悪くなります。 ちなみに狭い場所に閉じ込めたりボートに乗せたりして職業ブロックに無理やり接触するようにすれば昼間以外でも就職はしますが、そんな手間をかけるより普通に昼間作業したほうが村人が自分から近寄ってくれるので楽です。

村人を増やすなら集会の時に食べ物を配るのが良い

村人はその村のベッドの数まで増えます。

しかし、そのままではあまり繁殖しようとしません。 パン、ジャガイモ、にんじん、ビートルートを与えると、繁殖しやすい状態になります。

このうちパンが最も効果的で、他のアイテムの4倍繁殖しやすくなります。 具体的には村人はパンなら3つ、他の野菜なら12個持っていると繁殖しやすい状態になります。 しかし、パンはクラフトに小麦を3つ使い、小麦は幸運の道具で増えないので、コストとしては他の食べ物とあまり変わりありません。 パンなら少ない量ですむので、持ち運びが便利で配りやすいだけです。

村人に食べ物を与えるなら、夕方の集会の時が一番効果的です。

なぜなら村人が繁殖するには近くに他の村人がいなければならないからです。 また、村人はあまった食べ物を勝手に他の村人に分け与えてくれます。 この行動も近くに村人がいないと意味がありません。

夕方の集会ならたくさんの村人が鐘の近くに集まっているため、食べ物を与えると互いに分け合って全体に繁殖しやすい状態になってくれます。 そしてそのまま二人の村人が集まって新しい村人がスポーンします。

他の時間だと村人同士が離れていることが多くなかなかうまく繁殖しないことがあり、食べ物が無駄になりやすいです。

つまり、村人を増やすなら、

  1. 増やしたい人数分ベッドを置く
  2. 夕方の集会の時に鐘の近くで食べ物(パン、ジャガイモ、にんじん、ビートルート。特にパンが便利)を村人に配る

とするのが効果的です。

ちなみにベッドは村人が見つけて初めてその数まで増えるようになるので、村人が見つけやすい集会所(鐘のある場所)に設置して子供が増えたら以下の方法で移動させると楽です。

夜のうちにベッドを壊して置き直すと村人を移動できる

村人は夜になるとベッドで寝ます。

村人が寝ているベッドを壊して少し離れたところに置き直すとまたそのベッドで寝ます。 これを繰り返すと、簡単に村人を移動させられます。

詳しくは、こちらのページで解説しています。

時計が便利になった

このように、Ver.1.14からは村人の行動が時間帯によって違うため、村で効率よく立ち回るにはゲーム内時間を知る必要があります。 そのため、時計が今までよりも重要になっています。

時計

時計があると、黄色い太陽や月の位置でおおまかなゲーム内時間が分かります。 上の画像だと黄色い太陽が右側の6時の場所より少し上にあるので、午前7時ぐらいです。

時計を持ち歩いたり、拠点や村の目につく場所に額縁に入れて貼り付けておくと便利です。 インテリアとして柱時計を作ったり、時計台を建設したりしてみても良いかもしれません。

柱時計

マイクラでよくある柱時計。

ちなみに、プレイヤーが村人の人数が多い村にいる状態で深夜になると村の周辺に大量のゾンビが湧く「ゾンビ襲撃」というイベントがあります。 村の地下の洞窟を探検するときは時計とベッドを持ち歩いて夜になったら寝ると、このイベントを回避できるので安心です。

現在のバージョンでは効果的ではなくなったテクニック

Ver.1.14のアップデートで村人の仕様が大きく変わったため、現在ではあまり意味のなくなった村に関するテクニックがあります。

昔の古いバージョンで製作された動画などを見て、同じ事をやってみようとする場合には注意が必要です。

村人無限増殖

以前のバージョンでは村人の職業も取引内容もプレイヤーが選べませんでした。 そのため、村人を無限に増殖させて、その中から有用な村人を選別するのが有効な攻略法でした。

現在のバージョンでは職業ブロックを使えば村人の職業をプレイヤーが決められます。 取引内容も最初の取引を行う前に職業ブロックを置き直せばある程度選べるようになりました。 そのため、以前のように村人を大量に増殖させる理由はあまりなくなっています。

さらに、現在のバージョンの村人は処理がとても重く、一緒にゴーレムやネコも連動して増えるため、村人の数を安易に増やすとゲーム全体も極端に重くなってしまいます。 村人は全滅しないように最初にある程度増やしたら、あとは重くならないように様子を見ながら必要な分を増やした方が安全です。

どうしても取引量を大幅に増やしたい場合でもない限り、村人を必要以上に増殖させてもデメリットの方が多くなると思います。

もし村人を大量に増やすなら、ゲームが重くなっても問題のない拠点から少し離れた普段は読み込まれない場所に村を作ることをおすすめします。

ちなみに、動画サイトで未だに村人増殖装置を作っている人を見かけるのは、単にコンテンツとして作りやすいためだと思います。 私もクリエイティブモードで作ったことがありますが、村人の仕様を知っていれば30分ぐらいで独自のものを作れます。

あまり役に立たない装置で、効率を比べる人もいないため、気軽にオリジナルっぽいものを作れてコンテンツにしやすいのでしょう。

何十人と村人を増やすなら役に立つでしょうけど、そもそも何十人も普通は増やさないと思うので、その時点で動画用ですね。

交易所・商店街

上でも書いたように、以前のバージョンでは村人を増殖させて、役立つ村人を生み出すのが常套手段でした。 また、個々の村人の場所を特定する手段もありませんでした。 するとたくさんの村人の中から目当ての村人を探すのが大変になります。 そこで、村人を狭い部屋の中に閉じ込めて管理する「商店街」または「交易所」と呼ばれる施設を作ることがありました。

村人の職業をプレイヤーが選べる現在のバージョンでは、以前ほど多くの村人は必要なくなりました。 また、村人は取引のしやすい昼頃になると特定の職業ブロックのそばに行くようになりました。

そのため、目当ての村人がどの職業ブロックを使うか覚えておくか、看板などで目印をつけておけば、昼頃その場所に行くだけで簡単にその村人が見つかるようになりました。 よって現在のバージョンで村人を見つけやすくするために個別に村人を囲うメリットはあまりありません。

逆に村人を個別に囲うと弊害があります。現在のバージョンでは村人同士が顔をつきあわせて「うわさ話」をすることで、物の値段が高くなったり安くなったり、ゴーレムがわいたりするようになりました。 村人を個別に囲うと、この「うわさ話」ができなくなるので、取引が有利になりにくくなったり、ゴーレムがわかなくなったりします。

また、以前のバージョンなら交易所には村人をゾンビなどから守るという意味もありました。 しかし、現在のバージョンでは逆効果になる可能性があります。

というのも、今は襲撃者イベントがあるので、いくら壁に囲まれた状況でもエヴォーカーの呼び出すヴェックスが中に入って村人を攻撃できるためです。

村人はヴェックスを見るとパニックを起こして逃げるのですが、交易所では逃げるスペースがないので一方的に攻撃されてしまいます。 しかも村人が密集しているので次から次へと襲われます。 また、交易所には壁が多いせいでプレイヤーがヴェックスを攻撃しようとしても壁を抜けられて攻撃があてにくく、被害を防ぎにくいです。 その上、本来村人を守ってくれるはずのゴーレムも交易所ではあまり湧きません。

実際、私は新しい村に移住させた村人を作業の邪魔にならないように一時的に個別に囲っていたときに、ヴェックスのことを忘れていて、これなら大丈夫だろうと襲撃者イベントを起こしたことがあります。 結果は10人の村人のうち4人が失われました。 まだ育てていない無職の村人がほとんどでしたが、それでも厳しい結果となりました。

今のバージョンでは、村人をある程度自由にしてゴーレムを少し多めに湧かせて彼らに村人を守ってもらう方が安全ではないかと思います。

ただし、交易所が役に立つ場合もあります。 現在のバージョンのJava版ではゴーレムがわきすぎて困ることがあるので、それを防ぐために個別に囲うのはかなり有効です。 とはいえ、バージョンが進むにつれてゴーレムの湧き条件が修正され、ゴーレムが湧きすぎないようになってきているため、この理由で囲む必要も以前ほどはなくなってきています。

今のところ、地下や海底などの狭い村でゴーレムの湧きを抑制したい場合、取引の時に村人の間の移動もできるだけなくしたいという極端に効率を重視する場合、どうしても村の管理がうまくいかず村人が行方不明になる場合などを除き、村人を個別に囲うメリットはおそらくあまりないでしょう。

それに、せっかく職業ブロックとベッドを使うと村人の行動をコントロールできるようになったのですから、それをうまく使った遊びを考えた方が良いと思います。

例えば私は教会の演台の上に醸造台を置いています。 すると昼になると聖職者が演台の上にやってくるので、ちょうど何かの説教をしているかのようになります。

聖職者

演台に上り説教をする聖職者。 実際には演台の向こうに醸造台が置いてあるだけ。

他にも店の建築でレジに職業ブロックを置いて、昼になると村人が「出勤」するようにしている場所もあります。

交易所を作るより、こういった遊びをした方が面白いと思います。

まとめ

Ver.1.14のアップデートで変更された村人の行動スケジュールについて解説しました。

実際にゲームをプレイするときに役に立てば幸いです。

関連項目

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公開日:2020-08-20