目次
概要
マインクラフトのハサミはゲーム序盤から必要となる道具ですが、ゲームが進むとあまり使わなくなる人もいるようです。 しかし、ハサミはさまざまなアイテムが採取でき、それらをうまく使うと建築の装飾として役に立ちます。
ここではハサミで採取できるアイテムとその使い道について解説します。
ハサミの基本情報
ハサミは鉄2つで製作できる道具で、それ以外には羊飼いから買うこともできます。
エンチャントは効率強化、耐久、修繕、消滅の呪いなどがつけられます。
ハサミの用途で一番重要なのは、おそらく羊の毛刈りでしょう。 (ちなみにマインクラフトのハサミは英語では「shears」で、これは普通のハサミ「scissors」とは違い羊の毛刈りや植木の剪定などに使われる大ばさみのことです。動詞としては「羊の毛を刈る」という意味もあります。)
毛刈りで得られる羊毛からはベッド、カーペット、旗などがクラフトできます。 ベッドは危険な夜をスキップでき、カーペットも装飾や湧きつぶしとして重要です。 旗も装飾でよく使います。 また、羊毛は村人とエメラルドに交換することもできます。
毛刈りだけではなくハサミは設置した羊毛ブロックを速く採掘できます。 特に効率強化Vがついていると羊毛ブロックが瞬時に採掘できるようになるため、羊毛の大型建築をするならハサミに効率強化のエンチャントはつけておいた方が良いでしょう。 速すぎて制御はちょっと難しくなりますが、すぐ慣れると思います。
サバイバルモードで実際に建設中の羊毛の村。
しかし、ハサミにはこれ以外にもいろいろなブロックの採掘に使えます。建築の装飾として使うブロックが多く、使いこなせれば建造物の見た目をよくできます。
具体的にどんなブロックが採取可能で、どういった使い方ができるかを以下でご紹介していきます。
葉
葉ブロックの採取はおそらくハサミの用途で羊の毛刈りの次によく使うものだと思います。
葉ブロックは他にシルクタッチのクワでも壊さずに採取可能なので、大量に必要な場合は耐久の高いそちらの方が良いかもしれません。 しかし、通常はそれほど大量の葉ブロックが必要な事はないので、ハサミで採取するのをおすすめします。
葉ブロックはクラフトには使えず、そのまま装飾に使うのが普通です。 他にコンポスターで骨粉に変えることも出来ます。 しかし、効率は悪いです。
道を作ったときに両側に設置しておけば生け垣のようになり、その下に光源も入れられるのでとても便利です。マインクラフトの建築の定番テクニックの一つと言えるでしょう。
他にも建物の内装として使ったり、モンスターがその上で湧かないのでトラップの湧きつぶしに使うこともあります。
自然に生えた木では思い通り見た目になるとは限らないので、原木などと組み合わせて、自分で木をつくる事もよくあります。
サバイバルモードで実際に作った木。 苗木から育てたのでは、こんなに都合良くコンパクトに育つことはあまりありません。
このように葉は使いこなすと建築でとても役に立つブロックです。
ツタ
ハサミはツタも壊さずに採取できます。
ツタは建築の装飾としてよく使います。 特に古びた建物や庭の装飾などにつけておくと雰囲気が良くなります。
成長を制御したいときは一番下に糸を設置すると良いでしょう。
他にツタは「苔むした石レンガ」と「苔むした丸石」の材料になります。
石レンガや丸石は簡単に採取できるので建築でよく使われるブロックです。 しかし、そのまま大量に使うと人工的な感じが強く出てしまいます。 特に森の中など、自然な雰囲気を出したい場所ではあわないことがよくあります。
そういった場合、石レンガならただの石レンガに加えて苔むした石レンガとひび割れた石レンガをランダムに織り交ぜると、適度に朽ちた雰囲気が出せます。
同様に丸石なら苔むした丸石をすこし混ぜると良いでしょう。
「苔むした」系のブロックは1つ作るのにツタが1つ必要です。例えば、森の中に長い石畳の道を作りたい、となると苔むした石レンガやひび割れた石レンガがかなりたくさん必要になり、それにあわせてツタも必要です。
ツタは成長の遅い植物なので、必要になったときのためにある程度備蓄しておくことをおすすめします。例えば拠点で栽培しておいたり沼地に行ったときに採取しておいたりすればさほど手間をかけずに集まるでしょう。急にまとめて集めようとすると少し面倒です。
例えばジャングルの木を巨木にしてもツタは手に入るのですが、木も伐採しないといけなくなるので手間がかかります。
(2022/2/25追記)
Ver.1.17でツタの採取と苔むした系ブロックの製作について2つ大きな変更がありました。
一つはハサミにレベルII以上の効率強化のエンチャントをつけるとツタが一瞬で採掘可能になったことです。 この変更でツタの採集がとても楽になりました。
もう一つは苔むした系ブロックが苔ブロックからも作れるようになった事です。 苔ブロックは骨粉で簡単に増やせるため、骨粉があるなら苔ブロックで苔むした系ブロックを作った方が楽です。
よって苔むした系ブロックの製作は、
- 骨粉がない -> 効率強化のついたハサミでツタを採集してクラフト
- 骨粉がある -> 苔ブロックからクラフト
とするのがおすすめです。
実際にサバイバルモードで使ってみたところ、どちらも同じぐらい良い方法なのでプレイスタイルに合わせて使い分けると良いでしょう。
シダ
シダはジャングルやタイガバイオームに生成される植物です。 ハサミで採取可能で行商人が売ってくれることもあります。
ハサミでないと採取できないことや、生成されるバイオームが限られていることなどから見落とされがちですが、シダは内装で観葉植物にするととても使いやすいアイテムです。
シダを土ブロックなどに植えて骨粉をかけると高さ2ブロックまで成長します。 これを観葉植物と見立てるのです。
他に高さ2ブロックの植物というと花がありますが、花は色が鮮やかで目立ちすぎて内装ではなかなか使いづらいです。
シダは適度に地味な色合いなのでたいていの部屋にあいます。
内装を作っていて迷ったらシダの観葉植物か後述する枯れ木の鉢植えかのどちらかをおけば、ほとんどの場合うまくいくのではないか、というぐらい使いやすいです。
ただし、土を隠すトラップドアなどが必要なため、少し場所を取るので広めの部屋で使うことをおすすめします。
またシダは骨粉で生長させてからハサミで採取すると数が増えます。 1つでも採取できれば低コストで増やせます。
シダは装飾としておすすめのアイテムです。
枯れ木
枯れ木は砂漠や荒野などのバイオームに生成されるアイテムです。
よく見かけるアイテムですが、壊すと棒になるぐらいでクラフトの原料にもならず、見た目も地味なのであまり気にとめていない人が多いかもしれません。
枯れ木はハサミで採取可能で植木鉢に植えることもできます。
この植木鉢に植えた枯れ木と葉ブロックを組み合わせると、簡単に鉢植えの木が作れます。
植木鉢の上に葉ブロックを設置するのはシフトを押しながら植木鉢の上面をクリックします。 枯れ木をクリックしがちですが、そうするとブロックの設置はできません。
サボテンで同じような事をする場合もあります。 しかし、好みの問題もあるでしょうが、枯れ木の方がより木らしいと私は思います。
この鉢植えの木は1ブロックの広さしかスペースを取らず、見た目もそこそこ良いので観葉植物として内装に使ったり、庭木として設置したりと使い勝手の良い装飾です。
この枯れ木と植木鉢と葉ブロックを組み合わせたものは、観葉植物としてシダと並んでおすすめの装飾です。
草、海藻、ネザースプラウト、小さなドリップリーフ
草と海藻、ネザースプラウトもハサミで採取できます。
草やネザースプラウトは少し荒れた雰囲気を出す場合に装飾として使うことがあります。 海藻はアクアリウムや池を作ったときによく設置します。
骨粉をまいて生やすこともできますが、ランダムなので思った通りに生えることはまずなく、ハサミで採取して自分で植えた方がうまくいくことが多いです。
また、海藻はカメを繁殖させるエサにもなります。
Ver.1.17から追加された小さなドリップリーフもハサミでないと採取できません。 名前の通り小さくて見栄えの良い植物なので、水辺の装飾として使うことがあります。
クモの巣
ハサミはクモの巣をそのまま採取できます。 他の採取方法では糸になってしまいます。
採取したクモの巣はお化け屋敷や廃屋などの装飾用に使います。
以前は煙を表現するのにクモの巣を使うことがありましたが、現在は焚き火で煙が出せるのであまり見かけなくなりました。
他にMobがひっかかると動きが遅くなる事からトラップに使われることもあります。
ヒカリゴケ
Ver.1.17より追加されたヒカリゴケもハサミでないと採取できません。
ヒカリゴケは建物などに貼り付けて適度に古びた感じを出したり、天井や床、水の中にも設置できたり、Ver.1.18からは湧きつぶしにも使えたりと非常に便利なアイテムです。
ヒカリゴケで装飾した建物。
おまけ:ハサミの特殊な使い方
採集したアイテムの使い方とは違うのですが、ハサミには以下のような少し変わった使い方もあります。
植物の成長を止める
Ver.1.18からグロウベリー、コンブ、しだれツタ、ねじれツタの一番先の部分をハサミで右クリックするとそれ以上成長しなくなりました。
今までは糸などのブロックを設置して成長しないようにしていたのですが、その手間が省けるようになりました。
ただし、グロウベリーが実っている場合は右クリックで収穫する方が優先されるため、実を付けさせたいなら成長を止めてから骨粉をかけましょう。
罠解除
はさみをつかうとトリップワイヤーフックについた糸をレッドストーン信号を発生させずに取り除くことができます。 これを使うと対人用の罠を安全に解除できます。
例えばトリップワイヤーフックの先にTNTをつけておけば、爆弾解除みたいな遊びが出来るかも知れません。
トリップワイヤーフックのTNTトラップ。 糸に触ると爆発します。
しかし、ハサミで糸を採掘すると爆発させずに罠を解除できます。
解除される側の対抗策としてトリップワイヤーフックをオブザーバーで監視すると、たとえ糸をはさみで取り除いてもオブザーバーは反応するので、ハサミでは解除不能になります。
このようにオブザーバーでトリップワイヤーフックを監視すると、ハサミで糸を採掘してもオブザーバーが感知してレッドストーン信号を送出しランプがつきます。
ハサミは他にもムーシュルームからキノコを採取して普通の牛にしたりもできます。 実用性は微妙ですが、見た目が変わるのがちょっと面白いです。
まとめ
このようにハサミは多くのアイテムが採掘できます。 それらのアイテムは特にレアな物ではなく、どれも普段見かける物ばかりだと思います。
しかし、実際にハサミで採掘したことのないものもあったのではないでしょうか。
ハサミで採取できるアイテムは建築で装飾に使う物が多く何かの効率化などに役立つわけではありません。 しかし、使いこなせれば建築の手数が増やせます。
手軽に使えるものが多いので、ぜひハサミをうまく使いこなして建築を楽しんでください。
関連項目
「テクニック」に関する記事
- 【Java版マインクラフト】湧きつぶしの方法
- 【Java版マイクラ】村管理のトラブルシューティング
- ハチミツブロックエレベーターの「使い方」
- 【Java版マイクラ】Ver.1.14以降対応! 村人を移動させる方法
- 【Java版マイクラ】基本からウラ技まで! ウィザースケルトンの頭の集め方
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #33 エンダードラゴン討伐
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公開日:2020-09-18