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【Java版マイクラ】効率の良い食料の選び方

Java版マインクラフトの効率の良い食料の選び方について解説します。


概要

マインクラフトにはさまざまな食料があります。 その数はおよそ40種類にもおよび、ゲームを有利に進める上で非常に効果的なものから逆に食べない方が良い物まであります。 その全てを把握するのは難しいと思うので、中でも役に立ちそうな物や特殊な物をこちらでご紹介します。

また、マインクラフトの空腹度のシステムは少し複雑です。 そのせいで状況に応じて役に立つ食べ物が変わってきます。 そういった事についてもご紹介します。

マインクラフトの空腹のシステム

効果的な食料を選ぶにはまずマインクラフトの空腹のシステムを知る必要があります。

満腹かどうかを制御しているのは、画面上に骨付き肉表示でされている満腹度だけではないので注意が必要です。

満腹度

満腹度はどれだけお腹がいっぱいかを表す数値で最大は20です。

満腹度が分かるように画面上には骨付き肉のグラフィックが10個表示されています。 その肉が1つにつき満腹度2を表しています。

満腹度表示

満腹度はプレイヤーの行動によって減り方が変わります。

特に大きく減るのは走りながらジャンプするときです。 走ったりジャンプしたり泳いだりしても空腹度は減ります。 ブロックを採掘しても減りますが、減り方が非常に少ないので通常はそれほど気になることはないでしょう。 ビーコンで採掘速度を上げているとたまに気付く程度です。

満腹度は18以上で体力(ハート)が回復します。 このときにも満腹度を消費します。

満腹度が6(骨付き肉表示で3本)以下に下がるとプレイヤーは走れなくなります。

また、満腹度が0になると体力が減っていき、難易度ノーマルやイージーでは1(ハート半分)まで減って止まります。 難易度ハードではそのまま死んでしまいます。 ピースフルの場合は満腹度がそもそも減りません。

隠し満腹度

実はマインクラフトには満腹度のほかに「隠し満腹度」という見えない変数があります。 通常のプレイでこれを画面上で知る方法はありません。

これがマインクラフトの満腹度でとても重要な役割を担っています。

隠し満腹度には以下のような性質があります。

ではそれぞれについてみていきます。

満腹度より先に消費される

隠し満腹度は満腹度と同じように消費されます。 その時、隠し満腹度が先に使われるので、それがあるうちは満腹度が下がりません。

隠し満腹度がなくなると満腹度のゲージがちょっと震えます。

現在の満腹度を越えることはない

隠し満腹度は満腹度を超えることはありません。 例えば満腹度が0のときに満腹度を5回復させ、隠し満腹度10を回復させる何か食べ物を食べても、隠し満腹度は5までしか増えません。

つまり、満腹度が低いときに隠し満腹度が高い食べ物を食べても、あまり効果がありません。 逆にある程度満腹度がある状態で食べるなら隠し満腹度が高い食べ物の方が有効です。

体力を早く回復する

満腹度は18以上だと体力(ハート)を回復し減少します。 このときの体力の回復スピードは4秒ごとに1ポイントです。

満腹度が20以上で隠し満腹度があるときは、隠し満腹度を消費して体力を回復します。 このときの体力の回復スピードは0.5秒ごとに1ポイントです(Java版のみ)。

よって隠し満腹度があるとないときに比べて8倍も速く体力が回復します。

しかも満腹度の最大は20なので、満腹度だけでは体力の回復がすぐに止まってしまいます。 もし隠し満腹度があるとそちらの方が先に消費され、その間は満腹度18以上を保つので、体力の回復が長く続きます。

よって、一般的には隠し満腹度が高い食べ物ほど体力の回復の点では優秀であるとされています。

満腹度とは別に回復する

満腹度と隠し満腹度は別々に回復します。 満腹度がいっぱいになったらあまった分が隠し満腹度になる、といったことはありません。 あまった分はただ無駄になります。 無駄にするのがいやなら、食事はある程度お腹が減ってから食べた方が良いでしょう。

満腹度と隠し満腹度の回復量は食べ物によって決まっており、基本的には

  1. 大型の動物の肉と鮭を焼いたものは両方とも大きい
  2. タラやニワトリ、パン、ベイクドポテトなどは両方とも中くらい
  3. 果物や生野菜、クッキーなどは隠し満腹度が低い

といった傾向があります。

つまり現実世界で「腹持ち」のよい食料は隠し満腹度の回復量が大きく、お腹が減りにくい傾向があります。

食料を使い分ける意味

いろいろな食料があっても、いつでもいちばん効率の良い食料を食べておけば良いのではと思うかもしれません。 もちろん、それでも問題ありません。

しかし、隠し満腹度という変数があるため、一言で「効率が良い」といっても何が実際に良いのか場合によって変わってきます。

隠し満腹度はあまりお腹が減っていなくても食べれば体力を素早く回復してくれるので、戦闘などで体力が良く減る状況では隠し満腹度の回復量の大きな食料が有効です。

一方で、体力が減らない状況では別に体力の回復のことは考えなくて良いため、満腹度と隠し満腹度の回復量の合計が大きい食べ物の方が役に立ちます。

さらに、いくら回復量が大きくても入手コストが高すぎては「効率が良い」とは言えないでしょう。 使えば食事の時間が少し節約できるけど、入手するには何時間もかけてトラップを作る必要がある、というような食料が「効率が良い」と主張するのは無理があります。

それに、せっかくいろいろな食料があるのですから状況に応じて使い分けた方がゲームとしても面白くなると思います。

そこで以下では「冒険や探索の時」、「拠点にいるとき」、「ボス戦用」の3つの場合についておすすめの食料をご紹介します。

さらに少し特殊な食料についても簡単に説明します。

冒険や探索のときにおすすめの食料

冒険や探索の時には敵モンスターの攻撃などにより体力がよく減ります。

また、歩いたりジャンプしたりもよくするので、空腹度も減りやすいです。

よって体力を回復する隠し満腹度と満腹度の両方を大きく回復してくれて、入手も楽な次の食料をおすすめします。

焼き豚

焼き豚

焼き豚は豚を倒したときにドロップする豚肉を焼いて作ります。

豚はニンジン、ジャガイモ、ビートルートといろいろな作物で繁殖するのでエサの用意が楽です。 このうちニンジンとジャガイモは幸運の道具で増えるので量産も容易です。

ブタ

以前のバージョンでは豚肉の使い道があまりなく豚を多く育てるメリットがなかったのですが、今は肉屋で家畜の肉が売れるようになりました。 豚肉はエメラルドの交換効率が良いので多めに育てても損はありません。

さらにVer.1.16からはホグリンが登場したことにより、真紅の森を探索しているだけで簡単に豚肉が手に入るようになりました。 ホグリンは繁殖も可能でトラップなども作れて革も手に入るようになりました。

ホグリン

また、焼き豚は肉屋からも買えます。 エメラルド1つで焼き豚5個と性能や育てる手間を考えれば悪くない値段です。

よって、焼き豚は以前のバージョンに比べるとかなり使いやすい食料になっています。

ステーキ

ステーキ

以前のバージョンだと冒険や探索のときの食料というと、革を得るために牛を育てた時の副産物である牛肉を焼いたステーキがよく使われていました。

牛

しかし、Ver.1.14からは革を原料とする額縁が製図家から買えるようになりました(ただし取引項目にでる確率は低め)。 革細工師から革鎧も買えるようになりました(ただしどの部位がでるかはランダム)。 さらに、Ver.1.16ではホグリンを倒したときやピグリンとの取引でも革が手に入るようになりました。 よって現在のバージョンでは革のために牛を多く育てる必要があまりなくなりました。

牛は繁殖に小麦が必要で、小麦は幸運の道具で収穫量が増えないため、たくさん用意するのがちょっと面倒です。

もちろん、革がたくさん必要な人はそれでも牛はたくさん育てていると思うので、その時はステーキを食料にすれば良いでしょう。 そうでないなら、豚肉の方が入手は楽です。

ちなみに、マインクラフトでは現実の世界と違って豚肉の方が高く売れます。

食料として消費する肉の量が少ないので、差はそれほど大きくはならないとは思いますが、もし豚肉と牛肉が両方とも同じくらいたくさんあるなら、安くしか売れない牛肉の方を食料にして豚肉はエメラルドにした方がお得です。

他の同程度に効率の良い食料

焼き豚とステーキ以外に焼き鮭と焼いた羊肉も同程度に回復量が大きいのですが、鮭はまとまった数を入手しにくく、羊は羊毛をとるために処分はあまりしないと思うので、食料としてはいまひとつです。

拠点にいるときにおすすめの食料

建築や倉庫整理などで拠点にいるときにはあまり体力が減ることはありません。

そのため、体力が減ることに備えて隠し満腹度をあげておく必要はありません。 満腹度がある程度減ってから食べ物を食べれば十分です。 また、そうした方が満腹度を効率よく利用できます。

よって隠し満腹度を多く回復する食料を使う必要はありません。 隠し満腹度を多く回復する食料は製作コストが高い事が多いので、食事の手間が省けてもそのぶん入手の手間がかかるのであまり効率が良くありません。

とはいえ、あまりに隠し満腹度が低い食料だとすぐにお腹が減ってしまい、ずっと食事をとり続けなければならなくなってしまいます。

そこで、以下のような手に入りやすくて満腹度と隠し満腹度の両方をそれなりに回復してくれる食料を使うのがおすすめです。

焼き鳥

焼き鳥

焼き鳥はニワトリがタマゴや種で増やせて自動生産も可能なので、低コストで大量生産できる非常に優秀な食べ物です。 肉屋の村人から買うこともできてエメラルド1つで8個と他の食料と比べてわりとお得です。 例えば焼き鳥より回復度が小さいパンはエメラルド1つで6個です。 おそらく入手難易度で値段を決めているせいか、満腹度の回復量を基準として考えると焼き豚と焼き鳥以外の村人が売ってくれる食料はちょっと割高な気がします。

回復量は焼豚やステーキに劣りますが、食料全体ではかなり良い方です。 ゲーム序盤ならメインの食料として、ゲームが進んでからも拠点にいるときの食料としておすすめです。

焼きタラ

焼きタラ

タラはガーディアントラップを作っているといくらでも手に入ります。 特に処理槽に溶岩を使っているととんでもない量の焼きタラがたまります。 その場合には焼く手間もなく便利な食料になります。

焼きタラ

以前処理槽に溶岩を使っていたのでたまった焼きタラ。 タルの中身が全て焼きタラです。

しかし、ガーディアントラップを作っていないとタラを集めるのが面倒な上に回復量もそんなに高くないので、あまりおすすめの食料ではありません。

また、Ver.1.14からはタラは漁師に売れるようになったので、ガーディアントラップの処理槽には溶岩を使わずに生のタラを取得できるようにして、必要な分だけ焼いた方が良いと思います。

ゲーム序盤なら釣りや泳いで倒して簡単に手に入るので他の食料が手に入るまでのつなぎとして便利です。

他に以前は自動釣り機がよく使われていたので、その時の副産物としてもたくさん手に入っていました。 今はJava版では効率の良い自動釣り機を作りづらくなったので、この方法で手に入れることは少ないでしょう。

キノコシチュー

キノコシチュー

キノコシチューは赤いキノコと茶色いキノコの二種類のキノコとボウルからクラフトできる食料です。

シチューはスタックできないという欠点があるため、冒険や探索の時の食料としては向いていません。

しかし、拠点にいるときならインベントリが1つや2つ余分にふさがってもさほど問題ないので十分に食料として使えます。

キノコはVer.1.16からネザーで簡単に採取できるようになり、ネザーに長時間いる場合にはいくらでも手に入ります。

ネザーのキノコ

ネザーに長時間いるとあたりがキノコだらけになる。

また、ムーシュルームを手に入れれば、ボウルを持った手で右クリックするだけで無限にキノコシチューが取得できます。

こうなると全く手間をかけずに食料の心配がなくなるので、少しでも資源を節約したい場合にはとても便利です。

さらに茶色のムーシュルームがいる場合にはタンポポやヒスイランの「怪しげなシチュー」が簡単に作れます。 後で解説するようにタンポポやヒスイランの怪しげなシチューは非常に回復量が大きいので、これを拠点での食料にするのも良いと思います。

ベイクドポテト

ベイクドポテト

ベイクドポテトはジャガイモを焼くとできる食料です。 ジャガイモは幸運の道具で増やせて量産が容易なため、それを焼くだけでできるベイクドポテトはゲーム序盤の食料として人気があります。

しかし回復量は焼き鳥に劣るので、ニワトリが安定して育てられるようになったら焼き鳥に切り替えた方が良いかもしれません。

また、ジャガイモは村人との取引や豚の餌など他の使い道があります。 他の食料が確保できるならジャガイモはそちらに回した方が良いと思います。

もし初期の頃に量産したベイクドポテトがあまっていたら拠点用の食料にするのがおすすめです。

パン

パン

パンは小麦の種が付近の草を採掘するだけで手に入るため、ゲーム序盤の安定して生産できる食料としてとてもおすすめです。

しかし、小麦は幸運の道具で増やせず、牛や羊の餌など他の使い道もあるため、ゲームが進行すればパンはあまり便利な食料ではなくなっていきます。

農民からも買えますが、エメラルド1つで6つと食料としてはちょっと割高で焼き鳥の方がお得です。

他の食料が利用できるようになったら、そちらへ切り替えていった方が良いでしょう。

もし村人繁殖用のものや、農民を育てるときに買ったパンがあまっていたら拠点用の食料として使うのがおすすめです。

ニンジン

ニンジン

ニンジンは幸運の道具で増やせ、焼いたりせずともそのまま食べられるのでゲーム序盤には便利な食べ物です。

満腹度の回復量は少ないわりに隠し満腹度の回復量は多めなので意外とお腹は減りにくいです。

しかし、回復量そのものが少ないので頻繁に食事しないとならなくなるため、他の食料が利用できるならそちらを優先した方が良いでしょう。

ボス戦用の食料

コストはかかるけれども隠し満腹度の回復量が大きかったり、特殊効果がある食料はボス戦などでおすすめです。 ここでいうボス戦とはエンドラ討伐、ウィザー戦、海底神殿攻略、森の洋館攻略、ピグリンブルート戦、襲撃イベントなどです。 しかし、この食料を使わなくても攻略可能なので、あれば便利、というぐらいです。

金のニンジン

金のニンジン

金のニンジンはある程度まとまった数入手できる食料の中ではかなり隠し満腹度の回復量が大きく、体力が大きく減る状況ではとても役に立つ食料です。

入手には金塊8個とニンジンをクラフトするか、農民からエメラルド3つで3本(つまり一本当たりエメラルド1つ)で買えます。

入手コストが高く、一方で満腹度、隠し満腹度の合計は焼き豚と同じぐらいなため、普段の食料としてはあまりおすすめしません。

例えば農民から金のニンジンを買うと1本あたりエメラルド1つですが、肉屋から焼き豚を買うとエメラルド1つで焼き豚5個です。 しかし、食料として焼き豚の5倍の価値があるかというとかなり疑問です。 なぜなら金のニンジンは隠し満腹度は大きいものの、普通の満腹度の回復量は少ないので、満腹度が減ってから食べるとトータルの回復量が焼き豚とあまり変わらなくなるからです。

具体的には、焼豚やステーキは満腹度の回復量は8なので、骨付き肉表示で4本満腹度が減った状態(つまり6本しか表示されていない状態)で食べると、(満腹度が減っているということは通常は隠し満腹度は0のはずなので)満腹度と隠し満腹度の合計20.8がフルに使われます。 一方、金のニンジンの満腹度の合計は20.4なので、たとえフルに使われても焼き豚よりも少し小さいです。 つまり、満腹度が12以下で食べるなら金のニンジンよりも焼き豚の方が回復量が大きくなります。

さらに満腹度が8.4以下で回復すると隠し満腹度の上限が低くなり、金のニンジンはもっと回復量が下がります。

ボス戦などでは体力が大きく減っているけれどお腹は減っていないという状況がよく発生するので、体力を素早く回復してくれる隠し満腹度の回復量の大きい金のニンジンはとても役に立ちます。

しかし、それ以外ではお腹が減ってから食べ物を食べるようにすればよいので、ほとんど使う意味がありません。

実際に金のニンジンと焼き豚を比べてみたのが以下の画像です。

まず、満腹度が高い場合です。

金のニンジンのテスト1

最初に毒のポーションを飲んで体力を減らし(画像の①)、次に金のニンジンを食べた時のライフと満腹度ゲージが②、焼き豚を食べたのが③です。 テストの時は毎回死んでライフや満腹ゲージをリセットして同じ条件になるようにしていました。

見ての通り、満腹度が高いとハート1つ分だけ金のニンジンの方が焼き豚より多く回復することが分かります。 よって、満腹度が高いときに体力を回復させるには金のニンジンは良い食料だと言えるでしょう。

次に、体力も満腹度も下がった状態です。

金のニンジンのテスト2

体力は毒のポーションで、満腹度は走り回って半分にしました(画像の①)。

②が金のニンジンを食べた後のゲージです。 満腹度が18以上にならないので体力は回復しません。

③は焼き豚を食べた後のゲージです。 満腹度が金のニンジンよりも多く回復しているのがわかります。 この場合、満腹度が18以上なので④のように体力が回復します。

つまり、満腹度が下がっている状態だと、満腹度の回復量が少ない金のニンジンは焼き豚よりも体力の回復も遅くなる事があります。

このように回復も遅くなる事があり、満腹度、隠し満腹度のトータルの回復量も焼き豚よりも劣るのでは、金のニンジンをお腹が減ってから食べるのはコストが高いだけで便利ではないことが分かるでしょう。

よって、よほど金かエメラルドを量産していて楽に金のニンジンが手に入り、しかもよくダメージを受けるのであらかじめ少し満腹度が減っただけですぐに食事をするのでもなければ、普段の食料にしてもメリットはありません。 操作が下手でよく落下ダメージを受け、さらにそれを常に回復しないと気が済まない人などなら役に立つかもしれません。

金のニンジンはボス戦用の食料と暗視のポーション、馬の繁殖用に使うのがおすすめです。

金のリンゴ

金のリンゴ

金のリンゴは金インゴットを8つとリンゴを使ってクラフトできる非常に製作コストの高い食料です。

食べると体力がしばらく回復し続ける「再生能力」、一時的に体力の最大値が増える「衝撃吸収」という効果がつくので、ボス戦などではおすすめの食料です。

また、満腹の時にも食べられるので、バフ効果をつけるためだけに食べることもできます。

しかし、製作コストが高すぎて普段の食料としてはおすすめしません。

再生能力と衝撃吸収の効果も一定時間で切れるので、大きなダメージを受けない状況ではほとんど役に立ちません。

よって通常は金のリンゴは食料としてはボス戦のみ、それ以外は村人ゾンビ治療に使うと良いでしょう。

エンチャントされた金のリンゴ

エンチャントされた金のリンゴ

「エンチャントされた金のリンゴ」は衝撃吸収、再生能力、火炎耐性、耐性のバフ効果がつく非常に強力な食料です。

また、満腹の時にも食べられるので、バフ効果をつけるためだけに食べることもできます。

入手には廃坑やスポナー、森の洋館や砦の遺跡などのチェストに低確率で入っているのを探すしかなく、かなり運が良くないと見つかりません。 今のバージョンではひょっとすると一番のレアアイテムかもしれない、というぐらい見つかりません。 ちなみにマインクラフトの最初の制作者の名前を取って「ノッチリンゴ」とも呼ばれます。

しかし、マインクラフトにはそれほど強い敵はいないので、これが必要になるほどの状況は難易度ハードでウィザーと正面から力押しで戦うときぐらいかなと思います。

個人的には「エンチャントされた金のリンゴ」は旗の模様にするのがおすすめです。食べてしまうとなくなってしまいますが、旗の模様にすれば繰り返し使えるからです。

旗の模様

この旗の模様はイースターエッグ(ゲームにしこまれた小ネタのこと)の一つで、実はマインクラフト製作会社Mojangのロゴマークになっています。 何を表したマークなのか分かりませんが、かじったリンゴにもドラゴンにも見える気がします。

旗の模様ロゴマーク

「エンチャントされた金のリンゴ」は運良く二個目が見つかったらボス戦で使ってみても良いと思います。

ちなみに「エンチャントされた金のリンゴ」は昔はクラフトできていました。そのせいか動画サイトのコメントなどでクラフトできると書き込んでいる人がいて驚かされることがあります。 「エンチャントされた金のリンゴ」がクラフトできなくなったのは2016年1月リリースのVer.1.9からなので、すでに5年近く前です。

タンポポまたはヒスイランの怪しげなシチュー

怪しげなシチュー

怪しげなシチューは材料になる花によってさまざまな状態変化をもたらす食べ物です。

ほとんどの怪しげなシチューにはたいした効果がないのですが、タンポポまたはヒスイランのシチューは隠し満腹度を少しのあいだ満タンにしてくれる効果があります。 その効果のおかげで満腹度、隠し満腹度の回復量の大きさは共にVer.1.16の時点で全食料中のトップです。 満腹度が半分、隠し満腹度が0まで減っていても食べれば両方とも全回復します。

満腹度が満タンだと体力が回復するため、この怪しげなシチューを飲むと体力が大幅に減っていても一瞬でかなり回復します。

食べたときの満腹度によりますが、たいていハート6個分ぐらい回復するのでハート4つ回復する治癒のポーションIIより効果は高いです。

怪しげなシチューの回復量

ただし、満腹のときには食べられないという欠点があります。 満腹の時は治癒のポーションの方が便利です。

(2021/6/15)Java版Ver.1.17より満腹の時でも食べられるようになりました。 これで飲むタイプの治癒のポーションを使うぐらいなら、この怪しげなシチューを使った方が良くなったように思えます。

シチューはスタックできないので、冒険や探索のときの食料としては使い勝手が悪いのですが、ボス戦なら使いどころがあるでしょう。

1ブロックの花の栽培を自動化しているとタンポポやヒスイランが大量に入手できます。

大量のタンポポ

その場合は拠点での食料としてもおすすめです。 隠し満腹度を満タンにしてくれるので、体力があるときに食べると非常に腹持ちがよくなり、あまり食事をしなくてすむようになります。 ただし、持ち運びは少し面倒です。

私は良くタンポポまたはヒスイランの怪しげなシチューを使っていますが、他の食料に比べて食事の頻度がだいたい半分近くに減る感じです。

また、茶色のムーシュルームがいれば花を持った手でムーシュルームを右クリックしてそのあとにボウルを持った手で右クリックすると、その花の怪しげなシチューが得られます。

ムーシュルーム

この方法ならキノコを取りに行かずに花さえあれば量産できるようになります。

ちなみに農民から買えるときもあります。 しかし、買ってみないと何の効果か分からず、値段も1杯1エメラルドと高めです。

特殊な食料

最後に、役に立つかどうかはともかく、少し特殊な食料をご紹介します。

ウサギシチュー

ウサギシチュー

ウサギシチューは全食料中でもかなり満腹度の回復量が大きい食べ物です。 怪しげなシチューが登場する前はこれが一番満腹度の合計の回復量が多い食べ物で、今でも二番目です。

しかし、実はシチューにせずに材料を別々に食べた方がトータルの回復量が大きくなります。 そのような食料はこれだけです。 シチューなのでスタックもできません。 つまり、手間をかけて性能を落としているようなことになります。 ただし、材料を食べるよりは時間の節約にはなります。

ウサギシチューは肉屋でも買えます。 ウサギシチュー1杯でエメラルド1つとなかなかお値段お高めです。

回復量の多さも怪しげなシチューが登場した今ではそれほど魅力的ではなくなったので、進捗の解除を狙うときぐらいしか使わないと思います。

クモの目

クモの目

クモの目は食べると毒状態になります。 しかし毒状態の時間が短く、そこそこ隠し満腹度を回復するので、ダメージ軽減の防具で毒ダメージを軽減しているとダメージを差し引いてもまあまあ満腹度を回復してくれます。

毒で死ぬことはないので、もうこれ以上体力が減りようがないときや他の食料がないときになら食べても良いかもしれません。

腐った肉

腐った肉

ゾンビを倒すと落とす腐った肉は食べると食中毒になることがあります。 食中毒になると満腹度が減りやすくなるのであまり効率の良い食べ物ではありません。

しかし、ゲーム序盤だとゾンビを倒せばいくらでも手に入るので、他の食料がないときには結構役に立つことがあります。

他の食料が手に入るようになれば、聖職者に売るか犬の餌にするのがおすすめです。

フグ

フグ

フグは食べると毒状態になり、満腹度の回復量も少ないので食べてはいけません。

そこそこレアアイテムで、水中呼吸のポーションにつかったり、生きていればアクアリウムに入れたりと使いどころもあるので、食べるぐらいなら他の用途のためにとっておいた方が良いでしょう。

ケーキ

ケーキ

ケーキは他の食料とは違い設置して右クリックすると食べられます。

ケーキ食べる前

ケーキ食べた後

満腹度の回復量は少ないのですが、一瞬で食べられるので時間を節約したい人には少し便利かもしれません。 また、インベントリに食料を入れておく必要もありません。

しかし、製作コストが高いのでその労力に見合うメリットかどうかはかなり微妙です。 食料というより装飾用と思った方がいいでしょう。

ちなみに、なぜかパンダはアイテム化したケーキを食べます。

コーラスフルーツ

コーラスフルーツの木

コーラスフルーツはエンドに生えている植物で、食べると近くにランダムにワープします。 クールダウンの時間があるものの、他の食料と違って満腹でも食べられます。

必ず液体のない地面のあるところにワープするので、高いところから落ちそうになったときに食べると助かることがあります。 エリトラ飛行中に食べてすぐに地上に降りる、というような技もあります。

しかし、ワープ先がランダムなので危険な崖っぷちなどにワープすることがあり、今ひとつ使い勝手は良くありません。

ワープが目的ならエンダーパールの方が使いやすいです。 ただ、エンダーパールと違って壁の向こうなど見えない場所にもワープできるので、何かに使える可能性はあります。 例えば、水を流すなどして他の場所にワープできないようにして、食べれば隠し部屋へ確実にワープできるようにするなどです。

焼くと建築ブロックなどの素材になるので、こちらの用途の方がよく使うでしょう。

ハチミツ入りの瓶

ハチミツ入りの瓶

ハチミツ入りの瓶は空のガラス瓶を持って蜂の巣や養蜂箱を右クリックすると手に入ります。 ディスペンサーに空のガラス瓶を入れて蜂の巣や養蜂箱に向けて作動させても入手できるので自動化も可能です。

他の食料と違って満腹度が減っていなくても食べられ解毒作用があります。

牛乳と違って16本スタックできて運びやすく、洞窟グモが苦手な人や洞窟グモトラップの制作時には役に立つと思います。

ただ、毒ダメージはダメージ軽減のエンチャントでも減らせるので、エンチャント付き防具と効率の良い食料を使ってもあまり気にならなくなります。 エンチャント付き防具が十分手に入るようになると、ハチミツ入りの瓶は特に必要ないかもしれません。 また、難易度イージーでは洞窟グモは毒を持たないので、ハチミツ入りの瓶の活躍する場面はあまりないかもしれません。

菓子類や果物

パンプキンパイやクッキー、りんごやスイートベリーなどは隠し満腹度の回復量が少なく、頻繁に食事しなければなくなるのであまり食料として長く使うには向いていません。 他に何も食べ物がないときには役に立つこともある程度です。

これらの食べ物はコレクションアイテム、進捗の解除、額縁に入れて青果店や菓子店の建築の飾り、などの用途がおすすめです。

まとめ

マインクラフトの食料は、こだわらなければ回復量が大きくて製作コストもさほど高くない焼き豚か焼き鳥をずっと食べておくというのも一つの方法です。 この二つは肉屋からそう高くない値段で買えるので、自動化装置でエメラルドがたくさん手に入るようにすれば家畜を育てる手間さえ必要ありません。

しかし、せっかく40種ぐらいの食料があるのですから、1つだけの食料を使い続けるのはちょっと面白味がないと思う人もいると思います。

人によって生産しているアイテムもやりたいことも違うので、最適な食料も変わってくると思います。 ぜひいろいろな食料を実際に食べて自分に合ったものを探してみてください。

たとえば私は冒険や探索の時は焼き豚を、拠点では怪しげなシチューかキノコシチューか焼きタラ、焼き鳥などを使っています。 他の食料を使うこともあります。 拠点ではビーコンで体力回復や耐性のバフをかけていることが多く体力が減らないので性能よりも手軽さを優先したり気分転換に食べ物を変えたりしています。

しかし、例えばマルチプレイでスキンを見せるなどのためにあまり防具は身につけていない人はちょっとした段差から落ちても体力が減るので効率の良い食料を常に使っておかないとプレイしにくいかもしれません。

このようにプレイスタイルによって食料の使い方も変わってくるでしょう。

こちらの記事を参考に、いろいろと使ってみて楽しんでもらえるとうれしいです。

関連項目

テクニック」に関する記事

全33件のうち、この記事を除く8件を表示しています。テクニックに関する記事の一覧を見る。

公開日:2020-12-05