概要
今回は、ヤギのツノをたくさん集めます。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート107の解説・補足用記事です。
動画
解説
今回は、雪山に行ってヤギのツノを集めています。
ヤギ
ヤギは雪山などにスポーンするMobです。
小麦で繁殖し、倒しても経験値が少し手に入る程度で、ドロップ品はありません。 バケツで右クリックすると、牛乳がとれますが、それなら牛で十分です。
よって、家畜として飼う利点は特にありません。
ただし、ヤギが突進したときに、ヤギがスポーンする場所に自然生成されるようなブロック(石、原木、鉱石など)にぶつかると、ツノをドロップします。
ヤギのツノは継続して必要というわけでもないアイテムです。 よって、ペットとして飼うならともかく、ツノが欲しいだけなら、拠点に連れ帰らず雪山で増やしてツノを入手するのが合理的です。
ヤギのツノ
ヤギのツノは右クリックすると音が鳴り、楽器の一種として使えます。
ヤギのツノは8種類あり、4種類は通常のヤギ、それ以外の4種類は叫ぶヤギのドロップ品です。
叫ぶヤギ、というのは、名前の通り叫ぶような声を出すヤギで、声以外にもよく突進するという特徴があります。
叫ぶヤギの生まれる確率は、自然のスポーンでも繁殖でも2パーセントです。 つまり、平均50匹ぐらいヤギを増やさないと叫ぶヤギは手に入りません。 普通のヤギと叫ぶヤギを交配して叫ぶヤギが生まれる確率は50パーセントです。 また、ランダムなくじ引きで4種類のものをそろえるのに必要な試行回数は、8.3回ぐらいです。
よって、全てのツノを集めるには、叫ぶヤギを手に入れるのに平均50匹までヤギを増やし、次にもう一匹叫ぶヤギを手に入れるのに通常のヤギと平均2回繁殖させ、最後に全てのツノを出現させるまで、平均8.3匹増やすことになります。 まとめると、平均60匹ぐらいヤギを増やさないといけない計算になりますね。 (普通のヤギのツノは、そこまで増やしている間に集まるので、考慮する必要はあまりありません。 しかし、厳密に言うと、本当は少しこの数は増えると思います。)
肉や革などをドロップするなら、家畜として飼ってついでにツノを集めれば良いのですが、ヤギは倒しても何もドロップしません。
ツノだけのために60匹も増やすのか、ということになるので、叫ぶヤギのツノは集めないつもりでした。 しかし、動画では、どういうわけか繁殖させた一匹目の子ヤギが叫ぶヤギでした。
そこで、予定を変更して、動画では全種類のツノを集めています。
ヤギのツノは鳴らして遊ぶほかに、額縁に入れて装飾用に使っています。 ツノは見た目が良く、かといった目立ちすぎないので装飾として使いやすいです。
装飾で使うので、動画では少し多めにツノを集めています。
ヤギの突進
ヤギは、プレイヤーを含む静止しているMobが近くにいると、突進してくることがあります。 その時に、ブロックを置いたり避けたりして、ヤギを石や原木などに当てると、ツノがドロップします。 一匹のヤギは2本のツノをドロップし、同じヤギは同じ種類のツノしか落としません。
と、これぐらいのことは攻略Wikiにも書いてありますし、知っている人も多いでしょう。
動画では、さらに詳しくヤギの突進について説明しています。
説明している人を見かけませんが、ヤギの突進には以下のような性質があります。
- 斜めには突進しない
- 障害物があると突進しない
- 突進前に早足で直線上に移動する
斜めには突進しないので、プレイヤーから見て東西南北、4方向だけを警戒すれば十分です。
また、プレイヤーとヤギの間に、障害物があると突進してこないので、来てほしくない方向にブロックを一つおけば突進は防げます。 例えば、後ろと両脇にブロックを置けば、正面からしかヤギは突進してきません。
上の画像だと、プレイヤーの後ろにフェンス、となりにはスライムブロックがあるので、ヤギは正面からしか突進してきません。
よって、ときどき見かける、細長い場所にヤギと閉じこめてツノを採取している方法は、ほとんど意味がありません。 そんなことをしなくても、突進の方向は制御できるからです。 メリットと言っても、せいぜい、少し場所が節約できる程度でしょう。 そのかわり、狭い場所にはヤギを多く入れられないので、突進の確率が下がり、ヤギを入れ替える手間が増えます。
また、ヤギは斜めには突進しないので、位置の調整をしようと突進前に移動することがあります。 つまり、ヤギの突進は
- 突進を決心する
- 位置を調整
- 頭を下げる
- 突進
という手順で行われます。 ただし、たまたま初めからすぐに突進できる場所にいた場合、「位置の調整」はスキップされることがあるようです。
この「位置を調整」する動作は、普段よりも早足になるので、よく見ていると頭を下げるずっと前に、次に突進するヤギがどれか分かります。 これを知っていると、かなり余裕を持って突進に対応できるでしょう。
また、この動作を見逃しやすくなるので、狭い場所でツノを集めるのはおすすめしません。 特に、ツノをたくさん集めたいのであれば、狭い場所だとヤギの入れ替えも必要になるので、大変だと思います。
ちなみに、動画でかなり広い場所でツノ集めをしているのは、このあとここにヤギの住む場所を建築する予定があるためです。
ツノを集めるだけなら、ヤギの突進は4~16ブロックの範囲内で行われるそうなので、16ブロックよりいくらか大きなスペースを用意すれば十分でしょう。
ヤギは最大10ブロックの高さまでジャンプできるため、逃げられると困るなら高さ10ブロック以上の柵をつくるか、集める場所に天井をつけると良いです。
そういえば、ヤギがジャンプできないように、ハチミツブロックで床を作っているのも見かけます。 天井を作れば良いだけなので、特にメリットはないと思います。 なにかちょっと変わったプレイをしたい人用でしょうか。
もし、ツノを集めた後にヤギを利用しないなら、別に逃げられてもかまわないと思うので、ヤギを囲うような工夫は不要です。 何匹かどこかに行っても大丈夫なぐらい多めに増やして、何かの理由で行動を制限したいヤギはリードでどこかにつなぎ止めれば問題ないでしょう。
リードがたくさんあれば、フェンスで囲わなくてもどうにかなると思います。 こういった、Mobをたくさん使う遊びをするなら、リードを量産できるようにしておくと便利です。
久しぶりにツノ集めをしてみて気付いた点は、
- 子ヤギは突進してくるけどツノを落とさないので、成長するまでリードでつないでおいた方が良い
- 叫ぶヤギは別に隔離して増やした方が良い
ぐらいですね。
前に別のワールドでツノを集めたときは、子ヤギが成長するまで他の作業をしていたので、子ヤギの突進には気付きませんでした。 また、叫ぶヤギが生まれたのも今回が初めてです。
よって、これらはやってみて気付きました。
一番最初に叫ぶヤギが生まれたので、それほど数にかたよりが出ないと思っていたのですが、実際に数えてみると叫ぶヤギのツノの方がはるかに少なかったです。 叫ぶヤギとそうでないヤギを繁殖させると、1/2の確率で叫ぶヤギが生まれるとはいえ、運次第で大きな差が出ることもあるのでしょう。
ツノを全種集める場合や、いろいろなツノを同じぐらいの数欲しい場合には、叫ぶヤギを別に繁殖させた方が均等に手に入れやすく、手間が少なくなると思います。
また、小麦で子ヤギを早く成長させても時間が節約できるでしょう。 ただし、その場合は大量の小麦が必要になります。
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関連項目
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公開日:2023-03-29