概要
Java版マインクラフトVer.1.18で新規ワールドを作成し、少しプレイしてみました。
マインクラフトVer.1.18での序盤をプレイした記録です。新たな洞窟探検や鉱石分布の変化を説明。Ver.1.18の変更点による序盤のゲームバランスの変化を体験するため、ネザーゲートを設置するまでの攻略を目指します。
その2はこちら。
はじめに
2021年12月にマインクラフトVer.1.18が公開されました。 このバージョンでは高い山や巨大な洞窟が生成され、鉱石の分布が変わり、モンスターの湧く明るさなどが変更されました。
これらの変更はゲーム序盤のプレイに大きな影響を及ぼすことが予想されます。 実際にそれがどんなものになるか確かめてみたかったので、新規でワールドを作って遊んでみることにしました。
これはその時の記録です。 また、なるべくVer.1.18の変更点の紹介になるようにしたつもりなので、プレイの参考になれば幸いです。
プレイ方針
今回のプレイ方針は以下の通りです。
まず、ブランチマイニングを行わずにプレイするつもりです。 理由は3つあります。
1つめはせっかく洞窟が大きくなり構造が複雑になったので、資源は洞窟探検で見つけたいからです。
2つめは、ブランチマイニングは今でも良いテクニックだと思いますが、利用価値は落ちたと思うからです。 ダイヤを手に入れるには硬い深層岩を掘り進めないといけないので時間がかかります。 鉱石の分布が変わり同じ高さで得られる鉱石の種類が減りました。 以前は丸石を焼いて石にすれば石工に売れたのですが、深層岩は今のところ取引には使えません。 よって、ブランチマイニングの価値は低くなったといえます。
3つめは、正直なところただひたすら地面を掘るのは飽きたので、やらなくてすみそうならやりたくないからです。
このような理由から、今回はブランチマイニングしないことにしました。
今回のプレイのゴールは「エンチャント台とダイヤ装備を作ってネザーゲートを設置するまで」としました。
今回のアップデートでは鉱石の分布が変わったので序盤のダイヤなどの資源がどう得られるかは気になります。 序盤のダイヤの主な使い道である「エンチャント台とダイヤ装備」はぜひ作っておきたいところです。
ネザーゲートを設置すると、そこからはネザーの探検が始まります。 しかし、今回のアップデートにネザーの変更はほとんどないので、そこからは今までのバージョンと同じようなプレイになります。
よって、序盤のVer.1.18の違いを体験したいなら「エンチャント台とダイヤ装備を作ってネザーゲートを設置するまで」をゴールとするのはちょうど良いのではないかと思うからです。
通常よりプレイ期間は短めになるので、トラップや装置類は製作しても使う時間が短くなるため作らないつもりです。 建築も基本的にやりません。
島スタート
ワールドを作りスポーンするとそこは島でした。
すぐそばに陸地があったので上陸してみると、そこも島でした。
初期スポーン地点としては厳しい状況でした。
島が初期スポーン地点だと資源が少ないので通常はかなり苦労します。 ただし、今回は以前のバージョンとは少し状況が異なる部分があります。
Ver.1.18からは海岸線のバイオームがかなり大きくなることがあります。 砂浜などはたまに砂漠と見間違えることもあるほどです。
そのせいか、この島の周囲には「石だらけの海岸」(Stony Shore)というバイオームが海岸線にしては広く生成されていました。 ちなみに、新バイオームではなく既存のバイオームでバージョンアップの際に英語名が少し変更されています。
そこには露出した石炭や鉄、銅、砂利があります。
今までは海岸や島スタートだとこういった資源がかなり集めにくかったわけですが、Ver.1.18からはこのように広めの石だらけの海岸が生成されていれば比較的簡単に見つけられます。
正直、一度はワールドを作り直そうかとも思ったものの、これも新要素の一つといえなくもなく、せっかくなのでこのままプレイを続けることにしました。
ただし、Ver.1.18から鉄は以前よりも少し深めの場所で生成されやすくなりました。 そのせいか地表ではハサミとツルハシを作る程度の量しか採取できませんでした。
海岸にはかならずこのような場所が生成するわけではありません。 他のワールドで地図4枚分ぐらい探索してみたかぎりでは、かなりランダム性が高いです。
例えば以下は私がメインで遊んでいるワールドでVer.1.18になってから探索した地図の一つです。
見ての通り中心に巨大な「石だらけの海岸」があります。 しかし、全くない場所もあります。
このように以前より地形の差が極端になったため、今後はスポーンした地点の特性に合わせて、自分で良い攻略法を考えてプレイする必要があると思います。
逆に、一律で「こうすれば良い」というような攻略法はあまり役に立ちにくくなったともいえるでしょう。
ちなみに、石だらけの海岸はVer.1.18から砂利が生成されるようになりました。 大きな石だらけの海岸だとかなり大量の砂利が見つかることがあるので、コンクリート建築をする時には便利です。
最初の夜
海岸で素材集めをしたり、海でタラを狩って焚き火で焼いて食料を確保したりしているうちに日が暮れてきました。
残念ながらまだ羊が見つかっておらず、夜をスキップすることができません。
かわりに石炭と自然に生えていた木を採掘した原木があり、松明は作れます。 そこで、拠点の周りを湧きつぶしすることにしました。
Ver.1.18からはオーバーワールドでブロックからの光が少しでも照らしている場所では敵が湧かなくなりました。 そのため、湧きつぶしに必要な松明も以前よりもかなり少なくて済むようになっています。 おかげで拠点の周り程度なら簡単に湧きつぶしできます。
このようにして、初日は無事に夜を過ごすことができました。 このバージョンからは、湧きつぶしのことを知っていれば、序盤の夜の生存率はかなり上がるのではと思います。
その後、一頭だけ羊も見つかりベッドが作れるようになりました。
しかし、一頭だけでは繁殖できず、この島で羊毛を量産するのは無理そうです。
島脱出
島の中の洞窟探検をしてみたのですが、すぐに行き止まりになる場所ばかりで、あまり資源などは入手できそうにもありません。
一つだけ垂直な深い洞窟があったのですが、下りようとするとするところスケルトンに狙い撃ちにされ、防具がない状況で退却の難しい垂直な洞窟の探索は難しそうでした。
時間をかけて島を開発して行くこともできなくはありませんが、今回の目的は新しいバージョンで序盤のゲームプレイがどんなものになるかを確かめたいということであり、そういった制限のある環境でどうするかではありません。
そこで島を脱出することにしました。
どの方向を見ても海だったので、適当に方角を決めてそちらにまっすぐに進みました。
途中、海底神殿を見つけたりしつつ、どんどん進んでいくと、2000ブロック以上進んでようやく陸地に上陸しました。
しかし、そこも島でした。
上陸
幸い、その島から向こうに陸地が見え、今度こそ大きな大陸へと行き着きました。 実に2000ブロック以上の船旅でした。
あまり初期スポーン地点から離れると、死んで初期スポーン地点に戻されたときに面倒なため、本当はもっと早くあきらめて他の方向に行った方がいいと思います。 私は戻るのが面倒だったので、そのまま行ったらこのように大変な事になりました。
上陸した場所はトウヒの林でスイートベリーが生えていたので、それを食料としながら探索を続けました。 すると、大きな洞窟を見つけました。
まだ装備は鎧や剣すら持っておらず、持っている道具は鉄のツルハシとハサミ、石の斧と盾という状態だったので、ここで資源を集めておくことにしました。
繁茂した洞窟を探検
洞窟の中に入ると「繁茂した洞窟」がありました。
繁茂した洞窟はグローベリーからの光や苔のカーペット、水場などのおかげで他の洞窟に比べると敵の数が少なめです。
草やグローベリーのせいで視界が少し悪く、その中で緑色で見分けにくいクリーパーが近寄ってくるのには気をつければなりませんが、他の洞窟に比べると比較的安全に探索を行えます。
ここで鉄を採掘して全身を鉄装備にし、スケルトンがドロップした弓と矢も手に入れました。
今回、最初は盾と石の斧だけで洞窟探検をしました。 動画サイトなどでもよく見かけるように、この装備でも操作に慣れていれば洞窟探検は可能で、私もそれぐらいのスキルはあります。 しかし、初心者やアクション要素が苦手な人には難しいと思います。
その場合は、村を探して防具鍛冶に村人を就職させれば最初の取引項目で鉄の防具が最大2種類だせます。 育てればダイヤの防具も出ます。 鉄の防具でもクリーパーの一撃で死ぬことがあるのですが、スケルトンの弓のダメージなどは減るのでないより探索が楽になります。
貧弱な装備で探検できるような技術は、エンチャント付きダイヤ装備を手に入れてしまうと使わなくなるので序盤にしか役に立ちません。 そのため、そういった技術を磨くという方向性はこのサイトではおすすめしません。 アクションが好きな人やエンドラRTAなどをプレイするつもりの人なら練習すればいいんじゃないでしょうか。
鉱石の分布について
Ver.1.18からは鉄の分布がかわり、今までより少し深めの場所で多く生成されるようになっています。 そう書くと鉄が採掘しにくくなったような印象を持つかもしれませんが、実際にはそれほどでもありません。 なぜなら、以前と違ってかなり大きな洞窟が生成されるようになったため、そういう洞窟を見つければ一気に深層岩があるような深い場所まで行って採掘できるからです。
地下の鉄の分布のピークはY=16あたりです。 実際にプレイした感じだとY=20~30ぐらいでもまあまあの量を採掘できます。 以前のバージョンより深いだけで、Y=-64まで生成される今のバージョンでは比較的浅い場所です。 それぐらいの深さまでつながる大きな洞窟を見つけるのは難しくないため、鉄の採掘はそれほど困らないかな、と思います。
ただ、洞窟探検が苦手な人にとってちょっと大変になったかもしれません。 その場合は、鉄は少しなら地表付近でも見つかるので、そういったものを利用しながら、鍛冶職の村人を育てるのを優先して防具や武器を購入できるようにしてから探検すると良いと思います。 よく死ぬ人は大きな洞窟なら中にベッドとチェストのある簡単な拠点を作りながら、少しずつ探索範囲を広げていっても良いでしょう。 どうにも難しそうならアイアンゴーレムトラップを作るという手もあります。
このバージョンからは鉄は高い場所にも多く分布し、特に岩山に露出している場合もあります。 しかし、高い岩山自体があまりありません。 私が他のワールドで一番大きな領域が入る地図4枚分をエリトラで飛行しても一つも見つけられませんでした。
また、実験用に新規のワールドを作ってスポーン地点から高い岩山をコマンドで探してみると、そのワールドでは一番近い物でも6000ブロックも離れていました。 おそらく、一般的にあまりない地形だと思います。
よって、たまたま高い岩山が近くにあればそこで鉄を採掘するのはいいと思いますが、ゲーム序盤に鉄のために高い岩山を探すのはおすすめしません。
岩山に限らず高い山は数が少ないので、通常は無限に続く地下を探した方が鉄はたくさん得られるんじゃないかな、と思います。 さらに、実際に高山で鉄を採掘してみたこともあるのですが、洞窟内に鉄が露出している地下に比べて、洞窟が少ない山では鉄が手に入れやすいとは感じませんでした。 どうせ掘るなら他の鉱石も手に入る地下の方がいいかなと思います。
ちなみに、こういった鉱石の分布の詳細については、英語版攻略Wikiに一枚の画像で分布がまとまっている図があるので、これを見ながらプレイするのがおすすめです。
And here is the updated and finalized ore distribution chart for 1.18. pic.twitter.com/JAwwYnqKNB
— Henrik Kniberg (@henrikkniberg) November 30, 2021
この図はマインクラフトの開発者のTwitterから出たもので正確である可能性が高く、一枚の図の中に地形や前のバージョンとの対応までつまっているため、現状では一番わかりやすく有用だと思います。 拡大すると高度などの情報も詳しく書いてあることが分かります。
その2はこちら。
関連項目
「やったこと」に関する記事
- 【Java版マイクラ】ネザーアップデートから一カ月でやったこと
- 【Java版マイクラ】ネザーアップデートから2カ月目にやったこと
- 【Java版マイクラ】2020年9月にやったこと
- 【Java版マイクラ】2020年10月にやったこと
- 【Java版マイクラ】2020年11月にやったこと
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公開日:2021-12-12