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【Java版マイクラ】静音・低負荷・放置可能! 花/歪んだキノコ/真紅のキノコ水流式栽培装置

水流を使った高さ1ブロックの花や歪んだキノコ、真紅のキノコの栽培装置をご紹介します。


概要

Ver.1.16のアップデートで歪んだ木や真紅の木が追加されました。 それを育てるには歪んだキノコや真紅のキノコが必要です。 それらを育てて水流で回収する装置をこちらで紹介します。

また、同じ装置はそのまま高さ1ブロックの花の栽培装置にも転用できます。 そこで、それらの花を集めるときの注意点も解説します。

この装置はJava版でのみ動作確認しています。

歪んだキノコと真紅のキノコ

Ver.1.16のアップデートでネザーで手に入るようになった歪んだキノコと真紅のキノコは、それぞれ対応したナイリウムの上に設置して骨粉をかけると木に成長します。 (詳しい育て方と伐採方法はこちらで紹介しています。

そのため、これらの素材を大量に得たいときにはキノコもたくさん必要になります。

また、真紅のキノコはホグリンを繁殖させるときに必要です。 一方、歪んだキノコは植えておくとホグリンが近寄りません。

私は真紅の森でホグリン牧場を作りたかったのですが、作業中にホグリンが襲いかかってくるのでなかなか作業が進みません。 そこで、拠点のまわりにホグリンの避ける歪んだキノコを植えていたらすぐにキノコが足りなくなってしまいました。

そして牧場が完成すると、今度はホグリンの繁殖させるために真紅のキノコが必要になる予定なので、花の栽培装置を改造してこの装置を作ることにしました。 (実際にホグリン牧場を作ったときのことはこちらの記事でご紹介しています。)

こちらではその時に実際にサバイバルモードで作った装置の作り方や使い方、花やツツジなど他の素材を集める方法などをご紹介しましょう。

拠点と歪んだキノコ

水流式の特徴

花の栽培装置というと、ピストン式のものを動画などでよく見かけると思います。

しかし、ここで紹介するのは水流式です。 なぜ、すでにピストン式があるのに水流式を作ったのは、次のような理由からです。

まず、水流式は動作音がたまに動くタイマーと水の音とトラップドアが開く音だけで静かです。 ピストン式はピストンの音がかなり大きいです。

次に水流式は動作するとき処理の負荷があまりありません。 ピストン式はピストンが激しく動き、アイテムが大量にその上にたまるため、稼働させるとかなり負荷が高くなります。

また、水流式は水で流れたアイテムをホッパーで回収できるため、骨粉を入れて稼働させればそのまま何時間でも放置できます。 ピストン式はその構造上、効率を落とさずに自動回収するのが難しく通常はプレイヤーが自分でアイテムを回収することになります。 アイテムは5分で消えてしまうので、稼働させると5分後には戻ってこなければなりません。

他に、水流式はピストン式より広い面積をカバーできるということも大きいです。 これは後で説明しますが、花の森バイオームで高さ1ブロックの花を栽培するときに重要になってきます。

そのかわり、水流式はピストン式に比べると同じ時間当たりで取得できるアイテム数はかなり少ないです。 効率を求める方には水流式はおすすめしません。

ピストン式は他にもネザーでも作れることや動きが面白いことなど多くの利点があります。

ただ、私のプレイスタイルやパソコンの性能などを考えると、水流式の方が役に立ちそうだったため、水流式を使って花などを集めています。

苔のカーペットとツツジの自動収穫機

(2021/07/11追記) Ver.1.17より苔ブロックに骨粉をかけると苔のカーペットやツツジが生えるようになりました。 このことを利用して、こちらでご紹介した装置の土やナイリウムの部分を苔ブロックに入れ替えると簡単に苔のカーペットとツツジの自動収穫機に改造できるようになりました。

私は実際にサバイバルモードで歪んだキノコと真紅のキノコの栽培装置を改造して使っていますが、なかなか便利です。 装飾用のツツジがたくさん必要な人にはおすすめです。

ツツジの自動収穫機

作り方

ますラージチェストを置きます。

ラージチェスト

そこにホッパーをつけます。 ホッパーの設置の仕方が分からない場合はこちらをどうぞ。

ホッパー

これを起点として以下のようにブロックを配置します。

最初のブロック

ここからナイリウムを配置して、3列配置した後に地面にブロックを置き、上向きにディスペンサーをナイリウムの段のすぐ下に配置します。

ディスペンサー

引き続きナイリウムを置いていきます。

ナイリウムの続き

7列ナイリウムを置いたら、一段上に上げてナイリウムを配置していき、3列配置したら地面に2つブロックを置き、また上向きにディスペンサーをナイリウムの段のすぐ下に配置します。

二段目のディスペンサー

二段目は6列までナイリウムを配置します。

二段目の完成

いちばん端にブロックをナイリウムより1ブロック横、2ブロック上に画像のように配置します。

端のブロック

そのブロックに下からトラップドアをつけていきます。

トラップドア

トラップドアはナイリウムの方に開くようにつけてください。

トラップドアの方向

これから水を入れていくので、漏れないように端にブロックを配置します。

端のブロック

まずいちばん下のホッパーの反対側に水を入れます。

ホッパーの反対側の水

次にトラップドアの場所に水を入れていきます。

トラップドアの水

正しい場所に水が入っていると、トラップドアを開くと水が止まるようになっているはずです。

トラップドアを閉じたとき

これで本体部分はほぼ完成です。

ちなみにディスペンサーに水バケツを入れても同じようなことができますが、負荷が高い環境ではディスペンサーの前に無限水源ができて装置が正常に動かなくなることがあります。 これはディスペンサーが水を回収するときに、わずかなタイムラグが生じることがあるためだと思われます。 トラップドアならその心配はありません。

次はホッパーを使う定番のタイマー回路を作成します。 まず、ホッパーを互いに向かい合わせに接続するように設置します。

2つのホッパー

以下の画像のように、ホッパーにコンパレーターを接続して、その信号を上の段に送るようにブロックとレッドストーンダストを配置します。

コンパレーターとレッドストーンダスト

粘着ピストンを向かい合わせになるようにホッパーの斜め上に配置し、その間にレッドストーンブロックを置きます。

粘着ピストンとレッドストーンブロック

どちらかのホッパーに何かアイテムを12個入れてください。 すると、ピストンが定期的に動き出し、タイマー回路の完成です。

アイテム12個

コンパレーターのとなりのブロックにレバーをつけると、簡単にタイマーを止められます。

レバーの位置

このタイマーと先ほど作った本体をレッドストーンダストで接続します。

トラップドアには以下の画像のように接続します。 そのままでは信号が届かないので、リピーターで信号強度を上げます。 レッドストーン信号が切れるとトラップドアが閉まって水が流れます。

トラップドアにレッドストーンダストを接続

ディスペンサーに接続する方は、レッドストーントーチで信号を反転しておきます。

レッドストーントーチの位置

ディスペンサーの一つ下のブロックにレッドストーンダストが繋がっていればOKです。

ディスペンサーとレッドストーンダスト

あとはディスペンサーの中に骨粉をいれてタイマーを稼働させれば完成です。

完成

実際にサバイバルモードで使う時は、光源ブロックを浮かせて配置するなどして湧き潰しをするのを忘れないようにしてください。 そのままだとけっこうよくモンスターが湧きます。 (2022/2/21追記:Ver.1.18からは湧き条件が変わったので、端の方に光源を置くだけで十分になりました。)

湧き潰し

花を集めるときにおさえておきたい事

この栽培装置はナイリウムを草ブロックに変えるだけで高さ1ブロックの花が栽培できるようになります。

Java版Ver.1.15ではミツバチが追加されたため、花の用途が以前よりも増えました。 そこで私は花を全種類それぞれ大量(少なくとも数スタック程度)に集めることにしたのですが、これが意外と複雑でした。 しかも残念ながら日本語の情報がほとんど見あたらないので、こちらで分かったことをご紹介しておきます。

まず、高さ2ブロックの花はオーバーワールドでごく普通に咲いています。 ひまわりだけは特定の草原にしかないので見つかりにくいですが、普通に冒険しているとさほど苦労することもなくそのうち出合うでしょう。 これらの花は骨粉をかければ増えます。 ちなみにJava版では高さ1ブロックの花に骨粉をかけても何も起こりません。

ウィザーローズはウィザーが倒したMobが落とします。 これの比較的簡単な大量入手方法はこちらで説明しています

ヒスイランは沼地にしか咲きません。 そのため、花を全種大量入手するには、花の栽培装置を最低一つ沼地に設置しなければなりません。

残りの高さ1ブロックの花は全て花の森バイオームで栽培できます。

他のバイオームでは、例えばスズランが咲いているからといって、その場所に骨粉をまいてもスズランは育ちません。 花の森バイオーム以外では骨粉を使って育つ花の種類が少なく、自然生成されているからといって骨粉で栽培できるとは限らないからです。 (しかし、草原のヤグルマギクが咲いている場所は近くに骨粉をまくとたいていヤグルマギクが生えます。 バイオームによって骨粉をまいたときの挙動が異なるようです。)

つまり、さまざまな花を骨粉で栽培するなら花の森バイオームに行かなければなりません。

花の森バイオームでは、場所によって骨粉で生える花が違います。 そのため目当ての花がある場合は、花の森バイオームに入ってからその花が咲いている場所を探し、その付近の地面に骨粉をかけてみてどのあたりまでその花が咲くかをはっきりさせて、その領域に自動栽培装置を設置することになります。 つまり全種類大量に集めるなら、いろいろな花の咲く場所に何台も花自動栽培装置を設置しなければなりません。 一カ所に設置すれば全部栽培できるということはありません。

当然ながら一つ一つの花自動栽培装置はなるべく広い範囲をカバーしてくれた方が多くの種類の花が手に入りやすくなります

ピストン式の場合は、装置がカバーできる範囲が水流式より少ないのでそのぶん花自動栽培装置を多めに設置する必要があります。 そしてその自動化装置で収穫した花をアイテムが消える5分以内に順番に回って回収していかなければなりません。

一方、水流式であれば広い面積をカバーし、アイテムも自動回収されるので、自動栽培装置を何台か設置したら後は待機所でしばらく待って帰る時に回収して終わりです。

私の場合は長時間放置するのに問題はないので、時間当たりの収穫量はピストン式よりかなり少ないのですが、そのかわり手間の少ない水流式を使っています。

ちなみに水流式とピストン式を組み合わせるメリットはあまりありません。 ピストン式だと大量のアイテムが発生するので、通常は長時間放置しませんから、自動回収の意味があまりありません。 しかも、アイテムがホッパーを通るのに時間がかかり、待ち時間が生じてむしろ効率が落ちます。 とんでもなく大量の花を生産するのでなければ、プレイヤーが回収した方が楽です。

他の注意点として、Ver.1.14以前に生成したワールドでプレイしている人はスズランやヤグルマギクを集めるならVer.1.14以降に生成された花の森バイオームで集めることをおすすめします。

スズランとヤグルマギクはVer.1.14で追加された花です。

公式WikiによるとVer.1.14のアップデートで花の森バイオームでどこに花が咲くかという情報も更新され、古い花の森バイオームでも骨粉をまけばスズランとヤグルマギクは入手できるようになったようです。 しかし、咲いている花はバイオーム生成時にいっしょに作られるようで、Ver.1.14になったからといって更新されていないようです。 実際に行ってみるとスズランなどは咲いておらず、それを目印にはできませんでした。 すると、どこに咲くかは骨粉をまいてみなければ分かりません。 広い森の中で骨粉を地面にまきながら実際にスズランなどが育つ場所を探すのが大変なので、私はあきらめて新しく生成された花の森バイオームで探しました。

いろいろな花

2022/9/20追記 : Ver.1.17より、スズランが骨粉で生える場所が非常に見つけにくくなったようです。 少量しか使わないのなら、スズランは森で採集した方が早そうです。

また、Ver.1.18より高度によって花の分布が変わってしまうようです。

両方バグトラッカーに報告があがっているので、今後修正されるかもしれませんね。

まとめ

水流式の栽培装置はピストン式とは違った長所があるので、自分のプレイスタイルにあっていたらぜひ作ってみてください。

歪んだキノコや真紅のキノコはネザーで拠点を作るならよく使うので、その場合は多めに集めておくことをおすすめします。

また、花については、「1ブロックの花くらい、花の森バイオームに自動栽培装置1つ置けば全種類集まるだろう」というようなことはないので、注意してください。

今から全種類ある程度まとまった数を集めようとする人は、こちらのページの情報が参考になると思います。

花が色々あると、建築が楽しくなり、使い慣れてくるとだんだん大量に消費するようになります。 染料としても使えるので、余裕があればぜひ全種類の花をたくさん集めてみてください。

花壇

関連項目

装置」に関する記事

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ネザーアップデート」に関する記事

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」に関する記事

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骨粉」に関する記事

全7件のうち、この記事を除く6件を表示しています。骨粉に関する記事の一覧を見る。

公開日:2020-07-01