概要
今回は、地下室で鍾乳石を育てる施設を作ります。
YouTubeで公開している動画シリーズ「奇を衒わないマインクラフト」、パート114の解説・補足用記事です。
動画
解説
鍾乳石を育てた理由
今のバージョンでは、鍾乳石を育てるメリットはあまりありません。
鍾乳石が登場した当時は、まだ鍾乳洞が実装されていなかったため、鍾乳石を多く手に入れるには育てるしかありませんでした。 しかし、今では鍾乳洞が登場し、そこでまとめて採取できます。 鍾乳石の成長は非常に遅いため、通常は採取した方が楽に手に入るからです。
それでも鍾乳石を育てているのは、いくつか理由があります。
1つめは、鍾乳洞が近くで見つかりそうにないからです。 攻略Wiki英語版によると、鍾乳洞は海や海岸では生成されないという仕様があるそうです。 今の拠点は近くが海ばかりのため、鍾乳洞がなかなか見つからず、ずっと探していたことは、この動画シリーズを最初から見ている人は覚えているかもしれません。 エリトラを見つけ、地図埋めをしてようやく鍾乳洞を見つけましたが、一カ所だけでしかも地図2枚ぐらい離れた場所です。 この分だと、鍾乳洞は今後も遠くでしか見つかりそうにありません。
もう一つの理由は、成長しているときの見た目が面白く、採取するときに一気に砕くのが気持ち良いからです。 つまり楽しみのためですね。
最後の理由は、成長させるのが簡単だからです。 動画で見れば分かるように、底が鍾乳石ブロックの水を入れたプールを作って、下に鍾乳石を取り付けるだけで、石筍と鍾乳石が成長します。 一度作れば、追加でアイテムが必要になるわけでも、負荷がかかるようなものでもありません。 設置するデメリットがないため、とりあえず置いとけばいいかなと、他のワールドでもよく作っています。
しかし、これだけでは足りなさそうなので、鍾乳洞にも採取に行くと思います。 そのまま装飾に使うならともかく、ブロック化すると数が4分の1になってしまうので、大きめの建築などで使うには難しいからです。
鍾乳洞の注意事項
動画でも言っているように、鍾乳石を採取しに鍾乳洞に行くなら、防具をしっかり身につけておきましょう。 鍾乳洞は他の洞窟より少し危険な場所です。 石筍の上に落ちると通常よりも多めの落下ダメージを負い、落ちてきた鍾乳石に当たってもダメージを受けます。
その上、鍾乳洞にはドラウンドが湧き、まれにトライデントを持って攻撃してくることもあり、やっかいです。 ドラウンドの投げるトライデントは、防具無しだと3発で死にます。 実際に、私は他のワールドで序盤に鍾乳洞でトライデント持ちのドラウンドに出会ったことがあります。 盾があったので問題ありませんでしたが、初心者が防具無しで出会うと危険です。
鍾乳洞に行くなら、最低でも全身鉄装備にして盾を持ちましょう。 とはいえ、あまり恐れすぎる必要はありません。 例えば、エンチャント付きダイヤ装備を使っているなら、よほど運が悪くなければ、まず死なないでしょう。
鍾乳石の使い道
鍾乳石の主な使い道は、
- 建築用
- マグマの増殖
- 泥を粘土に変える
です。
今回は将来建築で使うために増やしています。 鍾乳石は、水場や洞窟の装飾などで大量に使うことがあります。
溶岩を増やす
鍾乳石を取り付けたブロックのさらに上に溶岩があり、下に大釜をおくと大釜に溶岩がたまります。 これをバケツでくみ出し、燃料として使う、というのが、鍾乳石の一番知られた使い方でしょう。 手軽なので人気があるやり方です。
しかし、私はこの用途で鍾乳石をあまり使っていないです。 ネザーになれていれば、シュルカーボックスを持って溶岩湖に汲みに行った方が早いですからね。 鍾乳石で溶岩を増やしていますが、4ブロックしかない小規模なもので、半分ぐらい装飾のつもりで設置しています。 序盤使っていた溶岩バケツの半分以上は、拠点付近で自然に生成された溶岩だまりか、ネザーで汲んだものです。 それに、マインクラフトの燃料は色々あるので、溶岩バケツは選択肢の一つに過ぎません。 今では、かさばらずに保存や持ち運びに便利な、コンブブロックも燃料にしています。
一般的にゲームはやがて飽きるので、常に初心者が多く、攻略法も手軽で分かりやすいものに人気が集まります。 溶岩バケツもその一つだと思います。
泥から粘土を作る
鍾乳石を取り付けたブロックのさらに上に泥を置くと、やがて粘土に変わります。 簡単に粘土が生産できて使い道がありそうですが、実際には粘土は繁茂した洞窟で楽に手に入るので、それに比べるとあまり効率の良い方法ではありません。 また、粘土を手に入れる目的が焼いてレンガにすることであれば、石工からレンガを直接買うこともできます。
スカイブロックのような特殊なマップや、トラップの待ち時間の有効利用などとしてなら、役に立つかな、というぐらいでしょうか。
あとは、実用性ではなく、製造施設を作ってみたいから作る、という人には役立つかもしれません。
鍾乳石の成長ルール
鍾乳石は、鍾乳石ブロックに取り付け、その上に水があると成長します。 また、攻略Wikiによると、下に11ブロック以内に他のブロックがあると、その上に石筍が成長するそうです。
また、平均約100分で1段階成長します。 動画で実際にやってみているように、これは鍾乳石と石筍、両方合わせての成長速度のようです。
これだけ成長が遅いと、採集を自動化する意味はほとんどないでしょう。
例えば、地面から6ブロック間隔を開けて鍾乳石を設置すれば、つながるまでに平均600分、10時間かかります。 5時間ぐらいまでに採取すれば、鍾乳石と石筍がつながることはなく、無駄は出ないわけです。
5時間に1度の作業を自動化しても、自動化にかかった時間の元が取れるのは、何ヶ月も後になりそうです。 よって自動化の手間を掛けるぐらいなら、育てる場所を大きくして数を増やすことをおすすめします。
どうしても自動化で効率を上げたいなら、動画でも言っているようにフライングマシーン式の自動採取装置をおすすめします。 オブサーバー式に比べると、巨大化しやすく効率が上げやすいでしょう。 オブサーバー式は、一台当たり5時間で平均3個しか鍾乳石が手に入らないわけですから、半分飾りだと思わないとやってられないかもしれません。
といったことを考慮して、動画では手動で採掘するための場所を用意しました。
育てた鍾乳石
鍾乳石の成長については、以前にもこのサイトで記事を書いています。 そちらも参考にしてもらえればと思います。
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関連項目
「鍾乳石」に関する記事
全3件のうち、この記事を除く2件を表示しています。鍾乳石に関する記事の一覧を見る。
公開日:2023-04-06