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【統合版マイクラ】サトウキビ自動収穫機の効率をよくする方法(ほぼノーコスト、オブザーバー式で最強)

統合版のマイクラでオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の効率を、コストをかけずに2~3割程度よくする方法を紹介します


概要

統合版のオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の効率を簡単に上げる方法をご紹介します。ちょっとした回路の工夫だけで、収穫効率を2~3割向上させられます。Java版では昔から知られた方法でしたが、統合版ではなぜかいままでよい方法を見かけたことがありません。

この記事では、従来の装置と比較しながら、新しい回路の仕組みと作り方を解説します。 理論上のほぼ最高効率なのにコストは従来のものとほぼ変わらない、個人的には統合版オブザーバー式サトウキビ自動収穫機の最強の回路だと思うので、ぜひ試してみてください。

統合版でオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の効率をよくする方法

統合版のオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の効率を2~3割上げるには、次の画像のようになっている回路を

従来の回路

次の画像のように修正してください。

新しい回路・裏側

裏側から

新しい回路・表側

正面から

次の2つの回路が交互に繰り返されていると思っていいでしょう。

新しい回路・回路その1

回路その1

新しい回路・回路その2

回路その2

ガラスはほかのブロックでもかまいません。 滑らかな石の部分は不透過ブロックにしてください。 「不透過ブロック」がよくわからない人は、ハーフや階段ではない石や石レンガや滑らかな石などを使いましょう。

これだけで効率が2~3割ぐらい上がります。

装置の詳細を解説

装置の修正方法は、上で説明したとおりです。 特に難しい部分はありません。 しかし、なぜこの方法が有効かなど、気になる人もいると思うので、以下で解説しましょう。

何が変わるのか

統合版でよく見かける、オブザーバーが横に並んだ装置は、回路が横につながってしまいます。 そのため、サトウキビが一つ成長しただけで周りのピストンも連動しまとめて動きます。よって、成長していないサトウキビも刈ってしまいます。

上で修正したタイプは、オブザーバーの位置をずらして回路がつながらないようにしているため、ピストンが連動しません。 そのため、成長したサトウキビだけを個別に刈り取れます。

まとめると次の通りです

なぜ効率がよくなるのか

サトウキビは内部にカウンターを持っていて、それがランダムなタイミングで1ずつ加算されていきます。そのカウンターが16になると成長します。(詳しくは 攻略Wikiを参照のこと)

そのため、成長しきる前に刈り取ってしまうと、せっかくカウントしていた時間が無駄になってしまうため、収穫の効率が落ちます。

まとめて刈るタイプはどうしても成長しきる前に刈るサトウキビが出てきます。 しかし、個別に刈るタイプなら必ず成長しきってから刈るので無駄がありません。

よって、個別に刈るタイプはまとめて刈るタイプよりも効率がよくなるのです。

コストは従来のものとほぼ同じ

修正した装置は、従来のものよりサトウキビ2株ごとにレッドストーンダストを1個多く使います。 そのかわりオブザーバーの後ろのブロックが2株ごとに1個いりません。

レッドストーンダストは1個のレッドストーン鉱石から幸運なしでも4〜5個もドロップします。 聖職者の村人からも買えるためコストの高い素材ではありません。 また、かわりに従来のものよりブロックが1つ不要になります。 総合して従来の装置と制作コストはほぼ同じです。

制作の手間もあまり変わらないと思います。ブロックを持ち替えないといけないのが多少面倒といえなくもありません。 しかし、普通は何十個も置くわけではないので、気になることはまずないでしょう。

設置に必要な面積もほぼ変わりません。 厳密には、減ったブロックの分だけむしろ減少します。

今回の修正では、コストが上がらないことが重要です。 なぜなら、効率が上がるといってもせいぜい3割ですから、コストが上がると

「それやるぐらいなら、もとの装置でサトウキビの本数を3割ほど増やせばいいのでは」

となってしまい、利用価値が著しく下がるからです。

たとえば、干渉させずにレッドストーン信号を伝える定番のやり方としては、リピーター、オブザーバー、粘着ピストンなどを使う方法があります。 しかし、どれもコストが高すぎて、サバイバルモードでの実用性はないでしょう。

上でご紹介した方法は、この点もちゃんとクリアしていると思います。

Java版ではどうなのか

Java版は仕様が異なるので上で紹介した回路は動きません。 そのかわり以下のような回路で個別に刈れます。 Java版を長くプレイしている人には、おなじみの回路です。

Java版の回路

Java版の回路

逆に統合版ではこれと同じ回路を作っても個別には刈れません。

個別に刈った方が効率がよくなることは、仕様を理解すればすぐわかることです。 そのため、Java版ではオブザーバー式のサトウキビ自動収穫機が登場した当初は、個別に刈るこのタイプが主流でした。

現在(2025年3月)では、Java版でもまとめて刈るタイプを作っている動画を見かけます。その理由には次のようなものが考えられます。

どの理由にしても、Java版のプレイヤーにとっては効率の悪い装置を押しつけられることになり、メリットがありません。 動画制作者の都合によって損をさせられるだけです。

すでに効率がよいものがあるのに、わざわざ効率が悪いものを、あたかもよい装置のように紹介しているのですから、ちゃんとした説明がなければ納得いきません。 Java版の人はそういった動画は無視しましょう。

中には制作コストが大幅に上がっているのに効率はそのままの装置すら見かけます。 さすがにプレイヤーをバカにしすぎでしょう。 引っかからないように注意してください。

Java版では、上の画像の回路を作っておけば間違いありません。

竹やコンブではどうなるのか

竹やコンブは内部にカウンターを持たないようです。つまり、ランダムなタイミングに一定確率で成長するだけです。よって、どのような刈り方をしても、次に成長するまでの時間は変わりません。

そのため、竹はまとめて刈っても個別に刈ってもほとんど効率は変わりません。 ただし、実際にやってみると、まとめて刈った方がほんのわずかだけ効率がよい気がします。

竹自動収穫機は、アイテム化した竹が生えている竹の上に乗って回収できないことがあります。まとめて刈るタイプはピストンがよく動くので、それが地面に落ちるためだと思います。

しかし、差が少なすぎて本当に違うのか偶然かもわからないレベルなので、ほぼ同じと考えてよいでしょう。竹は成長が速く頻繁にピストンが動きます。まとめて刈ると音がうるさいので私は個別に刈っています。

コンブはときどき高さ2ブロックまでしか成長しないことがあります。 個別に刈るタイプだと、3ブロック目のオブザーバーが反応せず、装置が止まります。 まとめて刈るタイプなら複数のコンブが2ブロックで成長を止めたときしか装置が停止しなくなります。その確率は非常に低く、5株もあればほぼ装置が止まりません。

よってコンブはまとめて刈ることをおすすめします。 コンブについてはこちらの記事でも解説しています。

作物と効率のよい刈り方をまとめると次の通りです。

より詳しい解説動画

サトウキビ自動収穫機については、以下の動画でも紹介しています。よければ参考にしてください。11分ぐらいから統合版の解説をしています。


統合版で最強のオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の回路

オブザーバー式サトウキビ自動収穫機は、サトウキビを個別で刈った方が効率がよくなります。 ここで紹介した方法なら、ほぼ追加コストなしで回路も簡単です。

ちなみに、私が実際に測定してみると、効率はサトウキビの成長速度から理論的に予測されるオブザーバー式サトウキビ自動収穫機のほぼ最高値でした。 (厳密には、統合版は詳細なサトウキビの仕様が不明なので、あくまで予測です。) つまり、バグでも利用しない限りこれ以上効率のよい装置は作れないと思います。

回路部分の素材も、オブザーバーとピストンとレッドストーンダストだけです。 オブザーバー式サトウキビ自動収穫機でオブザーバーとピストンを減らすと、連動して刈らなければならなくなり、効率が落ちます。 よって、効率このままで回路の素材を減らせたとしても、レッドストーンダストぐらいしか削れません。 もし、レッドストーンダストを1つか2つ減らせたとしても、ありがたみはほとんどないでしょう。

つまり、統合版のオブザーバー式サトウキビ自動収穫機の回路では、これが効率が最も高くコストは低い最強の回路ということですね。

しかし、なぜかあまり知られていないようです。ちなみに私が自分で考えて作りました。 そのため、同じものが紹介されている参考サイトや動画は知りません。 私が知らないだけですでに作っている人がいてもおかしくはないと思います。 簡単ですからね。

これから自動収穫機を作る人も、すでに作った人も、簡単な修正で効率を上げられるため、ぜひ試してみてください。

関連項目

サトウキビ」に関する記事

全1件のうち、この記事を除く0件を表示しています。サトウキビに関する記事の一覧を見る。

装置」に関する記事

全49件のうち、この記事を除く10件を表示しています。装置に関する記事の一覧を見る。

公開日:2023-07-30