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【マイクラ豆知識】ビートルートとは

マインクラフトのビートルートが実際にはどんな植物か紹介します。


概要

マインクラフトJava版のVer.1.9で追加された作物ビートルート。 国によっては日常的に食べられている作物ですが、日本では食べるどころか聞いたこともない人もいるでしょう。 こちらの記事では現実の世界で、そしてマインクラフトの中でビートルートがどんな植物かをご紹介します。

現実世界のビートルート

ビートルートはテーブル・ビーツや単にビーツとも呼ばれています。 こちらの名前の方が良く耳にするので、聞いたことがある人もいるかもしれません。 他にもレッドビートやガーデンビートなどさまざまな呼び方があります。

赤カブと呼ばれることもありますが、カブの一種ではありません。 また、赤カブと呼ばれる植物は何種類かあります。 そのうち一番良く目にするのはハツカダイコン(ラディッシュ)でしょう。

ハツカダイコンや他の赤カブは大根などと同じアブラナ科なのですが、ビートルートはヒユ科なので全く違う種類です。 ヒユ科は他にほうれん草や観賞用の園芸植物ケイトウなどが属するグループです。 ただ、見た目はカブに近く、知らない人が見れば混同しても仕方ないぐらい似ています。 ハツカダイコンを少し大きくして赤色を暗くし、ほうれん草っぽい葉をつけたものを想像すれば、それがほぼビートルートの外見だと思って間違いないです。

ビートルートの仲間で、他に一般によく知られている植物はテンサイです。 テンサイはサトウダイコンという別名からも分かるように、砂糖がとれる根菜です。 日本でも北海道などで栽培されていることを、社会の授業で習ったのを覚えている人もいるでしょう。 テンサイは英語ではシュガー・ビートと呼ばれるので、ビーツの一種であるのがよく分かります。

ビートルートもかなり糖分を含んだ野菜で強い甘みがあります。 しかし、少し土臭いようなクセがあり、甘みと相まってカブというよりイモのようという人もいます。 食べ方としてはそのままサラダにしたり、煮たり焼いたり、酢漬けにしたりします。

特に有名な料理は世界三大スープに挙げられることもあるロシアのボルシチです。 ボルシチは普通、濃い赤い色なのはビートルートの色素のせいです。

この色素は天然の染料としても利用されています。

日本ではスーパーで手軽に手に入るわけではありませんが、輸入雑貨をあつかっているようなお店や通信販売で缶詰などが売られているのでその気になれば簡単に購入できます。

マインクラフトをプレイしていて気になった人は食べてみても良いかもしれません。

マインクラフトのビートルート

マインクラフトの中のビートルートも、ほぼ現実世界と同じような使い方ができます。

赤色の染料の原料

ビートルートからは赤色の染料がクラフトできます。

ビートルートから赤色の染料

赤色の染料はバラと骨粉があれば量産できますが、まだトラップを作っていなくて骨粉があまりないゲーム序盤では、自動化できるサボテンと並んでビートルートは量産できる貴重な染料の原料になります。

ビートルートスープに

ビートルートとボウルからはビートルートスープがクラフトできます。

ビートルートから赤色の染料

ビートルートを6つも使うわりにさほど空腹度を回復してくれるわけでもなく、スープなのでスタックもできずかさばるので使う機会はあまりないかもしれません。

ブタの餌に

ブタはニンジンやジャガイモの他にビートルートでも繁殖できます。 ただし、ジャガイモやニンジンの方が収穫量が多く、さらに幸運の道具で増やして収穫できるので、餌として使うならそちら方が効率が良いです。

ブタ

村人との取引に

ビートルートは村人との取引でエメラルドと交換できます。 ジャガイモが26個で一つのエメラルドと交換できるのに対して、ビートルートは15個で1つのエメラルドになります。

ビートルートの値段

こう見ると、ビートルートの方が1.7倍以上高く売れそうに見えます。

ただし、ジャガイモは素手で収穫した場合、次に植える種芋の数を除くと、やはり1.7倍ぐらい数が増えます。 ビートルートは数は増えず 種が出ます。 つまり、素手で収穫する場合、収穫量まで考えたエメラルドの価値としては、ビートルートとジャガイモはほぼ同じです。

しかし、ビートルートは幸運の道具を使っても種が増えるだけでビートルート自体は増えません。 一方、ジャガイモなどは収穫できる数がかなり増える(1.5倍以上)ので、その分ビートルートの効率は悪くなります。

種は骨粉やニワトリの餌に

ビートルートを収穫したときに出る副産物の種はコンポスターで骨粉にしたりニワトリの餌したりします。

まとめ

ビートルートがどんな植物か、だいたい分かっていただけたでしょうか。 マインクラフト内のビートルートは、現実世界のビートルートに似せるようにしているようですね。

私はマインクラフトの中でビートルートは最初のうちは染料として、ゲームが進むと村人との取引に使っています。

取引の効率は少し悪いのに、それでも育てているのは

といった理由からです。

効率至上主義の方にはおすすめしませんが、そうではないのなら育ててみてはいかがでしょうか。

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公開日:2020-05-10