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- 本/忘れてしまった高校の世界史を復習する本(祝田 秀全) へ行く。
7: 2019-03-31 (日) 20:55:20 njf | 現: 2019-04-23 (火) 05:19:23 njf | ||
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とあり、ちゃんとした論文がこの本の出版の20年以上前に出ています。 | とあり、ちゃんとした論文がこの本の出版の20年以上前に出ています。 | ||
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+ | ちゃんとした研究の成果を俗説扱いするのは良くないと思うので指摘しておきます。 | ||
[[Wikipedia OK:https://ja.wikipedia.org/wiki/OK_(%E8%A1%A8%E7%8F%BE)]] | [[Wikipedia OK:https://ja.wikipedia.org/wiki/OK_(%E8%A1%A8%E7%8F%BE)]] | ||
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*345ページ「人に歴史あり 魯迅(1881〜1936年)」 [#a9644ed1] | *345ページ「人に歴史あり 魯迅(1881〜1936年)」 [#a9644ed1] | ||
- | 魯迅について、日本の仙台医学専門学校で試験不正行為のいいがかりをうけた「事件」が退学を決意し文学に打ち込むようになったという記述があります。しかし、一般的には自国に帰り魯迅が文学の道を志すことになったのは、中国人がロシアのスパイとして打ち首にされそうになっている幻灯写真を、中国人自身がただ眺めているのを見たことがきっかけとされています。このことは「幻灯事件」などと呼ばれています。 | + | 魯迅について、日本の仙台医学専門学校で試験不正行為のいいがかりをうけた「事件」が退学を決意し文学に打ち込むようになったという記述があります。しかし、一般的には魯迅が自国に帰り文学の道を志すことになったのは、中国人がロシアのスパイとして打ち首にされそうになっている幻灯写真を、中国人自身がただ眺めているのを見たことがきっかけとされています。このことは「幻灯事件」などと呼ばれています。 |
なぜなら、時系列的にこちらが後で、なにより魯迅自身がはじめての小説集「吶喊」の自序でそう書いているからです。 | なぜなら、時系列的にこちらが後で、なにより魯迅自身がはじめての小説集「吶喊」の自序でそう書いているからです。 | ||
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- | &font(Red){作成中}; | + | *最後に [#c34a546f] |
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+ | ここで指摘したのは、歴史が得意でもない私が、それでも何かおかしいと思った部分をインターネットや書籍で調べてやはり何かおかしかった部分です。これ以外にも正確ではなさそうな部分、重要性より珍奇性を話題の選択基準としているような部分、作者の独自解釈なのか一般的な解釈なのかどうかわからない部分は多くあります。 | ||
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+ | この本は現在でも電子書籍として入手可能なようですが、タイトル通り、世界史の教科書のダイジェスト版のようなものを想像して、正確な事実が書いてある本だと思わない方が良いでしょう。 | ||
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+ | また、すでに読んでしまった人にはこのページがその知識を疑い必要なら修正するのに少しでも役立てばと思います。 |
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