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【Java版マイクラ】村人の職業をおすすめ順にご紹介!

Java版Ver.1.14以降の村人の職業についてくわしくご紹介します。


概要

Java版Ver.1.14は襲撃イベントと村関連のアップデートが最大の目玉とされていました。 そのアップデートから一年以上経ちますが、村人について、実際にプレイする視点での詳しい情報が少ないように思います。 それをこちらでご紹介します。

Java版マインクラフトの村人については、もちろんネット上でたくさんの情報が公開されており、特に取引項目などについては詳しく説明がされています。

しかし、実際にプレイして取引してみてどうだったか、というような視点の記事はあまりないか、古い情報に基づくものが多いように思います。 この一年でJava版マインクラフトはさまざまなアップデートがされており、そういった変更まで考えると、今までさほど役に立たないと思われていた村人も、実はかなり有用だった、ということもよくあります。

この記事では私がこの1年実際にプレイして全種類の村人を育ててどうだったか、ということをご紹介していきます。 取引項目の一覧などは、他にいくらでも紹介しているページ(中でも公式Wiki(英語版)をおすすめします。)があるので省略します。

おすすめ順に並べていますが、プレイスタイルによってこの順番は変わると思うので、そこはそんなに気にしないでください。

1. 農民

農民

農民は農作物を取引できます。 農作物は畑を作ればゲーム序盤でも簡単に手に入れられ、中でもカボチャやスイカは自動化も容易です。 そのため、これらを取引できる農民はエメラルドの収入源としてとても重要です。

また、農民は畑を与えると勝手に作物を収穫してそれを他の村人に配り、配られた村人は繁殖しやすい状態になり、ほうっておいてもベッドに空きがあれば村人がある程度増えてくれます。 何かの理由で村人が減ったとき自動的に増えてくれるので、いつの間にか村人が少なくなって村が全滅、といった事態を避けられます。 そのため、まだ村人の数が安定していない村の開発の序盤に最初の村人の職業を何にするか迷った時は、まずは農民にして畑を与えることをおすすめします。

また、村の開発が進んでからは、収穫物を投げるという性質を生かして自動収穫農場を作ることもできます。

農民については以前のバージョンとそう変わることなく、現在も重要な職業です。

2. 司書

司書

司書はエンチャント本の取引相手として重要です。 取引できるエンチャント本の中でも最も重要なのは修繕のエンチャント本です。 この本は司書と取引するしか安定して入手する方法がありません。(釣りでも手に入りますが低確率でしか釣れず大変です。)

現在のバージョンではまだ取引をしていない村人は職業台を置きなおすことで職業と取引内容がリセットされます。 これを繰り返して最初の取引内容は選べます。 この方法で修繕のエンチャント本だけは必ず司書から買えるようにすることをおすすめします。

他に氷渡りのエンチャント本も確定で手に入れるには司書と取引するしかないのですが、それほど利用価値が高いエンチャントではないので、余裕があれば取引できる司書を育てれば良いでしょう。

それ以外のエンチャントについてはエンチャント台でつけることもできます。 現在のバージョンでは砥石でエンチャントは外せるようになっており、エンチャント台で必要なエンチャントをつけるのも以前より簡単になっています。 そのため、エンダーマントラップのような効率よく経験値を得る方法があるのなら、特に司書から買う必要はありません。 しかし、取引できれば便利なので余裕があれば育ててみることをおすすめします。

また、司書は紙をエメラルドに交換してくれます。 ただし、効率はあまりよくありません

他にレアアイテムである名札を取引できます。 ガラスを売ってくれるのも、近くの砂を採掘しつくしたときには結構便利です。 このように司書はエンチャント本を得る目的以外でもいろいろと活躍してくれる村人です。

3. 肉屋

肉屋

肉屋は自動化装置の作りやすい鶏肉を取引できる場合があります。一段階目の取引項目なので、もしできなくても職業ブロックの置き直しでできるようになります。 他の種類の肉も取引できるので、家畜を多く飼っている人には便利です。

コンブブロックも取引できます。効率は悪いですがコンブは自動収穫機を作れる作物なので、自動化して余ってきたら取引しても良いかもしれません。

また達人まで育てると確定でスイートベリーが取引できるようになります。 スイートベリーは骨粉で育てられ、収穫しても植え直す必要がありません。つまり、骨粉を持った手でスイートベリーを右クリックし続けるだけで骨粉が続く限り収穫し続けられます。 そのため、何か装置を作らなくても骨粉さえあれば簡単に量産できます。

さらに、スイートベリーはキツネで自動収穫も可能です。 キツネのスイートベリー自動収穫装置はキツネが温室の中で遊んでいるだけのように見えて、村人式農場と違って強制労働させている感じがほとんどなく、見栄えがよいのでおすすめの装置です。 さらにスイートベリーはハチで成長促進も可能です。

キツネ式スイートベリー収穫農場

温室のようにレイアウトしたキツネ式スイートベリー自動収穫装置。 この規模でもハチで成長促進しているので、10分で2スタック前後のスイートベリーが収穫できる。

スイートベリー10個でエメラルド1個と交換比率もよく、かなり効率の良いエメラルドの収入源となります。

おそらく、現在の全職業の中でもエメラルドを得る効率はトップクラスだと思います。

ただし、達人まで育てないといけないのと、キツネを手に入れないといけないので、ゲーム序盤でこれをメインの収入源にするのは難しいでしょう。 キツネでスイートベリー自動収穫ができるぐらい余裕ができたら、とてもおすすめの村人です。

実際、私が今遊んでいるワールドの収入源として一番よく使っているのは肉屋です。

また、ネザーの岩盤の上にホグリントラップを作っているととんでもなく多くのエメラルドを得ることもできます(1時間当たりエメラルド2000個ぐらい)。 しかし、普通はそこまで大量のエメラルドは要らないと思います。 私もサバイバルモードではホグリントラップは作っていません。

4. 矢師

矢師

矢師は棒をエメラルドに替えてくれます。棒は木材から、そして竹からも作れます。 特に竹は簡単に自動装置が作れて骨粉でも増やせます

またニワトリを処分したときに副産物としてたくさん出る羽や、余りがちな火打石などをエメラルドに交換できます。 糸も取引できる場合があるので、クモトラップがあるときには便利です。 一つ一つの交換効率はそれほど良くはないのですが、いろいろなアイテムで取引ができ、結果的に多くのエメラルドを得やすいので、おすすめの村人です。

今のバージョンの村人は、以前のバージョンとは異なり、一日で取引できる数が取引項目ごとに決まっています。 すると、たとえどれだけ効率のよい取引項目が一つあっても、それ以外に取引できるものがない村人からは、さほど多くのエメラルドを得られません。

また、効率がよいからといって、同じアイテムばかり製作して取引していては、すぐに飽きてしまいます。

ゲームを楽しむという点でも、矢師はニワトリの自動繁殖装置と竹の自動収穫装置、クモトラップの製作のモチベーションにつながるおすすめの村人です。

5. 石工

石工

石工は石をエメラルドに替えられます。シルクタッチのツルハシを使いよく採掘をする人は石があまりがちになるので便利です。ただし交換比率はあまりよくありません。

また、自分で集めようとすると結構手間のかかるレンガとクォーツブロックが取引できます。これらは建築でよく使うブロックなので、石工がいると建材集めがかなり楽になります。

建築をよくする人はぜひ育てておきたい村人です。

6. 聖職者

聖職者

聖職者はエンダーパールを取引できることがあるため、まだエンドに行っていない段階で、エンダーマンを倒してエンダーパールを得るのが大変なときにとても役に立ちます。 ただし、エンダーパールは確定の取引項目ではありません。

また、あまり使い道のない腐った肉をエメラルドに替えてくれます。集めるのが面倒なグローストーンも買えます。

レッドストーン・ダストやラピスラズリも買えます。この二つは採掘をよくする人なら足りなくなることはありませんが、そうでない人は意外と不足することがあります。

今のバージョンでは、村の整備が進むとダイヤ装備は村人から買って砥石で余計なエンチャントを外せば楽に手に入るため、以前のようにダイヤを目的としてブランチマイニングに行く必要性があまりありません。 石材もビーコンがあればブランチマイニングするより、近くの地面を掘った方が楽に手に入ります。 ブランチマイニングではすぐにビーコンの範囲外になってしまいますから。 金もネザーで探すかメサが見つかればそこで採掘できます。

レッドストーン・ダストやラピスラズリを聖職者から買えば、ブランチマイニングに行く必要がほぼなくなります。採掘が面倒だと思っている人にとっては、この方が便利です。

また、ネザーウォートも取引できます。 ネザーウォートはソウルサンドが必要な代わりに、光や水が不要なので、地下などに簡単に栽培場が作れます。 幸運の道具で収穫すると増やせるので、そこそこ効率のよいエメラルドの収入源となります。 また、Ver.1.16のアップデートでソウルサンドの上を早く歩けるエンチャントが追加されたので、ネザーウォート栽培はさらにやりやすくなりました。

聖職者から買える変わったアイテムとして経験値が得られる「エンチャントの瓶」があります。 ただし、大した経験値は得られないので、エンダーマントラップや自動かまどからの経験値の取得など、他にいろいろな効率のよい経験値の取得方法が開発されている現在では、使うことはあまりないかもしれません。

7. 釣り人

釣り人はタラをエメラルドに替えられるため、ガーディアントラップを作った場合には必ず育てるべき村人です。また、糸が取引できるのでクモトラップを作っているときにも便利です。

釣り人

タラ入りバケツが買えるので、鉄が不足しているときにはバケツが手に入って便利です。 焚き火が買えることがあり、原木を節約したいときにも役立ちます。

8. 道具鍛冶 9. 防具鍛冶 10. 武器鍛冶

鍛冶

道具鍛冶、防具鍛冶、武器鍛冶の3つの職種については、それぞれ、ツルハシなどの道具、鎧などの防具、剣と斧が取引できます。それ以外の取引項目は3職種でほぼ同じです。 ゲーム序盤だと、エメラルドがまだ少ないので、こういったアイテムは自分で作るしかありませんが、村人が育ってきてエメラルドが十分に得られるようになると、村人から買えるようになります。

これらのアイテムは自分でも作れますし、エンドシティでもけっこうよい物が手に入るので、絶対買った方が良いというわけではありません。しかし、村人を育てて買えるようにしておいた方がいつでも手に入るので便利です。

これらの鍛冶職は鐘が取引できることがあります。村に自然生成されたもの以外に鐘を取得できる唯一の方法なので、村を拡張したり整備したりする人、装飾として鐘が使いたい人は、一人は鐘が買える村人を育てることをおすすめします。

また、鉄をエメラルドに替えてくれることがあるので、アイアンゴーレムトラップを作っている場合には、そこそこ効率のよいエメラルドの収入源となります。 しかし、防具鍛冶は鉄が出るかどうかは確定ではない上に、他の鍛冶職も取引しやすいアイテムが少ないので育てるのがちょっと大変です。

11. 製図家

製図家

製図家は海底神殿や森の洋館の場所が分かる地図を売ってくれます。 海底神殿は地図がなくても自分で探せますが、森の洋館は地図がないとまずたどり着けません。 そのため、森の洋館に行くならほぼ必ず育てなければならない村人です。

額縁が取引できることがあり、革を集めるのが面倒な場合には役立つことがあります。 ただし、取引項目に出る確率は低めです。

製図家を育てきると「地球の模様」という旗の模様が手に入ります。 面白い模様なので、装飾用として1つ手に入れても良いかもしれません。

12. 羊飼い

羊飼い

羊飼いは羊毛をエメラルドに替えてくれます。しかし、羊毛は何かとよく使うので、よほど自動毛刈り機をたくさん作っていない限り、この用途で使うことはあまりないかもしれません。

ハサミを買えることがあり、鉄を節約したいときには便利です。

他に染料をエメラルドに替えてくれることがあります。運良く骨粉で無限に増やせる花を原料とした染料が取引できるようになると、とても効率のよいエメラルドの収入源になります。

ただし、取引項目はランダムで決まるうえ、染料以外の取引項目が出る確率が高いため、思った通りの染料がでることはほとんどありません。

しかも一日の取引数には上限があるので、一人だけ染料が取引できるようになっても大した量のエメラルドにはなりません。 染料をまとまった数量取引できるようにするには、何人もの羊飼いを育てなければならず大変です。 かなり運の要素が大きいので、ゲームが進行して余裕が出てから挑戦することをおすすめします。

もし、ねらった染料が出せるなら、かなりおすすめの職種なのですが。

羊飼いの取引

こういった赤の染料などが取引できると非常に便利です。 しかし、運が悪いと何人も育てないといけません。

13. 革細工師

革細工師

革細工師は革をエメラルドに替えてくれます。しかし、革は額縁などで使うことが多く、この用途で使うことは少ないでしょう。 もし革があまっていても、本にして司書と交換することもできるので、革細工師を利用する必要性はあまりありません。

私が革細工師を育てた時は、火打ち石をエメラルドにしていました。ただ、矢師なども火打石は取引できるので、革細工師である必要はありません。 レアアイテムである鞍が買えますが、買わないといけないほど大量に必要な物ではありません。 革装備は染色可能なため装飾品としてそこそこの頻度で使うことがありますが、ゾンビなどがドロップする物を捨てずにとっておけば間に合うので、革細工師から買うほどではありません。

大釜を使い、革の茶色いエプロンをしているので、飲食店を模した建築にコックとして配置するぐらいしか、使い道を思いつきません。

実用性重視の場合、特に育てる必要はないかな、という気はします。

(2020/8/1追記) Ver.1.16になってネザーでホグリンを倒したりピグリンとの交易したりすることで革がたくさん手に入るようになりました。 ネザーでは水が使えずサトウキビが育てられないので、ネザーで長い時間プレイしていると紙を作って本を作るのも難しいです。 また、ストライダーが登場し、今までよりも鞍をよく使うようになりました。 そのため、革を直接取引でき、鞍も買える革細工師の利用価値が少し上がりました。 しかし、そんなに長くネザーにいる人もストライダーを大量に繁殖させる人も少ないでしょうから、順位は変わりません。

番外 ニート

ニートは職業ブロックを与えても就職しない村人です。特に何かの役に立つわけではありません。職業ブロックと関連付けられていないため、昼間もあちこちさまよって迷子になりやすい困った村人です。 そんな村人がわざわざ実装されているのは、ニートが何人かいても許容できるような、よく整備された豊かな村を作ろうということなのかもしれません。

ちなみに、村の英雄になると、司書は本、農民はパンなど、村人はそれぞれの職業に関連したアイテムをプレイヤーに投げ渡してくれます。先日、ニートは小麦の種を投げてきました。彼なりに精一杯の贈り物だったのでしょうが、正直気持ちだけ受け取りたかったです。

まとめ

取引効率などを元に、おすすめの順に村人をご紹介してきました。 ゲーム序盤では、最初の方にご紹介した村人がよく活躍してくれると思います。

しかし、実際に効率が気になるのは最初のうちだけです。

ある程度、自動化装置を作ってそれで生産したアイテムを取引できる村人を育てると、すぐにエメラルドはあまってきます。

そうなったら、あまり効率は気にせず、全職種の村人を育ててみるのをおすすめします。

アイテムを取引すれば、その分経験値がもらえます。 その経験値で道具の修理などができるので、エメラルドがあまっているなら、アイテムをクラフトするより村人から買った方が経験値の分だけお得です。 いろいろな職業の村人がいれば、いろいろなアイテムが買えるようになります。

それに、いろいろな見た目の村人がいた方が、村が賑やかになって楽しいですし、思いもしなかった村人の利用方法を思いつくかもしれません。

関連項目

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公開日:2020-05-27