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【Java版マイクラ】水流式アイテムエレベーターの作り方

Java版マイクラで水流式アイテムエレベーターを作る方法を解説します。


概要

Java版マインクラフトでアイテムを上に送るのに便利な水流式アイテムエレベーターを作る方法を解説します。

水流式アイテムエレベーターとは

マインクラフトではアイテムを下に運ぶのは簡単で、単にアイテムを落としてホッパーで回収すれば良いだけです。 しかし、上に運ぶには何らかの装置が必要で、その装置のことを「アイテムエレベーター」と言います。

アイテムエレベーターにはいくつかの種類があり、そのうちソウルサンドを使った水流エレベーターを使う装置を、水流式アイテムエレベーターとここでは呼んでいます。 他にソウルサンド式アイテムエレベーターと呼んでいる人を見たこともあります。

他のアイテムエレベーターと違って使うアイテムが少ないため作りやすく、移送する速度も十分な優秀な装置です。 ただし、水がないと作れないのでネザーでは設置できません。

よって、ネザー以外でアイテムエレベーターを作る場合、水流式が一番おすすめできると思います。

通常タイプ

それほど高速でアイテムを送る必要のない、通常の水流式アイテムエレベーターを作る場合は以下のような回路を設置し、水流エレベーターを作るだけです。

通常タイプの回路

ソウルサンドが水流エレベーターの一番下の部分となり、上に水流エレベーターを設置します。 水流エレベーターの作り方はこちらでご紹介しているので、その通り作って最後に下の出入り口を塞いでください。

そしてエレベーターの一番上の部分は以下のようにホッパーとチェストを取り付けます。

通常タイプの回収部分1

通常タイプの回収部分2

背面から見ると上の画像のようになります。

このとき、水流エレベーターのすぐそばにホッパーを設置しないように気をつけてください。

良くない回収部分

こうすると、ホッパーの隙間にアイテムが引っかかってしまい、回収できない場合があります。

使用上の注意

このタイプを使う時には、ドロッパーの中に直接アイテムを入れるのではなく、必ずチェストに入れてください

なぜなら、ドロッパーの中にアイテムを最大量近くまで詰めてしまうと、装置が止まってしまうからです。

以下の画像のようにドロッパーの中を埋めてしまうと、

中身の詰まったドロッパー

次の画像のようにレッドストーン信号がつきっぱなしになって止まってしまいます。

動かない回路

以下に理由を解説しますが、とりあえず使えれば良いという人はチェストにアイテムを入れるというルールだけ覚えて以下は読み飛ばしてもらってかまいません。

この回路は「コンパレーターは正面からの信号より側面から入る信号が大きいと信号を伝えなくなる」という仕様と、コンパレーターやリピーターに遅延があることでクロック回路になっています。 (コンパレーターについての詳細はこちらの記事でご紹介しています。)

また、コンパレーターは正面に取り付けたストレージの内容物が多いほど、発する信号が強くなる仕様です。

よって、ドロッパーの中のアイテムが多すぎると正面の信号が強くなりすぎ、側面からの信号で打ち消せなくなるのでクロック回路が成立しなくなってしまいます。 するとアイテムが打ち出されなくなって装置が止まります。

アイテムをチェストに入れると、ホッパーがアイテムを送る速度が遅いため、ドロッパーの中がいっぱいになることがないので問題なく使えるわけです。

水平にも移動させるときは

アイテムエレベーターを設置するとき、アイテムが発生する場所とエレベーターを設置したい場所が離れていることがよくあります。

例えば、トラップで発生したアイテムを上に送ろうとして真上にトラップの処理槽か湧き層がある場合や、地上にすでに建物があってアイテムの受け取り場所が確保できない場合などです。

そのときは、とりあえずアイテムをドロッパーで打ち出しておいて水流で横に運ぶと良いでしょう。

水流エレベーターに接続する部分は下を氷塊か青氷にするとアイテムが滑って入ってくれます。

一度横に運ぶタイプの水流式アイテムエレベーター

水流エレベーターとの接続部分は以下のようになります。

接続部分

ちなみに青氷の方が滑りやすいのですが、距離が短いので氷塊でもほとんど違いはありません。

また、この場合は手動で横向きの水流にアイテムを投げ込んでもエレベーターは動作します。 しかし、一度に大量のアイテムを投げ込むと上部のホッパーだけでは回収しきれない可能性があります。

高速タイプ

上でご紹介した通常タイプは、クロック回路に遅延が入っているので少し動作が遅く、大量のアイテムを運ぶと輸送力が物足りなく感じるかもしれません。

その場合は遅延のないクロック回路を使うと良いでしょう。 例えば、以下のようなオブザーバーを向かい合わせにするタイプだとかなり高速で動作します。

高速タイプの回路

このとき、ドロッパーには2つホッパーをつなげないとアイテムの供給が間に合わなくなることに注意してください。 そうしないと、ただ音がうるさく負荷が大きいだけで輸送の速さは変わらない装置になります。

高速タイプのホッパー

2つのホッパーで供給したアイテムを取りこむため、以下のように回収部分も最低2つのホッパーが必要です。

高速タイプの回収部分

さらに高速化

アイテムを横に流せることを利用し遅延のないクロック回路を組み合わせるとさらに高速で動くアイテムエレベーターも作れます。

つまり、以下の画像のように単純にドロッパーで打ち出す装置の数を増やし、

超高速タイプの下部

さらに以下の画像のように回収側のホッパーも増やせば良いわけです。

超高速タイプの回収部分

この方法で理屈の上ではかなり輸送量を上げられるはずです。 しかし、通常のプレイではこのような工夫が必要なほど大量のアイテムを移送することはほとんどないでしょう。

関連項目

装置」に関する記事

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公開日:2022-03-12