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Google App Engine for Python
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Google App Engine for Python
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# mb974a6d の編集
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***Hello Worldプロジェクトの解説 [#mb974a6d] では作成されたプロジェクトの内容を見ていきましょう。最初にアプリ全体の設定を行うapp.yamlです。 application: hello-world-app version: 1 runtime: python api_version: 1 handlers: - url: /.* script: helloworld.py 最初の行はアプリケーションのIDです。実際にGoogleに登録するときにアプリケーションを区別するために使われます。 versionはアプリのバージョンを表します。GAEでは公開したアプリのバージョンをいつでも自由に変えることが出来ます。つまり、version 1を公開してつぎのアップデートでversion 2にしたとします。しかし、不具合が見つかったのでversion 1に戻したい場合は、web上のコンソールですぐに戻す事が出来ます。 もし、versionを変えずにサーバーに登録するとソースコードが上書きされてしまい、元に戻すことは出来ません。アップデートするときはよほどささいな変更で無い限り、必ずversionを上げていくようにしましょう。そうすればいざというときにすぐに元に戻すことが出来ます。 runtimeは使っている言語環境です。ここではそのまま、pythonです。この部分は将来的にpython3などが登場する可能性があり、そのような状況を見越してpython27とバージョンを明示的に指定しておくことも出来ます。実際に公開するアプリの場合は、その方が良いかも知れません。ただし、python27を指定する場合はthreadsafeというパラメータをapp.yamlで指定する必要があります。 threadsafe: [true | false] trueだとリクエストが同時に処理され、falseだとシリアルに処理されます。通常は処理を速くするためにtrueにして必要なリソースの部分に排他をかけます。 api_versionはGAEのAPIのバージョンです。現在は1しか無いようですので1にしておきましょう。Python3対応で2になりそうですが分かりません。 handlersはアクセスしてきたURLをどのスクリプトで処理するかを表しています。ここではルート以下全てのアクセスをhelloworld.pyで処理するようにしています。 この例はかなり単純ですが、これ以外にもスレッドの管理方法や静的ファイルの紐付けなどをapp.yamlで行います。GAEで最初に躓きやすい場所なので、簡単な例でしっかり使い方を覚えておきましょう。開発中にまったく実行すらされなくなった、という場合は大抵app.yamlに間違いがあります。 また、GAE Launcherのログボタンを押すと、エラーメッセージなどが表示されるので、何かおかしいときはそこで原因が分かる場合もあります。わからない事もあります。ちなみにログは何かの不具合か最初ウインドウが真っ白に見えるかも知れませんが、少しスクロールすると表示されます。 つぎにhelloworld.pyですが、こちらは簡単です。 print 'Content-Type: text/plain' print '' print 'Hello, world!' 1行目はヘッダでContent-Typeにtextを指定、2行目は改行、3行目は文字出力です。 以上がHello Worldプロジェクトの内容です。実際の開発ではフレームワークなどを使うのでもう少し複雑になりますが、GAEの開発の概要は理解できると思います。 もちろん、これらのファイルをEclipse以外のテキストエディタで作成し、GAEのLauncherに登録しても実行することが出来ます。 次「[[Google App Engine for Python その2]]」でGAEでデータを保存する例を紹介します。
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