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【Java版マイクラ】輝くイカスミ用! ウーパールーパー式ヒカリイカトラップの作り方

Java版マイクラでウーパールーパー式ヒカリイカトラップを作る方法を解説します。


概要

Java版マインクラフトVer.1.18.2に対応した、ウーパールーパーを使ったシンプルなヒカリイカトラップをご紹介します。

ヒカリイカと輝くイカスミ

ヒカリイカはマインクラフトVer.1.17より登場した水生のMobで、死ぬと輝くイカスミというアイテムをドロップします。

輝くイカスミを使うと額縁や看板の文字を明るくできるので、うまく使えば便利なアイテムです。

額縁と看板

輝くイカスミを使った額縁と看板。 額縁はクラフトで、看板は輝くイカスミを持った手で右クリックすれば使えます。 看板は染料と合わせて使うと読みやすくなりおすすめです。

しかし、Java版マインクラフトVer.1.18.2よりヒカリイカはY=30以下の真っ暗な場所でしか湧かなくなったので、自然に湧いたヒカリイカを倒して輝くイカスミを集めるのはちょっと大変です。 かといって、使い道があまり多くない輝くイカスミのために複雑なトラップを作りたくない人も多いでしょう。

そこで、こちらではJava版マインクラフトVer.1.18.2に対応した簡単に作れるウーパールーパー式ヒカリイカトラップをご紹介します。

ただし、簡単に作れるかわりに効率はそこそこです。 とはいえ、普通のプレイで必要な輝くイカスミは十分に集まります。

基本的なアイデア

このトラップは水槽の中に自然に湧いたヒカリイカをウーパールーパーに攻撃させて、ドロップした輝くイカスミを水面に設置した水流で集める物です。 ウーパールーパーは時々他の水生Mobを攻撃する習性を利用しています。

レッドストーン回路などは使わず、一番コストが高いブロックがホッパー1つ、あとはチェストと建築用ブロックだけというとても簡単なトラップで作りやすいと思います。

注意事項としてJava版でのみ動作確認しています。

作り方

必要な物

アイテム 数量
ホッパー 1
チェスト 1
ウーパールーパー 5~10匹
建築用不透過ブロック 数スタック
水バケツ 数個
コンブ 最低1つ
骨粉 数スタック
あれば氷 56個


Java版マインクラフトVer.1.18.2でのヒカリイカの湧き条件はおおまかに言うと

です。 つまり湧き層はY=30より下に中が真っ暗な水槽を作れば良いことになります。 (ちなみにヒカリイカの湧き条件は登場したVer.1.17からVer.1.18.2までの短い期間で2回変わっているので注意してください。 自分の知っている湧き条件と違うと思った人は、それは多分古い情報です。 また、おそらく統合版とは湧き条件が異なります。)

設置場所はなるべく普段いる拠点の地下にしておくと、トラップがずっと稼働し続けるので便利です。

マイクラのMobはプレイヤーからあまり遠くてもデスポーンします。 プレイヤーは通常地面のあるY=60程度の高さにいるのが普通です。 よって、あまりに深いところにトラップを作ると、真上近くにいるときしかトラップが稼働しなくなります。 常にトラップを稼働させておきたいなら、湧き層はあまり深い場所に作らずY=30より少し下に作れば良いでしょう。

(2022/3/28追記)川や鍾乳洞、海などに作るとドラウンドが湧いてウーパールーパーがそれと戦い死ぬことがあるようです。 ドラウンドの湧かないバイオームに製作するのをおすすめします。

湧き層の床の広さは 9 x 10 ブロックです。 壁を含んだ大きさなので水槽内部は7 x 8 ブロックになります。

水槽の床

Ver.1.17ではヒカリイカは石などの特定のブロックの上でしか湧きませんでしたが、Ver.1.18以降は特に条件はありません。 床を自分でも作っても洞窟の床そのままでもかまいません。

この上に水槽を作ります。 このとき、水槽の一辺は他より1ブロック低くしておいてください。 水槽の壁の材料は光を通さなければ何でも良いです。 ただし、一部を遮光ガラスにしておくと暗視のポーションを飲めば中が見られるので便利です。 以下の画像では遮光ガラスを主に使い、角や水路がわかりやすいように一部を鉄ブロックにしています。

水槽の壁

水槽の高さは5~10ブロックもあれば十分です。 今回は水面まで7ブロックの深さで作っています。

理屈の上では湧き層は大きいほど効率が良くなるのですが、実際にスーパーフラットなワールドで高さ5、10、20ブロックの湧き層の装置を作ってみたところ、効率はほぼ変わりませんでした。

実験で作った装置

実際に作った3つのトラップ。 中にシーランタンが入っているのは、他のトラップのテスト時に一時的にヒカリイカを湧かなくさせるためです。

よって、無理のない好きな大きさで作れば良いでしょう。

水槽を作ったら中を水で満たします。 大きな水槽を水で満たす方法はこちらの記事でご紹介しています。

水で満たされた水槽

次にアイテムを流すために一番上に奥から手前に流れる水流を作ります。

水流の作り方はいろいろな方法があります。

中でも氷を使うのが楽です。 この方法は下に空気以外のブロックがある状況でシルクタッチの付いていない道具で氷を壊すと水源になることを利用します。

やり方は氷で床を作り、一番奥の一辺に水源を設置し、あとでシルクタッチの付いていない道具で氷を壊すだけです。 氷は効率強化がついたツルハシを使えば一瞬で壊れるので手早く作業が終わります。 ヒカリイカトラップを作ろうと思うぐらいゲームを進めているほとんどの人は、効率強化の付いた幸運のツルハシを持っていると思うので、それを使うと良いでしょう。

氷を敷いた水槽

このとき、明かりがあると壊す前に氷が溶けてしまうので、周辺を暗くして作業してください。

他に一時的に床を作ってその上に水流を作り、後でその床を壊して水源で埋める方法があります。 床を作るブロックは土ブロックやスライムブロックなど、壊しやすいものがおすすめです。

一時ブロックを敷いた水槽

上の画像のように床の上に水流を作り、床を壊した後に床があった場所にバケツで水を入れます。 隣接する壁際2辺を水源で満たせば、全体が水源になるでしょう。

特別なブロックなどは必要なく簡単にできますが、ちゃんと水源で埋められているかがわかりにくいので水源の扱いに慣れている人向けです。

また、水源とハーフブロックが両方設置できることを利用し、水源の中に上付きハーフブロックを設置して上に水流を作り、あとでハーフブロックを壊しても良いでしょう。

ハーフブロックを敷いている水槽

上の画像のように水源の中に上付きハーフブロックを敷き詰めます。

ハーフブロックを敷着終わった水槽

敷き詰め終わったら、上に水流を作ってから壊します。

初心者でも簡単にできる良い方法ですが、一瞬で壊せるハーフブロックは存在しないと思うので、壊すのにちょっと時間がかかります。 (2023/3/8追記 : Ver.1.19で登場した泥レンガのハーフブロックが条件によっては即時採掘になるようです。)

というわけで、氷を持っているなら氷を使うのが一番楽です。 とはいえ、どれでもそんなに手間は変わりません。 好きな方法で良いと思います。

実際に水流を作る動画も用意しました。


一番上に水流ができたら、アイテムを運ぶ水路を作りホッパーとチェストを配置し、ホッパーに向かって水流ができるように水源を置きます。

水路

ホッパーとチェスト

注意事項として、このチェストやホッパーの近くに強い光源を置かないようにしてください。 ホッパーは光を通し、光があるとヒカリイカは湧かなくなるためです。

しかし、マイクラの光は1ブロックごとに1ずつ光量が減りすぐに減衰するので、あまり神経質に暗くする必要はありません。 ホッパーのすぐそばに松明を設置するようなことをしなければ問題ないでしょう。

次に水槽全体に蓋をしてください。

水槽の蓋

このとき、最後のブロックを設置する前にウーパールーパーを中に放します。

ウーパールーパー

早く放しすぎると水槽の壁の低い場所からウーパールーパーが出て行ってしまうことがあるので、水槽の蓋がある程度は完成してから入れた方が安全です。

ウーパールーパーは一度バケツに入れるとデスポーンしないので、名前をつける必要はありません。 また、水流に逆らって移動できるので、どこかに挟まって動けなくなる心配もありません。

ウーパールーパーの数は5~10匹ぐらいで十分です。 実際に5匹と10匹で試してみたのですが、10匹の方がわずかに効率が良い程度であまり変わりませんでした。 この例では5匹入れています。

最後に天井を完全に塞ぎ、中を真っ暗にして完成です。

ウーパールーパー

このトラップは、湧き層の大きさにしてもウーパールーパーの数にしても、大型化して効率が大幅に変わるような物ではなさそうです。

輝くイカスミはそんなに大量に使うアイテムではありませんし、通常は装置を大型化する必要はないでしょう。 もし、余裕があったら少し大きめにする程度でいいと思います。

ウーパールーパー

効率

この装置を実験用のワールドに設置し、他にMobが湧きにくいように装置の下面から上へ128ブロックの高さで十分間放置するテストを2回しました。 結果は一回目で16個、二回目で37個の輝くイカスミが手に入りました。 ヒカリイカが湧くのもウーパールーパーがヒカリイカを攻撃するのもランダム性があるので、数に大きなばらつきがあります。 平均すると10分に26.5個、一時間に換算すると159個になります。

実際には、輝くイカスミのためにわざわざ上空で待機する人はあまりいないと思うので、もう少し効率は落ちるかもしれません。 しかし、普通のプレイで使う輝くイカスミの量は少なく、しかも拠点の地下に作ればずっと稼働し続けるので、普段使うには十分な量が手に入ると思います。

また、作るのが簡単なため、ヒカリイカを自分で狩るよりは楽に輝くイカスミが集められるでしょう。

もし周りの洞窟に松明を置いて湧きつぶしすれば効率は上がるはずです。 また、ウーパールーパーではない、もっと早くヒカリイカを処分する仕組みを作っても効率は上がるでしょう。 しかし、そこまでして輝くイカスミが大量に欲しい人はあまりいないんじゃないかな、と思います。 通常は額縁や看板を何百も使うことはないので、一時間に数十個も手に入ればすぐに使い切れなくなる人がほとんどでしょう。

まとめ

輝くイカスミは額縁や看板が見やすくなる便利なアイテムです。 しかし、どうしても必要な物でも大量に使う物でもないため、いちいちヒカリイカを狩ったり複雑なトラップを作ったりしたくない人も多いでしょう。

こちらでご紹介したトラップなら、通常のプレイで使う輝くイカスミぐらいなら十分に手に入り、しかも作るのが簡単です。

普段のプレイで少し使う程度の輝くイカスミを楽に手に入れたい人はぜひ作ってみてください。

余談: 試していませんが、多分、このトラップを川に仕掛けるとイカスミや魚が捕れる気がします。 しかし、イカスミを少量集めるならこちらの簡易型イカトラップの方が作るのが簡単かもしれません。

(2022/3/28追記)川だと湧きつぶししないとドラウンドが湧いてウーパールーパーが死ぬことがあるので、今ひとつかもしれません。

関連項目

トラップ」に関する記事

全21件のうち、この記事を除く10件を表示しています。トラップに関する記事の一覧を見る。

輝くイカスミ」に関する記事

全3件のうち、この記事を除く2件を表示しています。輝くイカスミに関する記事の一覧を見る。

公開日:2022-03-15