TypeScriptの魅力の一つは型定義が使えること。 しかもJavaScript互換なのでいつものJavaScript開発で型定義だけ導入するという使い方も出来る。 (このページの内容は公式ページとだいたい同じなので、そちらも参照のこと[[http://www.typescriptlang.org/Handbook]]) *真偽型 [#u9c69f94] trueとfalseが代入できる。 var b:boolean = false; *Number型 [#v0648239] 浮動小数点型。JavaScriptとの互換性のためか、整数型はないらしい。 var n:number = 2.1; *String型 [#z2cd7fb5] 文字列が格納できる。 var s:string = "abc"; *配列 [#zf86ae54] 次の2種類の定義が使える。2つの定義に差はない。 var list1:number[] = [1,2,3]; var list2:Array<number> = [1,2,3]; *列挙子(Enum型) [#y924a636] C++とかにあるのと同じようなもの。まずenumで型を定義し、それを使ってインスタンスを作る。 enum Color {Red, Green, Blue}; var c: Color = Color.Green; 指定しなければ各要素には0から通番がふられる。以下のようにして起点の数を変えることも出来る。 enum Color {Red = 1, Green, Blue}; 全要素を定義することもできる。 enum Color {Red = 1, Green = 2, Blue = 4}; 数値から変数名を文字列として取り出すことも出来る。 enum Color {Red = 1, Green, Blue}; var colorName: string = Color[2]; alert(colorName); // => Green これは便利。 *Any型 [#h985da2b] 何型でも入る型。これを指定しないとTypeScriptは変換時に異なる型が代入されたのを検知するとエラーを出す。 var notSure: any = 4; notSure = "文字列"; notSure = false; // boolean **注:型推論 [#vf318585] 型を指定しない時はTypeScriptは型を類推して決める。 var s = "abc"; //string型と推論 s = 1; //エラー 型を決めたくない時は明示的にAny型を使う。 *Void型 [#q9aae863] 型がないことを明示する型。戻り値のない関数に使う。 function warnUser(): void { alert("どうよ?"); } C系言語ではおなじみ。
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