プログラムで何か致命的なエラーが発生したりしたとき、プログラム自体を終了させたいことがあります。その場合にはsys.exitを使います。 import sys print "start!" sys.exit() print "end!" 結果 start! 上の例では「end!」はすでにプログラムが終了しているので表示されません。 終了コードを指定することもできます。 sys.exit(10) とするとシェルで終了コードを受け取れます。 $ python exit_test.py $ echo $? 10 これを使えば、例えばエラーが発生したら呼び出しているシェル自体の実行を終えるようなこともできます。 sys.exitを使うとプログラムの処理自体が止まるので、後処理などがやりづらくなります。他のコードから呼び出される可能性のあるプログラムなら、例外を起こして処理を止めた方が無難です。 しかし、ちょっとしたツールなど、小規模のプログラムではsys.exitが便利です。
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