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【Java版マイクラ】エンチャント用隠し本棚の作り方

Java版マイクラでエンチャント台の周りに置く隠し本棚を作る方法を解説します。


概要

Java版マインクラフトでエンチャント台の周りの本棚を隠すギミックを作る方法を解説します。

的(まと)ブロックを使った簡単な設計で、本棚を隠すギミックを作成できます。サバイバルでも短時間で設置できる手軽なデザインをご紹介。

エンチャント用隠し本棚とは

エンチャント用の隠し本棚とは、エンチャント台を設置するときに周りに設置する本棚を隠すギミックのことです。

隠し本棚・踏む前

上の画像の感圧板を踏むと、

隠し本棚・踏んだ後

このように本棚が出てきます。 昔からある装置で動画サイトなどで見かけたことがある人も多いでしょう。

実用性があるわけではなく、建築にちょっとした遊びの要素を入れたいときに作る物です。

この装置はVer.1.16から追加された的ブロックを使うと簡単に作れるようになっているのですが、あまりその方法を解説しているのを見かけません。 そこで、こちらでは的ブロックの使い方のご紹介も兼ねて隠し本棚の作り方をご紹介します。

作り方

まず、装置の設置場所を確保します。

この装置は高さ3ブロック、横は7x7ブロック必要です。 少し大きめのスペースなので、地下を掘って確保するのが楽でしょう。

隠し本棚のスペース

そこにエンチャント台の本棚と同じ形に的ブロックを設置します。

的ブロックの設置

下の画像の位置に何かブロックを置きます。

何かブロックを設置

的ブロックの周りを一周するようにレッドストーンダストをつなげます。

レッドストーンダストを設置

的ブロックの上に粘着ピストンを上向きに設置します。 また、真ん中に光源を置いて湧きつぶしもしてください。

粘着ピストンと光源を設置

粘着ピストンの上に本棚を置きます。

本棚を設置

本棚と同じ高さの隙間にオークの板材を敷きつめます。

オークの板材で隠す

エンチャント台と感圧板を以下の位置に設置します。 エンチャント台は真ん中、感圧板は最初の方に置いたブロックの真上です。

完成1

これで完成です。

感圧板を踏むと本棚が飛びだし、離れると元に戻ります。

完成2

動画

動画も用意しました。

実際にクリエイティブモードで作ったときの所要時間は一分半でした。 特にクリエイティブならではの機能は使っていないので、段取りが良ければサバイバルモードでもほぼ同じぐらいの時間でできるでしょう。

製作よりも場所の確保の方が時間がかかるかもしれません。

的ブロックを使う理由

なぜ的ブロックを使うかがちょっとわかりにくいと思うので少し解説しておきます。

Java版マインクラフトでは、レッドストーンダストを横に並べるとピストンにつながらず、信号が送れません。 (持ってないので分かりませんが、統合版はつながるようです。 また、ピストンが一個ならJava版でもつながります)

つながらないピストン

そこで普通なら以下のように横にブロックを設置し、その上にレッドストーンダストを置いて信号をピストンに伝えます。 レッドストーンダストは設置している不透過ブロックに信号を伝え、ピストンは隣接する不透過ブロックに信号が伝わると動作するためです。

ブロック経由でつながったピストン

しかし、隠し本棚の場合は回路の上をオークの板材で覆うので、レッドストーンダストを設置するスペースが確保できません。

仕方がないので、過去のバージョンでは以下のようにリピーターを使って信号を送るといった工夫が必要でした。

リピーターでつながったピストン

すると、どうしても回路が大きくなり、リピーターには方向があるので説明が複雑となりがちでした。 また、意図しない遅延が少し発生します。 (もちろん、わざと遅延を入れるときにはリピーターを使います。)

しかし、Ver.1.16から追加された的ブロックは、すぐそばにあるレッドストーンダストを吸着する性質があります。

的ブロックでつながったピストン

この性質を使うと、簡単にピストンに信号を送れるようになったわけです。

この的ブロックの性質は便利なのにうまく使っている人をあまり見かけません。 せっかくの機能をご紹介しておきたかったのが、この記事を書いた動機の一つです。

関連項目

装置」に関する記事

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公開日:2022-04-06