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【奇を衒わないマインクラフト】#181 樹脂レンガで砦の遺跡を改装する

樹脂レンガを使って砦の遺跡を改装します。ネザーでのビーコン設置や樹脂レンガの特徴や使い方などについても解説。


概要

樹脂レンガを使って砦の遺跡を改装します。ネザーでビーコンを設置するときの小技や樹脂レンガを建築で使うときのブロックの組み合わせなどについても解説。

YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート181の解説・補足用記事です。

注意:基本的にJava版マインクラフトでのプレイ内容の紹介です。 統合版とは仕様が異なる場合があります。

Java版マインクラフトの実際のプレイで役立つ情報をYouTubeでも公開しています。ぜひチャンネル登録お願いします!

動画


解説

今回の動画では、ネザーに生成される「砦の遺跡」を改装しました。

改装した理由

この砦の遺跡は、以前フロッグライトトラップを作成した場所で、ネザーゲートをくぐると前回苔自動収穫機を設置した拠点につながっています。 装置を設置して訪れる機会が増えたのに、通路部分がまだ完全に廃墟のままで、見た目の悪さが気になっていました。

そこで今回は、砦の遺跡を本格的に改装し、移動も楽しめるようにすることにしました

作業準備:ビーコンの設置

改装作業に入る前に、まずはビーコンを設置しました。 以前、玄武岩製造機で使用したピラミッドを拡張し、ビーコンを6個設置します。

ネザーでのビーコン起動

真上に不透過ブロックがあると、ビーコンは起動しません。 ただし、岩盤は無視するため、ネザーでは岩盤下にあるネザーラックなどを取り除けば問題なく起動できます。

ただし、岩盤は完全に均一に生成されるわけではなく、岩盤の隙間にネザーラックが挟まって埋もれている場合があります。 この状態では、プレイヤーが直接ブロックを破壊できず、ビーコンが起動しない原因になります。

TNTを使ったブロックの除去

岩盤の間にほかのブロックが挟まっている場合は、TNTを使って取り除く方法が有効です。 TNTの爆発は斜め方向のブロックにも及びます。 岩盤に挟まったネザーラックがありそうな位置の斜め方向にTNTを設置し、爆発させればブロックが除去できます。

実際に試したところ、無事に邪魔なネザーラックを破壊できました。 爆発後にビーコンのビームが伸びて、起動していることも動画で確認できます。

この方法は、こちらの記事(【Java版マイクラ】ネザーにビーコンを設置する方法)でも紹介しています。

なぜビーコンを6基設置するのか

砦の遺跡は、基本的にブラックストーンでできています。 ブラックストーンは、ビーコンの採掘速度上昇効果があると即時採掘状態になります。 そのため、砦の遺跡を改装する効率が大きく上がります。

また、この場所ではピグリンとの戦闘が発生しやすく、攻撃力上昇が役立ちます。 溶岩によるダメージも受けやすいため、耐性や再生などの効果も有効です。

もちろん、移動速度上昇や跳躍力上昇を使えば移動効率が上がります。

よって、砦の遺跡ではビーコンの全ての効果が役に立ちます。 砦の遺跡ほど、ビーコンのすべての効果が活躍する場所はほかにないかもしれません。

ネザーに設置したビーコン

ネザーに設置したビーコン

樹脂レンガを使った壁のデザイン

今回の改装では、壁材として樹脂レンガを使用しました。 樹脂レンガは溶岩に近い色合いで、燃えず、ガストの攻撃にも耐えるため、ネザーで使いやすい素材です。

レンガは、下から積み上げるタイプの建材です。 そのため、下に何もない場所は支えがなく、そのままでは下に落ちてしまいます。 それを防ぐため、開口部にアーチを設けて上からの力を分散することがよくあります。

実際にアーチを現実のレンガ建築で見たことがある人は多いでしょう。 樹脂レンガもレンガの一種ですから、今回はアーチを多用したデザインにしました。

アーチのある壁

アーチのある壁

ガストに注意

砦の遺跡では、バイオームによっては中にガストが湧くことがあります。 そのため、燃える素材や爆発耐性の低い素材を使うと、思わぬ被害がでることがあります。もしそういった素材を使うなら、作業前に湧きつぶしをしておきましょう。

床、天井と回廊の作成

床材には、樹脂レンガと赤いネザーレンガを組み合わせました。 床下は溶岩湖になっているため、一部をガラス張りにし、そのまま照明として利用しています。

吹き抜け部分の天井を作るため、まずは足場を設置しました。 スポナーのあるタイプの砦の遺跡は、非常に高さがあり足場を設置するのも大変です。 そのかわり、非常に高い吹き抜けが作れるので、この場所ならではのスケール感があります。

また、壁が薄く張りぼてのように見えたため、吹き抜けの周囲には回廊を設けました。 現実の古い建物でも、吹き抜けのそばに柱の多い回廊状の空間を見かけることがあります。これは、吹き抜け部分に柱を立てられず建物の強度が下がるのを防ぐため、柱の多い回廊を配置して支えにしているからです。

マイクラでは建物の強度を考える必要はありませんが、現実に近い構造を意識すると、より説得力のある見た目になります。

回廊

回廊

砦の遺跡改装の魅力

砦の遺跡は、海底神殿や森の洋館のようなマインクラフトに生成されるほかの建造物と比べて内部が広く、特にスポナーのあるタイプは大きな吹き抜けを作れる点が特徴です。 また、改装の作業量は多いものの、海底神殿の水抜き作業と比べれば、まだ楽です。

これだけ規模の大きな建物を作ろうとすると、非常に手間がかかってしまいます。 しかし、すでにあるものを装飾するのなら、設計から全て自分で作るよりは簡単です。

吹き抜け

砦の遺跡を改装すると、巨大な吹き抜けが作れる

仕上げと完成後の様子

装飾と光源を兼ねて、壁面には溶岩流を配置しました。 樹脂レンガと溶岩は色合いが近く、よく馴染みます。

最終的に完成した砦の遺跡は、大量の樹脂レンガによって、重厚な空間に仕上がりました。

副産物として、フロッグライトやブラックストーン系ブロックも大量に手に入りました。

改装した砦の遺跡

改装した砦の遺跡

まとめ

溶岩に似た色で燃えない樹脂レンガは、ネザーの建築に向いている建材だと思います。 レンガは本来は壁に使うことが多い建材なので、砦の遺跡の改装のような壁が多い建築におすすめします。

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2025-11-28

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公開日:2025-12-18