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Python/t分布
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Python
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t分布
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# x4b085fc の編集
ページ内容:
*Pythonでt分布の値を出す [#x4b085fc] t分布は母集団が正規分布していて、かつその標準偏差が未知の場合、少ない標本からもとの分布の平均値を推定するときに使われる確率分布です。 統計の教科書などの最後によく数表が載っていますが、値が結構とびとびだったりして使いにくいことがよくあります。こういうことはコンピューターにやらせた方が早くて正確な結果が得られます。 Pythonでt分布をあつかうにはscipyを使います (''注意'' :[[Python/標準正規分布]]と同様の内容なので、こちらを読んでからの方が理解しやすいかも知れません。) 自由度10のt分布の横軸の値から上側確率を出すには from scipy.stats import t t.sf(x=1.233,df=10) 結果 0.12288719525159397 とします。xが横軸の値、dfが自由度です。 自由度10のt分布の横軸の値から下側確率を出すには from scipy.stats import t t.cdf(x=1.233,df=10) 結果 0.877112804748406 確率の定義から、この二つを加えると1となります。 t.sf(x=1.233,df=10) + t.cdf(x=1.233,df=10) 結果 1.0 よって、両方覚えなくてもどちからだけ知っておけば十分です。ただし、1から引くと精度は少しだけ落ちることがあるようなので、非常に細かい精度を問題にするなら上側確率や下側確率を直接求めた方が無難です。 累積確率から横軸の値を出すには t.ppf(q=0.9,df=10) 結果 1.3721836411102866 とします。 上側確率から横軸の値を出すには、 t.isf(q=0.9,df=10) 結果 -1.3721836411102866 とします。 t分布の性質より、これらは符号が反転します。 よってどちらか覚えれば十分です。
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