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【Java版マイクラ】自動収穫機のエメラルド取得効率の比較

Java版マイクラでよく使われる自動収穫機のエメラルド取得効率を比較しました。


概要

Java版マイクラの自動収穫機5種のエメラルド取得効率を徹底比較します。サトウキビやカボチャ、スイートベリーなど、エメラルドを稼ぐ効率が良いのはどれか、同じ面積の装置を実際に動かして検証。最も効率の良い装置は一体どれか一目でわかる詳細なデータを紹介しています。ぜひエメラルド稼ぎの参考にしてください。

始めに

マイクラの植物などを自動で収穫する装置は、クラフト用のアイテム取得用にすることもありますが、村人との交易のためにエメラルド取得用に作ることもよくあります。 しかし、装置の種類によってエメラルドの取得効率にかなり差があるのに、それをちゃんと把握している人は少ないようです。

そこで、こちらではエメラルド取得用でよく使われる自動収穫機、「サトウキビ自動収穫機」「竹自動収穫機」「村人式自動農場」「カボチャ自動収穫機」「キツネ式スイートベリー自動収穫機」の効率についてご紹介します。

とりあえず、結果だけ知りたい人はこちらをどうぞ

評価基準

ここでは効率の算定を「Java版で面積81ブロック程度の多層化していない装置を1時間動かした場合」としています。

効率を考えるとき、時間は一律で設定するのは問題ないでしょう。 面積や多層化といったサイズについても、大きな装置が多くアイテムを得られるのは当たり前なので、同じ大きさで比較するのも問題ないと思います。

他にも使う資源や作る手間など、効率の基準として考えられるいろいろな条件があります。 しかし、それらは数値化するのが難しく、比較に使うには向いていません。 また、プレイヤーの技量によっても変わってきます。 よって、これらまで考えに入れたいのであれば、自分で実際に装置を作ってみるしかないでしょう。

そこで、そういった要素は無視して一番客観的な基準となりやすそうな時間とサイズを効率の算定基準にしています。

面積を81ブロックとしたのは、カボチャ自動収穫機や村人式自動農場が水が耕地を潤す範囲、9x9=81ブロックを基準として作ることが多いためです。

また、比較が難しくなるため、装置自体を囲む壁などは無視しています。 これを無視しても、それぞれの効率の差が大きいので、比較する上で大きな問題になることはありません。 具体的には、一番効率の良い物と悪い物で10倍以上の差があります。 壁の厚さで効率が数パーセント程度変わったところで、比較する上で結果に影響はないでしょう。

また、サトウキビ自動収穫機と竹自動収穫機はよく使われるオブザーバー式で比較しています。 フライングマシーン式だと横にピストンなどを置かなくて済むので、面積当たりの効率が約3倍良くなります。 しかし、フライングマシーン式は巨大化しないと作る意味があまりないせいか、一般的に作られてはいなさそうなのでここではオブザーバー式を採用しています。

補足として、村人ゾンビ治療を使うテクニックは前提としていません。

サトウキビ自動収穫機

サトウキビは平均18分で1段階成長することがわかっているので、簡単に自動収穫機の効率の理論値が計算できます。

サトウキビ自動収穫機はサトウキビの横にピストンとオブザーバーと信号を伝えるブロックを配置するので、1株あたり3ブロックのスペースが必要なため、81ブロックの範囲には27株育てられます。

1時間27株のサトウキビを育てたとすると、紙24枚でエメラルド1つになることから、

60 / 18 x 27 / 24 = 3.75

が得られるエメラルドの個数の理論値です。

実際にサトウキビの自動収穫機を1時間放置したところ、サトウキビ92個、エメラルドにして3.8個に相当するアイテムが得られました。

サトウキビの自動収穫機

実際に実験用として作ったサトウキビ自動収穫機。実際には40株のものをつくり、27株に換算しています。

ホッパー付きトロッコを使うタイプの自動収穫機はロスがないため、実測値はほぼ理論値と同じになっています。

村人から買うダイヤ装備やエンチャント本の値段の多くがエメラルド20個前後ですから、一時間あたり3.8個では、1つ買うのにも5時間以上かかってしまいます。

このように、サトウキビ自動収穫機のエメラルド取得効率はかなり悪く、村人との交易用に作成するのはおすすめしません。

たとえフライングマシーン式にして面積当たりの効率を3倍にしたとしても、それでも効率が低すぎてエメラルド用には使えないと思います。

また、サトウキビは一段階成長するのに18分かかり2段階成長できるため、30分ぐらいごとに手動で採取しても自動収穫機と効率はほとんど変わらなくなります。 そのため、ゲーム序盤なら自動化せずに大きめのサトウキビ畑を作って手動で収穫しても問題ないでしょう。

自動収穫機はゲームが進行してアイテムに余裕ができてから、エメラルドを目的としてではなく花火や本を作る時などに使うアイテム取得用として作るなら非常に役立つと思います。

ちなみに、昔のバージョン(~1.13)だとサトウキビのエメラルドの交換比率が今より良くなることが多く、かつ他に取引できる作物が少なかったため、サトウキビ自動収穫機はエメラルド取得の定番でした。 そのため、インターネット検索では今でもサトウキビをエメラルド取得用に勧めているページがでてきます。

しかし、現在(ver.1.14~)では他の作物に比べて非常にエメラルドの取得効率が悪いので注意してください。

竹自動収穫機

竹自動収穫機はサトウキビ自動収穫機とほぼ同じ構造で、1株につき3ブロックの面積が必要です。

竹はマイクラでは最も成長の速い植物で、204.8秒で1段階成長します。 村人との交易では棒32本でエメラルド1個、つまり竹が64本でエメラルド1個に相当します。

このことから、1時間27株の竹を育てたとすると、

60 / (204.8 / 60 ) x 27 / 64 = 7.4

が得られるエメラルドの個数の理論値です。

実際に自動収穫機を1時間稼働させてみると、448本の竹が収穫できたので、エメラルド7個分のアイテムが得られました。

竹の自動収穫機

実際に検証用に作った自動収穫機。実際には40株のものをつくり、27株に換算しています。

理論値よりも実際の収穫量が少し減るのは、アイテム化した竹が生えている竹の上に乗ってしまい、回収できない場合があるためだと思います。

とはいえ、ほぼ理論値と同じぐらいの収穫ができています。

サトウキビ自動収穫機に比べるとエメラルド取得効率は倍くらい良いのですが、素晴らしく良いというほどでもないです。

フライングマシーン式にして面積当たりの効率を3倍にすれば、なんとかエメラルド用に使えるかもしれません。

竹は足場の材料になり、かなりかさばるとはいえそのまま燃料にもなります。 また、クラフトで棒にして使うと原木の伐採時間が節約できます。 いろいろと使いどころが多いので、アイテム取得を目的とするなら竹の自動収穫装置はおすすめです。

エメラルドを目的とするのはちょっと難しいかなと思います。

村人式自動農場

村人式自動農場は村人の行動などを数値化しづらいため、理論値は出すのが難しいです。 よって、実際に9x9サイズのよく見かける装置を作って実測してみました。 育てる作物はニンジンにしてます。

村人式自動農場

夜は寝て実際のゲームの状況に近い状態で一時間放置した結果はニンジン216本、エメラルド9.8個分でした。

村人式自動農場はいろいろなタイプがあり、なぜかちゃんと効率を数値で出している人が少ないので、どのタイプが良いのかはよく分かりません。 また、最初に村人に与える野菜の数やプレイヤーが夜に寝ているかどうかなどでも効率が変わるので正確な効率が出しにくい装置です。 仕方ありませんので、この結果と私がネット上で調べた結果を合わせて考えることにして、この規模ならエメラルド10~15個分ぐらいの効率と、少し幅を持たせておきます。

エメラルド取得効率はあまりよくありません。 ただし、製作に必要な資材が少なく、農民の最初の2つの取引項目に農作物が出るため取引する村人が用意しやすいので、装置を巨大化しやすいというメリットがあります。 手間に見合うかは微妙ですが、装置をかなり大きくすればどうにかエメラルド用に使えなくもないです。

家畜のエサ用に小規模な物を作るなら、問題なく役立つと思います。

カボチャ自動収穫機

カボチャ自動収穫機

カボチャの自動収穫機については、こちらのページで以前に効率を出しています。

それによると、9x9の大きさの装置の一時間当たりの効率はエメラルドに換算して37個です。

村人から買うダイヤ装備やエンチャント本の多くがエメラルド20個前後の値段ですから、1つ装置を作るだけで毎時間1~2個それらが買えるわけです。 十分に実用性のある効率だと思います。

ちなみにスイカだと2割ぐらいエメラルド取得効率が下がりますが、使いものにならないほど下がるわけではないです。 Java版ではスイカは確定の取引項目ですがカボチャはそうではないので、もしカボチャを取引できる村人があまり育たなかった場合はスイカに切り替えると良いでしょう。

また、ネット上や動画サイトでよく見かける横長タイプの自動収穫機は、このサイトでご紹介したカボチャの上にオブザーバーとピストンを配置するものより面積当たりの効率がかなり落ちるので注意してください。

キツネ式スイートベリー自動収穫機

キツネ式スイートベリー自動収穫機

キツネ式スイートベリー自動収穫機についても、こちらのページで以前に効率を出しています。

それによると、8x8のサイズで一時間当たりの効率はエメラルドに換算して42個分なので、 9x9のサイズなら47個と推測できます。

Java版の自動収穫機の中ではおそらく最高効率ではないかと思います。 スイートベリーは肉屋の確定の取引項目なので、取引できる村人の準備も楽です。

ただし、作り方を間違えると効率が下がるので注意してください。 例えば、日の当たらない場所に作ったりキツネを入れすぎたりすると効率が大幅に落ちます。

総評

上の結果をふまえて、以下に自動収穫機の評価をまとめました。 各項目にある「エメラルド取得数」は面積81ブロック程度で多層化していない規模の装置を1時間稼働させたときのものです。

サトウキビ自動収穫機

エメラルド取得数 : 3.8個

エメラルド取得用としてはほぼ役に立ちません。

アイテム取得用に小規模な装置を作るなら十分に利用価値があるでしょう。

竹自動収穫機

エメラルド取得数 : 7個

エメラルド取得用としては使えなくはないですが、効率が悪いのでおすすめしません。

アイテム取得用に小規模な装置を作るなら十分に利用価値があるでしょう。

村人式自動農場

エメラルド取得数 : 10~15個

効率はイマイチですが、製作に必要な資源が少なく大規模な物が作りやすいため、巨大化すればエメラルド取得用に使えなくもないです。 ただし、土地の確保や装置の製作などの労力に見合うかは微妙なところです。

家畜のエサ用に小規模な装置を作るなら十分に利用価値があるでしょう。

カボチャ自動収穫機

エメラルド取得数 : 37個

実用上十分な量のエメラルドが得られます。 ただし、Java版ではカボチャは確定の取引項目ではないので、村人を育てるのが大変な場合があります。

個人的にはエメラルド取得用におすすめの自動収穫機です。

作り方はこちら

キツネ式スイートベリー自動収穫機

エメラルド取得数 : 47個

製作に必要な資源が少なく、エメラルドの取得効率も良い装置です。 スイートベリーは肉屋の確定の取引項目で、取引できる村人を用意するのも簡単です。

個人的にはエメラルド取得用に一番おすすめの自動収穫機です。

作り方はこちら

9 x 9 = 81 ブロックの装置で1時間に得られるエメラルド数一覧

81ブロックの多層化していない装置で1時間に得られるエメラルド数は次の通りです。

自動収穫機 エメラルド数
サトウキビ 3.8
7
村人 10~15
カボチャ 37
スイートベリー 47

より多くエメラルドを稼ぐなら

ここでは自動収穫機の効率をご紹介しましたが、より多くエメラルドを稼ぎたいならトラップを使うという方法もあります。

例えば襲撃イベントトラップならJava版で1時間あたり数千個のエメラルドが得られるものが開発されているようです。

こちらのサイトでもご紹介した岩盤上のホグリントラップでも1時間当たり2000個ぐらい、もし村人ゾンビ治療を併用すると理論上余裕で1万を超えるエメラルドに相当するアイテムも取得可能です。 (ただし、Ver.1.20.2からは村人ゾンビ治療を繰り返しても効果が重ならない予定です。)

しかし、私が普段プレイしている感じでは、エメラルドは1時間当たり100個も稼げれば十分ではないかな、と思います。

いくらエメラルドがたくさん取得できても、最終的には村人との交易でアイテムを手に入れてそれをプレイヤーが使うことになります。 一定時間内に人間が手で設置したり使ったりできるアイテムの量は限られているので、結局そこがボトルネックとなってエメラルドがすぐに使いきれなくなります。

自動収穫機だとエメラルドが無駄になりにくい規模に調整でき、ちょうど良い分量だけ稼ぎやすいでしょう。

エメラルド用のトラップはマルチプレイで巨大建設するときなど、自動収穫機ではエメラルドが足りない場合や、トラップを作ること自体を楽しみたい場合に作るのがおすすめです。

まとめ

よく使われる自動収穫機のエメラルド取得効率をまとめました。 面積当たりの効率なので、作成するアイテムのコストなどまで考えると必ずしもこれがよい基準というわけでもないとは思いますが、一つの目安にはなるでしょう。

エメラルドを稼ぐときの参考にしていただけたらと思います。

関連項目

装置」に関する記事

全48件のうち、この記事を除く10件を表示しています。装置に関する記事の一覧を見る。

効率」に関する記事

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公開日:2021-11-11