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1: 2016-12-13 (火) 15:05:51 njf ソース バックアップ No.1 を復元して編集 現: 2016-12-25 (日) 18:10:00 njf ソース 編集
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*インストール [#rd1fa2b7] *インストール [#rd1fa2b7]
 +
 +SQLite自体のインストールは他の資料を参照してください。
 +MacやLinux系のシステムだと標準で入っていることが多いです。
 +
 +Pythonから使うAPIは標準ライブラリに入っているので、特にインストール作業は必要ありません。
 +
 +面倒な設定などもいらないので、ローカルで動くようなプログラムのちょっとした開発ならSQLiteを使うのがおすすめです。
 +
 +データベースの選び方については[[Python/データベースの選択]]を参照のこと。
*データベースへの接続・更新 [#s190360f] *データベースへの接続・更新 [#s190360f]
 +
 +プログラムからデータベースへ接続するのは一定のパターンがあり、ほとんどの言語で以下のような手順をふみます。
 +
 +まず、データベースへの接続を行います。
 +その戻り値としてデータベースの情報を格納したオブジェクトを取得します。
 +一般にこのオブジェクトは「コネクタ」と呼ばれます。
 +
 +次にそのコネクタからデータベースのどこのデータをあつかっているか、といった情報を扱うためのオブジェクトを取得します。
 +一般にこのオブジェクトは「カーソル」と呼ばれます。
 +
 +SQLなどはカーソルを通じて発行され、書き込み終了のときのコミットやデータベースのクローズなどはコネクタを通じて実行されます。
 +
 +この手順をふまえて、「test.db」という名前のファイルを開き(無ければ制作し)、testというテーブルが無ければ制作し、データを1件追加するには以下のようにします。
 +
 + import sqlite3
 + 
 + conn = sqlite3.connect('test.db')
 + 
 + cursor = conn.cursor()
 + 
 + cursor.execute("CREATE TABLE IF NOT EXISTS test (id int,data txt )")
 + 
 + cursor.execute("INSERT INTO test VALUES (1,'This is test.')")
 + 
 + conn.commit()
 + 
 + conn.close()
 +
 +以下のように変数を外に出すこともできます。またマルチバイト文字も利用できますが、その時にはUnicode型を使わないといけません。
 + cursor.execute(u"INSERT INTO test VALUES (?,?)",(2,u'これはテスト'))
 +
 +こちらの方が特殊文字などをエスケープしてくれるので、SQLインジェクションなどに対しても安全です。
*データの参照 [#h41eb251] *データの参照 [#h41eb251]
 +
 +データの参照は以下のようになります。
 +
 + import sqlite3
 + 
 + conn = sqlite3.connect('test.db')
 + 
 + cursor = conn.cursor()
 + 
 + cursor.execute("SELECT * FROM test;")
 + 
 + for row in cursor:
 +     print row[0],row[1]
 + 
 + conn.close()
 +
 +特に難しいところはないでしょう。


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