概要
今回は、釣りをするときに使う小屋を作ります。 釣りの基本や焚き火の利用法、RTAで使われる火打ち石のテクニックついて解説。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート92の解説・補足用記事です。
注意:基本的にJava版マインクラフトでのプレイ内容の紹介です。 統合版とは仕様が異なる場合があります。
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動画
解説
今回は釣りをする小屋を作っています。
釣り
小屋の建築については、動画で見てもらった方が早いと思うので、ここではまずマインクラフトの釣りについて簡単にご説明しましょう。
マインクラフトの釣りでは、釣りざおを水面に向かって右クリックし、ウキが沈んだらもう一度右クリックすると、魚などのアイテムが手に入ります。 そのとき経験値も少しもらえます。
釣れた魚が食料になり、少しですが経験値ももらえ、運が良ければエンチャント本や強い弓なども手に入るので、特に序盤で役に立つでしょう。
ただし、開けた場所で釣らないとよいアイテムは釣れません。 具体的にはウキを中心として5×4×5ブロックに邪魔なブロックがない状態でなければなりません。 しかし、普通に川や海で釣るのであれば自然にこの条件を満たせるので、気にする必要はないでしょう。
また、釣りは中盤以降もレアアイテムの入手方法として重要です。 中でも「オウムガイの殻」は、コンジットをクラフトするために欠かせないアイテムです。
オウムガイの殻を手に入れる方法は次の通りです。
- 釣り
- ドラウンドからのドロップ
- 行商人との取引
しかし、Java版ではドラウンドが湧きにくく、行商人の取引項目はランダムです。 ドラウンドトラップでも作っていない限り、釣りが一番楽な入手法になります。
ただし、コンジットを作るのに必要な個数のオウムガイの殻を釣りだけで集めようとすると、何時間もかかります。 作業自体は簡単ですが、長時間かかる点には注意しましょう。 コンジットを量産したいのであれば、ドラウンドトラップの作成をおすすめします。
また、釣り竿には宝釣りと入れ食いのエンチャントが付けられ、最大レベルは共にIIIです。 効率がかなり変わるので、エンチャントができるようになってから釣りをするなら、この二つはぜひ付けておきましょう。
釣り竿には修繕と耐久も付けられます。 釣りをすると釣り竿の耐久を消費し、かわりに経験値が手に入るため、修繕をつけておけば壊れなくなります。 耐久をつければ、修理に使う経験値が少なくなるため、この二つもなるべく付けた方が良いです。
このワールドでは、2個の大海の心を手に入れています。 動画にはしていませんが、それをコンジットにするために釣りでオウムガイの殻を集めていました。 行商人も2回、オウムガイの殻を売りに来てくれたので、2つのコンジットを作成できています。
焚き火
今回は、焚き火を建築でも調理でも使っています。
動画でもご紹介しているように、氷渡りのブーツは焚き火のダメージを無効化できるため、焚き火を多く使う建築の時に便利です。 また、氷渡りは今回のような水上の建築でも役に立ちます。 余裕があれば、一足作っておくと良いでしょう。
また、焚き火は右クリックで肉や魚を置くと調理できます。 どういう仕組みなのか、燃料を継ぎ足すことなく無限に焼けます。 さらに、煙が目印になり、光を出すので湧きつぶしにもなります。
序盤、資源が少ないときに焚き火はとても役に立つアイテムです。
このワールドではいきなり村が見つかったので、そこの俵ブロックからパンが作れたため、焚き火は使いませんでした。 そうでない場合には、序盤の拠点には焚き火の設置をおすすめします。
釣りをする小屋
火打ち石のアレ
今回の動画とはあまり関係ないのですが、ときどき、ゲーム序盤に火打ち石と打ち金でMobに火を付けて倒すと、焼いた肉が手に入るというテクニックを披露している動画を見かけます。
あれがある意味面白いなと思っています。
ご存知のとおり、火打ち石と打ち金をクラフトするには、火打ち石と鉄インゴットが必要です。 鉄インゴットは鉄鉱石をかまどで精錬して作るわけですから、正直「だったらそのかまどで肉を焼けばいいのでは?」とツッコミたくなります。
さらにいえば、火打ち石は砂利を何度も採掘してようやく手に入るので、意外と入手が面倒です。 また、火がついたMobはパニックを起こして逃げ回るので、それを火がついているうちにうまく倒さないといけません。
それでも「あれが便利」と思う人もいるようで、ちょっと驚きました。
廃ポータルのチェストから偶然火打ち石と打ち金が手に入ったら、ちょっとした遊びで使う、くらいなら理解できます。 しかし、序盤の食料確保として本気で使っているのを見ると、さすがに首をかしげたくなります。
火打ち石と打ち金でMobを倒すのは、「エンドラRTA(リアルタイムアタック)」でよく使われるテクニックです。 RTAでは、かまどで肉を焼いている暇も惜しく、しかも火打ち石と打ち金は、ネザーゲートを開くのにすぐに必要になります。 よって、歩きながらでも肉が焼け、火打ち石と打ち金が有効利用できる一石二鳥のテクニックとして、あのやり方を使うわけです。 RTAでキャラコンを鍛えている人にとっては、逃げ回るMobをクリティカル一撃で倒すのも簡単でしょう。
でも、通常のサバイバルではRTAのように急ぐ必要はありません。 肉はかまどや焚き火でじっくり焼けば十分ですし、焚き火なら燃料も不要です。 わざわざ火をつけて1匹ずつMobを倒すのも面倒です。 序盤で火打ち石と打ち金を作っても、すぐにネザーへ行くわけでもないので、しばらくは使い道がありません。 鉄はバケツやハサミに使った方がずっと実用的です。
ちなみに、RTAではアイアンゴーレムを倒して鉄を手に入れるのを見かけます。 ただし、アイアンゴーレムを直接倒すと、村人からの好感度が下がってしばらくのあいだ取引が不利になり、ゴーレムからも反撃を受けることがあります。 RTAでは村人との取引を前提としていないため問題になりませんが、通常のサバイバルプレイではデメリットが大きく、あまりおすすめできる方法ではありません。
「エンドラRTAのテクニックが通常のサバイバルでも役立つ」みたいな、タイトルだけはインパクトのある、いいかげんな動画の内容を信じてしまったのでしょうね。 よく考えれば、再生数稼ぎのための適当な話であることはすぐにわかるはずです。
まとめ
今回は、マインクラフトの釣りや焚き火の使い方、そして火打ち石のテクニックについてご紹介しました。
釣りは序盤の食料・経験値集めに便利なだけでなく、中盤以降のコンジット素材集めにも便利です。 焚き火は調理だけでなく建築にも使え、そのときには焚き火のダメージを無効化してくれる氷渡りのブーツを履くとよいでしょう。
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公開日:2023-03-15