目次
概要
今回は、激流のトライデントの使い方を紹介します。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート155の解説・補足用記事です。
動画
解説
今回は、激流のトライデントの使い方を解説します。
トライデントのエンチャント
動画の内容について解説する前に、まずトライデントのエンチャントについて整理しておきましょう。
トライデント専用のエンチャントは以下の4種類です。
- 水性特効 : ガーディアンなどの水性Mobへのダメージが増える(ドラウンドはアンデットなので効果なし)(最大レベルV)
- 激流 : 突進攻撃ができる(最大レベルIII)
- 召雷 : 雷雨の時に雷が落とせる(最大レベルI)
- 忠誠 : 投げたトライデントが戻ってくる(最大レベルIII)
トライデントのエンチャントには、組み合わせに制限があります。 同じトライデントに「召雷」と「忠誠」を付けられますが、「激流」と「召雷」や「激流」と「忠誠」は一緒に付けられません。 そのため、トライデントは付けたエンチャントによって次の2種類に分けられます。
- 激流のトライデント
- 召雷・忠誠のトライデント
召雷か忠誠のどちらか一方だけを付けたトライデントも作成できます。 しかし、片方だけを付けるメリットは少ないため、通常は召雷と忠誠の両方をエンチャントします。 つけてない人はぜひ両方つけましょう。 召雷と忠誠はレアなエンチャントではありませんから、経験値トラップがあれば簡単につけられるはずです。 したがって、ここでは召雷か忠誠、どちらか片方だけつけたトライデントは考えないことにします。
この動画シリーズでは、召雷・忠誠のトライデントについてはこちらで説明しました。 また、トライデント全体についてもこちらの記事で解説しています。 トライデントについて知りたい場合は、これらも参考にしてください。
激流のトライデントの使い道
激流のエンチャントの効果は、突進攻撃ができるようになることです。 ただし、いつでも突進できるわけではありません。 動画で実演しているように、体の一部が水に触れているか、雨の中で発動します。 そのかわり、遠距離攻撃はできなくなります。
私が知る限りの激流のトライデントの使い道は以下の通りです。
武器として
突進攻撃をあてれば相手にダメージが与えられます。 しかし、攻撃手段としては忠誠のトライデントにくらべて使い勝手がよくありません。 理由は以下の通りです。
- 忠誠のトライデントほど射程が長くない
- 自分が移動するので、連続攻撃のときに狙いを定めにくい
突進攻撃は忠誠のトライデントの遠距離攻撃よりも射程が短いため、接近して攻撃しなければなりません。 ガーディアンは近接攻撃をしてこないのでいいのですが、ドラウンド相手だと近寄った時点で攻撃を受けます。
突進攻撃では攻撃するたびに自分の位置が変わります。 そのため、毎回狙いを定め直さないといけません。 これが意外と難しく、慣れるまでは連続で攻撃できません。 特に突進して敵とすれ違ったときは、振り向いて相手を探してから攻撃しなければなりません。 視点をあまり移動させなくてすむ、忠誠のトライデントの遠距離攻撃にくらべると、攻撃は当てにくいです。
このような理由から、激流のトライデントは武器としては使い勝手がよくないと思います。
使いこなせばかっこよさそうなので、見栄えのよい戦い方を追求する、といったロマンを求めるのならいいかもしれません。
水中移動
おそらく、激流のトライデントの使い道で最も実用的なのは、水中での移動で使うことです。 動画で検証しているように、激流のトライデントを使うと水中を泳ぐよりも3割ほど速く移動できます。
マインクラフトで水中を速く移動する手段は、激流のトライデントとイルカの近くにいると発動する「イルカの好意」しかありません。 「イルカの好意」は速すぎて制御が難しいため、激流のトライデントの方が実用的です。
海底神殿攻略や水中建築など激流のトライデントを使えば、少し効率が上がると思います。 実際、私は水中の移動で使っていますが、「あれば使うかな」という程度には移動が楽になります。
ちなみに水の中から激流のトライデントで空に向かって突進すれば、地上でも移動に使えます。 しかし、地上ならエリトラかエンダーパール移動の方が便利です。
エンダーパール遠投
激流のトライデントを発動中にエンダーパールを投げると、普通に投げるより3倍以上遠くに飛びます。 通常ではあり得ない距離を一気に移動できるので、やってみると面白いです。
「実用性があるのか?」と言われると、エリトラの方が便利なので「ない」と答えるしかありません。 エリトラをまだ持っていないゲーム序盤の移動で使えそうですが、序盤だとトライデントもエンダーパールも持っていないでしょう。
マルチプレイであれば、エンダーパールを使ったゴルフゲームで使えるかもしれません。 水場を用意して、一発逆転を狙えるようにする、といった使い方が考えられますね。
水場をエリトラで移動
水面から激流のトライデントで突進し、すぐにエリトラを開くと飛べます。 速度が下がってきたら再び水のあるところに降り、また突進すればトビウオのように連続して飛べます。
火薬が節約できて実用性がありそうに思えますが、実際には火薬はトラップで簡単に生産できるため、使いどころはあまりありません。 エリトラを手に入れたばかりで、まだ火薬の生産が追いついていないときなら役立つかもしれません。 しかし、マイクラの長いプレイ時間の中では一瞬だけのことでしょう。
しかし、やってみると面白いので一度ぐらいは挑戦してほしい遊びです。
雨の日にエリトラで移動
激流のトライデントの一番有名な使い方は、おそらく雨の日にエリトラで飛ぶことです。 なぜ有名かというと、かつてはオーバーワールドで最速の移動方法とされていたからです。 実際にやってみると、チャンクの読み込みが追いつかず、周りの風景が描画されないほど速く飛べます。
しかし、今はソウルスピードと「イルカの好意」を組み合わせた方法が最速という説があるようです。 また、水がないネザーでは使えないので、「ネザー経由ならオーバーワールドの8分の1の距離で移動できる」という仕様が利用できません。 そのためネザーの中に整備した青氷の氷ボートの方がずっと早く目的地に到着できます。 また、氷ボートの方が天候に影響されず、いつでも移動できて実用性があります。
それでも、一度はやってみてほしいです。 大空を自由に高速で飛ぶのは気分がいいですから。
激流のトライデントは実用性はともかく面白い武器
激流のトライデントは、水中を少し速く移動できることが一番実用性のある使い方だと思います。 それ以外には、特筆するほどの実用性がある使い方はありません。
しかし、激流のトライデントにはさまざまな面白い使い方があります。
マインクラフトはゲームであり、ゲームは面白いかどうか、楽しめるかどうかが重要です。 実用性はゲームを面白くする要素の一つに過ぎません。
たとえば建築やペットを飼うといったことも、実用性はありません。 でも楽しいから多くの人がやっているのだと思います。
激流のトライデントを使うのもそれと同じです。 マインクラフトを楽しむために、ぜひ激流のトライデントを使って遊んでみてください。
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関連項目
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公開日:2024-06-05