目次
概要
今回は、桜を使って村を作ります。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート152の解説・補足用記事です。
動画
解説
今回は、メインの拠点の隣の村の整備しました。 ベッドが野ざらし状態で村人がかわいそうだったので、まず家を作っています。 また、今後の建築の参考になるように、新素材である桜といろいろなブロックを組み合わせて、どんな見た目になるか確認しています。
建築素材としての桜
桜の素材がアップデートで追加されたとき、「ピンクの素材ってどう使うの」と思った人は多いんじゃないでしょうか。 今までのマイクラにはなかった色合いで、さらに現実世界でもピンクの建築物はあまり見かけません。 桜の木材の使いどころをすぐには思いつかないのは当然でしょう。
こういうときは、やってみるのが手っ取り早いだろうと、今回は村人の家で桜の木材を試してみました。 9人の村人がいるので9種類の組み合わせの家を作っています。
もちろん、マインクラフトの建材は9種類だけではないので、これだけで桜の木材の使い方が尽くされたわけではありません。 しかし、比較的合いそうな色や建材としてよく使われる素材を選んだので、参考になると思います。
桜の原木
桜の木材と原木は同じ系統の素材なので、よくあう組み合わせだと思います。 桜さえあればよいので素材を用意するのも簡単です。 桜バイオームにとりあえず何か家を建てたいときは、これが一番無難でしょう。
皮を剥いだアカシア
他の人の動画を見ていると、桜の木材は暖色系の素材と会わせている人が多い気がしたので、皮を剥いだアカシアを使ってみました。 悪くはないのですが、アカシアは少し黒っぽくくすんだ色合いなので、より色鮮やかなオレンジの方が良かったかもしれません。
クォーツブロック
クォーツブロックと桜の木材は問題なく合う組み合わせだと思います。
白や黒などの無彩色は比較的どんな色にも合わせやすいとされています。 白いクォーツブロックも合うだろうな、と思ってました。
少しメリハリがなくてぼんやりした感じはありますが、そういう配色もよく見かけますし、これはこれでいんじゃないでしょうか。 また、クォーツブロックは階段や柱、レンガなど派生も多いので、建築では使いやすいです。
シラカバの原木
シラカバの原木は色としては白と黒なので桜の木材とあわせても問題ないのですが、模様が少し特殊なので使いやすいかどうかは少し微妙です。 現実世界でもシラカバの原木のような模様の建物を見かけることはほとんどないと思います。
森の中の小屋やログハウス風の建物ぐらいしか使い道を思いつきません。 組み合わせどうこうより、シラカバの原木の問題でしょう。
皮を剥いだマングローブ
皮を剥いだマングローブと桜を使った建築は他の人の動画でときどき見かけます。 適度にメリハリがあって、すでに定番になってきている使いやすい組み合わせだと思います。
皮を剥いだ真紅の幹
皮を剥いだ真紅の幹との組み合わせは悪くはないのですが、マングローブに比べると少し色がきつい気もします。 使うとするとアクセント的なものになるでしょうか。
プルプァブロック
プルプァブロックと桜の木材の組み合わせはパステル調のかわいい感じで、合っていると思います。 クォーツブロックとの組み合わせと系統が似ている気がしますね。
レンガ
レンガとは問題なく合うと思います。 問題なさ過ぎて、逆にちょっと面白味がない気がするぐらいです。 内装とかにも使えそうです。
プリズマリンレンガ
色の合わせ方には「補色を選ぶ」というのがあります。 補色はある色の反対の色で、例えば赤なら青が補色です。 その組み合わせはメリハリがあってよいとされる一方で、鮮やかな色だと目がチカチカするので今ひとつと言われています。
桜の木材の薄いピンクはそこまで鮮やかな色ではないのですが、それ以前にマイクラには薄いピンクの補色である薄い水色の建材がありません。 氷や色ガラスは薄い水色と言えなくもないですが、普通は建材にしないでしょう。
仕方ないのでエメラルドブルーのプリズマリンレンガを選んでみました。
色がちょっと濃いのと、水色ではなくエメラルドブルーなのが気になりますね。 また、現実の柱にはまずなさそうな見た目のプリズマリンレンガ自体にも違和感があります。
ただ、最終的に村の整備が終わるとあまり気にならなくなりました。 他の要素がいろいろあると、相対的に目立たなくなるせいだと思います。 また、村全体がピンクになるより、一部に水色っぽい素材があった方が単調にならずに良い気がしました。 状況によっては悪くない組み合わせなのかもしれません。
装飾としての桜の木
桜の木は生やすだけで華やかな印象になり、そのまま装飾としても使いやすいと思います。 また、Java版ではすぐそばに他の桜の木があっても苗木が育つため、動画でやっているように巨木っぽいものを作るのも簡単です。
今回の村の整備では、5x5の小さな村人の家と屋台しか建築はしていません。 あとは整地して道を作って桜を植え、池を作って照明を入れるといった細かな整備だけです。 それでも十分に見た目が良いものが作れます。
建築が苦手な人も、こういった村の整備は簡単にできると思います。 大規模建築だと、しばらく遊んでなかったら何やっていたか忘れてしまいますが、小規模建築の組み合わせなら切りがいいところで終わりやすいです。 少しずつ作業を進められて、忙しい人でも作りやすいでしょう。
「桜の建築を紹介」といった動画を見て自分の建築の参考にしようとしても、「桜どうこうより、そんなでかくて複雑なものは作れん」となることも多いと思います。 私もその一人です。
このシリーズは実際にプレイする人向けに作っているので、いきなりそういったものは作りません。
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公開日:2023-09-22