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【奇を衒わないマインクラフト】 #67 粘土の採取、菓子店の制作

粘土を集めて、菓子店を作ります。繁茂した洞窟での粘土集め、テラコッタ建築、バイオームに合わせた屋根作りを解説。


概要

今回は粘土を集めて、菓子店を作ります。

繁茂した洞窟での粘土集め、テラコッタ建築、バイオームに合わせた屋根作りを解説。 流行にとらわれず長く楽しむための考え方についても紹介しています。

YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート67の解説・補足用記事です。

注意:基本的にJava版マインクラフトでのプレイ内容の紹介です。 統合版とは仕様が異なる場合があります。

Java版マインクラフトの実際のプレイで役立つ情報をYoutubeでも公開しています。ぜひチャンネル登録お願いします!

動画


解説

動画の詳細は以下の通りです。

粘土の採取

今回は、村にテラコッタの壁を使った菓子店を建築します。 テラコッタは粘土をかまどで焼くと作成できるので、まず粘土を集めに繁茂した洞窟に行きました。

以前のバージョンだと、テラコッタと言えばメサでした。 しかし、今のバージョンでは、繁茂した洞窟に粘土が大量に生成されます。 四角い粘土ブロックを焼けばテラコッタになるため、メサに行く必要はありません。 繁茂した洞窟は比較的見つけやすく、粘土の採掘も簡単なため、わざわざメサを探す必要はほとんどありません。 特にメサが近くにないワールドでは、こちらの方がおすすめです。

ちなみに、沼地や川でも粘土は生成されます。 しかし、まばらに分布しているので量を集めるのは少し面倒です。

メサでは金も多く見つかります。 しかし、今のバージョンでは金鉱石が幸運のエンチャントで増えるので、あまり金が不足しなくなりました。

というわけで、昔のバージョンとはかなりゲームバランスが変わっているので、古い動画やウェブ上の情報はそのまま鵜呑みにしない方が良いかもしれません。

個人的に、メサで採取しておきたいのは赤い砂です。 赤い砂は他のバイオームでは手に入らず、赤い砂からできる赤い砂岩は建築素材として優秀だからです。

泥と粘土

泥ブロックの下に鍾乳石をつけると粘土に変わる仕様があります。 この仕組みを利用して、土を泥に変える装置を作り、さらに水抜きして粘土にするという方法を紹介している動画を見かけました。

確かに、仕組み自体は興味深いものですが、よほど特殊な状況でなければ、粘土は繁茂した洞窟で直接集めた方が圧倒的に効率的です。

装置を使って土から粘土に変えるには、次のような手順が必要です。

一方、繁茂した洞窟に行けば、何の手間もなく、そのまま粘土を大量に採取できます。

装置の制作そのものを楽しみたい場合は別ですが、単純に粘土を集めたいだけなら、わざわざ手間のかかる方法を取る必要はないでしょう。

土を泥に変えて粘土にする方法は、どうしても繁茂した洞窟にいけない特殊な状況(配布ワールドなど)で使うか、インパクト重視の動画用の手法と割り切った方がよさそうです。

菓子店の制作

採取した粘土は、かまどで焼いてテラコッタに加工しました。 そのテラコッタを使って、村に菓子店を建築しています。

マインクラフトには、クッキーやケーキ、パンプキンパイなど、さまざまな菓子アイテムが用意されています。 これらを店内に飾るだけで、簡単にそれらしく見える菓子店を作れます。

手軽に雰囲気を出せるため、小規模な建築や村の装飾に取り入れるにはおすすめのテーマです。

飾った菓子

飾った菓子

菓子店

菓子店

バイオームと屋根の高さ

動画の中では、サバンナで屋根を高くするのは合わないので、低めの屋根にしていると言っています。 これについて少し補足しておきます。

現実世界では、降水量(積雪を含む)が多い地域ほど、屋根の傾斜が急になる傾向があります。 たとえば、雪国では屋根が高く、砂漠地帯の建物は屋根が平らなことからも、それがよく分かります。 理由はシンプルで、雨や雪が多いと水はけを良くする必要があり、乾燥地帯では材料を節約できる平らな屋根が合理的だからです。

それ以外にも、風が強い地域では、屋根を低くなだらかにする傾向もあります。 たとえば、台風の多い沖縄では屋根が低い建物が多いことは、学校の社会科でも習った方がいるかもしれません。

もちろん、これはあくまで一般的な傾向です。 特に、現代では技術が進歩して、どんな場所でも好きな建物を建てようと思えば建てられます。 他に文化的な要因もあります。 例えば、教会や寺院は乾燥地帯でも屋根は高い事がよくあります。

しかし、全体的な傾向として、雨や雪が多い地方は屋根の傾斜がきつくなるわけです。

というわけで、例えば砂漠では屋根を平らにし、雪山では高い急な屋根を作る、とすれば、バイオームに自然に馴染む建築になるでしょう。

今回の拠点は、海沿いのサバンナに位置しており、乾燥地帯かつ風が強く吹きやすい環境です。 低めの屋根にするのが、おそらく似合っているでしょう。

もちろん、マインクラフトは現実ではないので、現実に合わせる必要はありません。 好きな物を作り楽しめば良いと思います。

ただ、バイオームの気候にあった建物にせず、素材だけ変えて同じような建築ばかりすると、作っていて飽きるのが早い気がします。

マインクラフトの建築には、流行があります。

しばらく前はコンクリートを多用した四角いモダン建築の動画をよく見かけました。 屋根はもちろん真っ平らです。 今は屋根を高くして木でアーチを作るといったファンタジー系の建築が人気です。 しかし、海外の動画ではファンタジー系の建築をよく見かけるわけでもありません。

流行を取り入れるのも良いですが、自分の好みに合わせていろいろな建築に挑戦し、表現の幅を広げたほうが、マインクラフトを長く楽しめると思います。

まとめ

今回は、粘土の効率的な集め方、テラコッタ建築、バイオームに合わせた屋根の工夫などを紹介しました。

もちろん、マインクラフトは自由なゲームです。 必ずこうしなければならないわけではありません。 しかし、現実の知識や自分なりの工夫を取り入れれば、飽きずに長く楽しめるでしょう。

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公開日:2023-01-21