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【マイクラ】カッパーゴーレム高速化!天空トラップタワーを1体だけで仕分け可能な装置を解説

カッパーゴーレムの仕分けが遅い原因を解説し、1体で天空トラップタワーの仕分けができる高速化装置を紹介します。Java版・統合版対応です。


概要

カッパーゴーレムの仕分けが遅くなる原因を解説し、その問題を根本から解決する高速化装置を紹介します。 実際に天空トラップタワーで検証した結果もあわせて解説するので、カッパーゴーレムで楽に仕分けしたい方は参考にしてみてください。 Java版、統合版両対応です。

カッパーゴーレムは、銅チェストからアイテムを取り出して自動で仕分けしてくれる新しいMobです。 登場当初は「これで天空トラップタワーなどが簡単に仕分けできる」と期待した人も多いのではないでしょうか。

ところが実際にトラップや自動装置へ組み込んでみると、思ったより処理が遅く、アイテムが溜まってしまうことがあります。 数を増やしても決定的な解決にはならず、使うのをやめてしまった人もいるでしょう。 しかし、あきらめるのは早いです。 本記事ではカッパーゴーレムの仕分けを高速化する簡単な装置を紹介します。

カッパーゴーレムとは

カッパーゴーレムは、Java版1.21.9および統合版1.21.111で追加されたMobです。 銅ブロックの上に「くり抜かれたカボチャ」またはジャック・オー・ランタンを設置すると召喚できます。

カッパーゴーレム

カッパーゴーレム

銅のチェストからアイテムを取り出し、最大10個のチェストへ自動で仕分けしてくれるのが特徴です。 一見するとトラップや自動装置に組み込めば便利そうに思えますが、実際に試してみると、思ったように仕分けできず残念に思うことがよくあります。

仕分けが遅い

トラップなどでカッパーゴーレムの仕分けが今ひとつに感じられる主な理由は、処理速度の遅さです。 処理層が3層ほどのシンプルな天空トラップタワーでも、回収量に仕分けが追いつかず、アイテムが徐々に溜まってしまいます。

1体では足りないのではと数を増やしてみても、次のような性質があるため、期待するほど改善しません。

さらに、次の節で解説するように、処理が遅くなる根本的な原因はゴーレムの数を増やしても解消されません。 そのため、天空トラップタワーなどでは、従来のホッパー式仕分け機を使ったほうがよい、と評価する人が多いようです。

遅くなる原因

トラップや自動装置でカッパーゴーレムの仕分けが遅くなるのは、次のような仕様によるものです。

チェストのスロット

カッパーゴーレムもホッパーも、チェストの左上を優先する

これらの仕様から、次のようなことが起こります。

これが繰り返されて、「たまたま左上のスロットに入ったアイテムだけが仕分けされる」という結果になります。

本来、カッパーゴーレムは最大16個までアイテムを持ち運べます。 しかし実際には、カッパーゴーレムが次に銅チェストを開けるまでに左上へ入るアイテム数は数個程度、場合によっては1個だけということもあります。 そのため、カッパーゴーレムは本来の能力の数分の1、極端な場合には16分の1しか性能を発揮できないわけです。

原因がわかると、カッパーゴーレムの数を増やしても仕分け速度があまり改善しない理由も理解できます。たとえゴーレムを増やして処理能力を2倍にしたとしても、「左上の1スロットしか見ない」という状態が、「左上2スロットを見るようになる」程度に変わるだけです。

結局のところ、数を増やすやり方は問題を直接解決していないのですから、当然ながら劇的な改善は望めません。

それでも大量のカッパーゴーレムを投入すれば、仕分け速度は向上します。しかし、それは根本的な解決というよりも、力技で押し切っている状態です。

Mobの数が増えれば処理負荷も高くなります。手間やコストのわりに得られる効果は少なく、賢いやり方とは言えません。

仕分け高速化の方法

天空トラップタワーなどでカッパーゴーレムによる仕分けを高速化するには、次の装置を設置します。

高速化装置正面

高速化装置正面

高速化装置裏側

高速化装置裏側

高速化装置上から

高速化装置上から

アイテムは上のチェストから入れてください。 鉄ブロックは不透過ブロックならなんでもかまいません。

レッドストーン回路にあまり慣れていないと、やや複雑に見えるかもしれません。 とはいえ、構造自体はそれほど難しくなく、設置作業も数分あれば終わります。 必要な資源も一般的なホッパー式仕分け機よりも少なめです。

これだけで劇的に仕分け速度が上がります。

実際に天空トラップタワーに設置した様子

実際に天空トラップタワーに設置した様子

なぜこの装置で仕分けが速くなるのか

この装置の働きを一言でまとめると、「銅チェストが空になったときに、上のチェストの中身をまとめて銅チェストへ流し込む」というものです。

ホッパーと銅チェストの関係を、もう少し具体的に整理すると次のようになります。

  1. 銅チェストにアイテムが入っているあいだは、ホッパーが停止する
  2. 銅チェストが空になると、ホッパーが動き始める
  3. ホッパーが一度動き出すと、銅チェストにアイテムが入り始めてもホッパーは動作を続ける
  4. 上のチェストが空になると、ホッパーが停止する
  5. 再び最初の状態に戻る

表にまとめると次のようになるでしょう。

   ホッパーにアイテムがない   ホッパーにアイテムが入っている(稼働中) 
 銅チェストにアイテムがない   ホッパーを稼働させる  ホッパーが稼働し続ける
 銅チェストにアイテムがある   ホッパーを止める  ホッパーが稼働し続ける


この仕組みによって、カッパーゴーレムが銅チェスト内のアイテムをすべて仕分けし終えるまで、新しいアイテムは流れ込みません。 つまり、仕分けの途中で左上スロットに新しいアイテムが割り込まなくなります。

さらに、アイテムがある程度まとまった状態で銅チェストに入るため、カッパーゴーレムが最大16個まで一度に持ち運べるという仕様を活かしやすくなります。

この装置がない場合、1個ずつしかアイテムを持てないような状況も珍しくありませんでした。 それが解決するため、理屈の上では最大16倍の仕分け速度の向上も考えられます。 実際には常にそのような状態が続くわけではなく、平均的な速度はそこまで上がりません。 しかし、仕分け速度が大きく改善することは理解できるでしょう。

実は簡単な装置

一見すると少し複雑に見えるかもしれませんが、仕組み自体はとてもシンプルです。 というのも、この装置はトロッコの荷下ろし装置とほぼ同じ原理の回路を、上下に2つ重ねているだけだからです。

トロッコ荷下ろし装置

トロッコ荷下ろし装置

トロッコの荷下ろし装置は、「ホッパーの中にアイテムが残っているあいだはトロッコを発車させない」という仕組みです。 今回の装置も、考え方としてはそれとほとんど変わりません。 大きく分けると、次の2つの条件でホッパーを制御しています。

信号の取り出し先や信号を送る対象が異なること、必要に応じて信号を反転していることなどの違いはありますが、回路の本質はトロッコの荷下ろし装置とほぼ同じです。

そのため、レッドストーン回路の基本とカッパーゴーレムの仕分けが遅くなる原因を理解していれば、簡単に思いつく仕組みだと思います。 実際、私がこの装置を思いついたのも、カッパーゴーレムが実装されたのとほぼ同時期です。

同じような発想の装置が広まるのでは、と期待していたのですが、今のところ見かけません。 そこで今回、ご紹介することにしたわけです。

天空トラップタワーを使った実験の結果

実際にテスト用のワールドで天空トラップタワーを作り、この装置で仕分けが間に合うかどうか検証してみました。

検証に用いたのは、サバイバルモードでよく使われる2種類です。 ひとつはトラップドアを利用してモンスターを自然に落下させるタイプ、もうひとつは水流で落とすタイプです。 (自分で殴らず放置する方法です。)

自然落下タイプの天空トラップタワー

実際にテストで使った自然落下タイプの天空トラップタワー

水流式天空トラップタワー

実際にテストで使った水流式の天空トラップタワー

結果は両方とも問題なく仕分けが間に合いました。 とくに水流式は取得できるアイテムにクモの糸が加わり、アイテム数も増えるのに仕分けできていました。

検証したのは自分で殴らず放置する方法なので、ドロップ増加の剣を使って処理すると仕分けが間に合わない可能性があります。 しかし、自分で殴るのならモンスターが溜まるのを待つ時間が発生するはずなので、その時に仕分けを手伝えばよいため問題にはならないでしょう。

この結果から、今回ご紹介した装置はサバイバルモードでの実際のプレイでも役に立つことは間違いないでしょう。

統合版でも動く

今回ご紹介した装置は、Java版固有の仕様は使っていないため、統合版でも問題なく動きます。 湧き条件の違いから、トラップの効率は統合版のほうがやや低くなることが多いため、余裕をもって仕分けできるでしょう。

統合版でのテスト

統合版でのテストの様子

もっとも、私自身はJava版でのプレイが中心のため、統合版での挙動については「サバイバルモードで長期間利用して問題ないか」「グリッチ使用時(トライデントで処理など)でも問題ないか」といった保証まではできません。 その点はあらかじめご了承ください。 統合版は思いもしないようなバグや微妙な仕様の違いなどがあるので、Java版をプレイしながら完全な検証は難しいです。

Java版ではサバイバルモードでも使っており装置に問題は発生していません。

注意事項

この装置を使用する際には、いくつか気をつけておきたい点があります。

プレイヤーが直接入れる場合は効果がない

今回の高速化はホッパーなどで銅チェストに少しずつアイテムが入るトラップや装置で有効です。

一方で、プレイヤーが手動で銅チェストに入れる場合は、もともとアイテムが一括で入るため、この回路は効果がありません。

カッパーゴーレムが装置に登れないようにする

カッパーゴーレムが装置に登れる状態だと、上のチェストに仕分けするアイテムを入れてしまいます。 すると、そのアイテムが銅チェストに入り、それをまた仕分けして、と無限ループになってしまいます。

装置は部分的にフェンスなどで囲ってカッパーゴーレムが登れないようにしましょう。

タイマーを使うのはいまいち

装置の仕組みを理解すると「タイマーでホッパーをときどき動かせば同じことができるのでは」と考える人がいると思いますが、おすすめしません。

タイマー回路で同様の装置を作ると、時間間隔の設定が非常に難しくなります。 長すぎればゴーレムが銅チェストを開いたときにアイテムがない確率が上がりますし、短すぎるとアイテムが十分にスタックされません。

しかも、マイクラのタイマー回路は資源を多く使いがちなので、結局「コストが高いのに性能の悪い装置」が出来上がります。

日照センサーを使えばタイマー回路を簡単にできそうですが、夜や天気が悪いときに動作が変わるので、長時間放置を前提としているこの装置には向いていません。 また、細かな調整ができないので、間隔の設定が難しい問題がさらに悪化します。

まとめ

カッパーゴーレムは、「左上スロットを優先する」という仕様により、本来の性能を発揮しきれない場面があります。 数を増やして押し切る方法もありますが、負荷やコストが高くなる上にごちゃごちゃとして見栄えが悪く、カッパーゴーレムの愛嬌のある仕草が楽しみにくくなってしまいます。

今回紹介した装置を使えば、その根本原因を直接解決し、簡単な仕組みで天空トラップタワーなどのアイテムを仕分けできるでしょう。

カッパーゴーレムは「遅いから使えない」と切り捨てるのではなく、仕様を理解したうえで工夫すれば、ちゃんと実用的に使えます。 ぜひ一度、自分のワールドでも試してみてください。

関連項目

カッパーゴーレム」に関する記事

全1件のうち、この記事を除く0件を表示しています。カッパーゴーレムに関する記事の一覧を見る。

装置」に関する記事

全55件のうち、この記事を除く10件を表示しています。装置に関する記事の一覧を見る。

公開日:2026-02-26