概要
今回は、ウサギを連れ帰ってウサギ小屋を作ります。 ウサギの飼い方、ニンジン畑への影響、バイオームごとの色の違いなど、あまり知られていないウサギの特徴についても解説します。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート106の解説・補足用記事です。
注意:基本的にJava版マインクラフトでのプレイ内容の紹介です。 統合版とは仕様が異なる場合があります。
Java版マインクラフトの実際のプレイで役立つ情報をYoutubeでも公開しています。ぜひチャンネル登録お願いします!
動画
解説
動画の詳細は以下の通りです。
ウサギを飼う
今回は、ウサギを飼うためにまずネザー経由で拠点へとウサギを連れ帰っています。
ウサギは多めに増やす
前回もご説明したように、ウサギは非常に死にやすいMobです。 今回も、予想通り運んでいる途中に一匹死んでしまいました。 ウサギで何かするときは、万一の時に備えて、まず多めに増やすことをおすすめします。
ウサギはタンポポかニンジンで繁殖するので、増やすのは簡単です。
ウサギの壁抜け
ウサギは非常に壁を抜けやすいMobです。 以前から、フェンスを高くしても、いつの間にか外に出るウサギが気になっていたのですが、今回リプレイで抜けているところを始めて見ました。
成長したときに、位置がずれて外に出ているようですね。
経験的には、特に数を増やしたときに抜けやすい気がしていました。 おそらく、数が多いと壁際にいるウサギも多くなるので壁を抜けやすくなるのでしょう。
もちろん、他にも原因があるかもしれないので、完全に防ぐのは難しいと思います。 どうしても防ぎたければ、フェンスを二重にすればめったに出てこなくなるでしょう。
ただ、たまに抜けるぐらいなら実害はないので、気にしないのが一番良いかもしれません。
ウサギはニンジン畑を荒らす
ウサギは畑に植えられた、成長しきったニンジンを食べます(Java版)。 食べられたニンジンは、なくなってしまうわけではなく、成長段階が1つ戻ります。
逃げたウサギに荒らされないように、ウサギを飼うのはニンジン畑から離れた場所が望ましいです。 しかし、ウサギがニンジンを食べる速度は遅く、よほど大量に逃げ出さない限り、大きな被害が出るとは考えにくいです。 あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
「ウサギがニンジン畑を荒らす」という仕様は、むしろ今回の動画のように、あえてウサギを飼う場所にニンジン畑を作って、食べている姿を楽しむのに利用するのがおすすめです。
せっかく、他のMobと違う行動をするのですから、それに合わせた飼い方をした方が良いと思います。 とりあえず閉じこめるだけで「飼いました」というのでは、他の家畜と何が違うか分かりませんからね。
ニンジン畑のあるウサギ小屋
ウサギの色
自然にスポーンするウサギの色はバイオームによって異なります。
大まかに言うと
- 砂漠 : うす黄色
- 雪が多く降る場所 : 白、白黒
- それ以外 : 黒、茶色、灰色
といった感じです。
そして、繁殖させると親の色、どちらかのウサギが生まれます。 ただし、5%の確率で、そのバイオームでスポーンする色のウサギが生まれることがあります。 ウサギがスポーンしないバイオームの場合、上の「それ以外」の色の兎が生まれるようです。
つまり、例えば砂漠からうす黄色のウサギをサバンナに連れてきて繁殖させると、ときどき黒、茶色、灰色のウサギが生まれるわけです。
ところで、2023/3/28現在、日本語攻略Wikiにはなぜか5%が「極めて低い」と書いてありますが、全然低くありません。 これは誤解を生む表現だと思います。 また、英語版攻略Wikiにも、「極めて低い」にあたるような表現は書いてありません。
5%ということは、20匹に1匹は生まれる計算になります。 ウサギを家畜として繁殖させるなら、数十匹ぐらいは増やしてから処分するはずです。 繁殖と処分を数回繰り返すだけで、たいてい連れてきたのと違うウサギがかなり混じるようになります。 どこが「極めて低い」なのか理解に苦しみます。 5%、1/20が「極めて低い」だったら、1/1024でしか生まれてこない色違いムーシュルームや、1/1200でしか生まれてこない青ウーパールーパーはどう表現するのでしょう。 どうして、日本語攻略Wikiだけそんなことが書いてあるか謎です。
また、たまにいろいろなバイオームから苦労してウサギを連れてきて、「全色のウサギを集めてみた」といった動画を見かけます。 しかし、実際には、わざわざ全色のウサギは集めてくる必要はありません。 増やしていれば、勝手に拠点のバイオームに対応した色のウサギは生まれます。
ペットとして飼うなら増やして処分して、ということはしないかもしれません。 しかし、このタイミングでウサギを飼うのは、おそらく将来的に実装される可能性のある、バンドル用に革が欲しいためでしょう。 多くの人は、家畜として処分すると思います。 (2025/5追記: その後、バンドルにはウサギの革は不要になりました。)
よって、ウサギを全色連れ帰っている動画は、ウサギの仕様をよく知らないか、「苦労して集めました」という演出がしたいか、どちらかかな、と思います。
まとめ
今回は、ウサギを拠点に連れ帰って飼育する方法と、実際に飼う際に注意すべき点について紹介しました。 ウサギは非常に死にやすく、壁抜けや脱走の可能性もあるため、余裕を持って増やしておくと安心です。 また、ウサギがニンジンを食べるという特性や、色の違いとその繁殖の仕様にも触れました。
こういった仕様を正しく理解していれば、効率も見た目もよくウサギが飼えるでしょう。
ぜひチャンネル登録・高評価して応援してください!
次の記事
前の記事
【奇を衒わないマインクラフト】#105 ウサギを飼う その1
ネザーに道を作り、ウサギを捕まえます。ソウルスピードの耐久、ウサギはフェンスを越えるのか、スノーゴーレムについても解説
2023-03-27
関連項目
「ウサギ」に関する記事
全2件のうち、この記事を除く1件を表示しています。ウサギに関する記事の一覧を見る。
「建築」に関する記事
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #25 エンチャント部屋、スイカ畑の装飾
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #27 植林場の拡張、ネザーゲート周りの整備
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #28 羊牧場の移転、羊飼いの仕事場
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #31 ボートでの最後の探索、道の整備
- 【奇を衒わないマインクラフト】 #36 自動養蜂場、本屋の作成
全47件のうち、この記事を除く5件を表示しています。建築に関する記事の一覧を見る。
公開日:2023-03-28