【物理】ヒッグス粒子が話題なので
ヒッグス粒子が何かと話題なので、便乗してヒッグスが真空期待値を持つとフェルミオンが質量を持つぐらいまでなら簡単に説明できないかなと思ったけど、全然無理でした。
新聞その他のメディアの説明が、一般向けを目指しすぎて変なのが多いので、理系の大学を卒業した人向けならわかるぐらいを目指して説明を考えてみましたが、それでもきつい。
その手の専攻の大学で3,4年目ぐらいで習うようなことをわかりやすくとか無理ですね。
できの悪い大学生のレポートレベルですが、せっかく作ったのでとりあえず公開です。数式をhtmlに直すのが面倒だったのでpdfです。量子力学と相対論を知らないと読んでも意味がわかりません。
本来場の量子論から出てくることをなんとか量子力学の範囲の延長で済まそうとしたので、あまり正しくない部分もありますが、理系の大学でしっかりと学んだ人ならなんとなくわかるかもしれません。
あと、ウィークボゾンが質量を得るところもありません。あれは簡単な説明はなさそう。まずゲージ理論からだからなあ。
カイラル対称性を説明していないので、どうしてフェルミオンが質量無しが自然かも言っていないし、それ以前に対称性とは何かも説明していないし、かといって説明しだすとすごい分量になって、どうにもこうにもやはり無理ですね。
詳しく知りたい人はそれなりの大学の理学部物理学科素粒子研究室へいきましょう。
自発的対称性の破れはFlashでモデルを作れそうな気もします。暇があればつくるかも。