このエントリーをはてなブックマークに追加

【Java版マイクラ】行商人の使いどころ

Java版マインクラフトの行商人がどんな役に立つかを解説します。


概要

マインクラフトの行商人はネット上ではあまり役に立たないという意見も目にします。 しかし、私の場合は行商人からよくアイテムを買っていて、役に立っています。 どんなアイテムを買っていてどう役にたっているかを解説します

行商人の基本情報

行商人はVer.1.14から追加された友好的なMobで、村人と同じようにエメラルドでアイテムを取引できます。

行商人は一定時間ごとにランダムで現れます。 具体的には、そのワールドに他の行商人がいなければ、ゲーム内時間の1日ごとにプレイヤーの近くでスポーンを試みます。 スポーンが成功する確率は、最初は2.5%、失敗した場合は次の機会に5%の確率でスポーン、さらに失敗すると次の機会に7.5%の確率でスポーン、とだんだん成功確率が増えていきます。平均するとだいたいゲーム内時間で十日でスポーンします。

平均で十日ですが、スポーンはランダムなので妙に連続してスポーンすることもあれば、なかなか見かけないと言うこともよくあります。これは実際にプレイしている人はすでに経験済みではないでしょうか。

夜になると身を守るために透明化ポーションを使って姿が見えなくなります。 朝になると今度は牛乳を飲んで姿を現します。

その後、ゲーム内時間で2〜3日でデスポーンして消えてしまいます。これはたとえ名前をつけていても防ぐことはできません。

行商人は役に立たない?

行商人と取引できるアイテムは花や染料などの建築で装飾に使うアイテムが中心です。 買えば何かの生産効率が上がると言うようなアイテムはごくわずかです。 また、アイテムを買い取ってくれるわけでもないのでエメラルドを得ることもできません。

行商人の取引

行商人の取引の例。

そのせいか行商人はあまり役に立たないといった意見をよく目にします。

確かに行商人の扱うアイテムの中にはそれほど苦労せずに採集できるものも多くあります。 しかし、特定のバイオームにしかないアイテムのように、まとまった数を手に入れるようとすると時間がかかるアイテムもあります。

ゲーム序盤ではあまり役に立たないかもしれませんが、エメラルドを十分に手に入れられるぐらいゲームを進めていると、建築を良くする人にとってはアイテム採取の時間を大幅に減らしてくれるため、かなり便利な存在です。

役に立つか立たないかはその人のゲームの進行度やプレイスタイルによるでしょう。

リードを取得できるが効率は悪い

行商人やラマを倒したり、ラマをボートに乗せたりすると2本のリードが手に入ります。 しかし、リードの取得手段としてはかなり効率が悪いです。

リードはスライムボールと糸でクラフトできます。

リードのレシピ

満月の夜に沼地に行きスライムを倒せば、十分な数のスライムボールが取得できます。また、Java版ではスライムトラップが簡単に作れるので、自動化して大量取得も容易です。

スライム

このようにトラップがあるとスライムボールは大量に取得できます。

糸も廃坑を探検すればすぐに集まります。洞窟グモトラップなら大量に取得可能です。

こうして材料を集めれば大量のリードを手に入れられます。 数時間に一度やってくる行商人から2本ずつ取得していては、まとまった本数を手に入れるのに大変な時間がかかります。 その時間で材料となるアイテムを集めた方が効率が良いです。

それに、家畜が多くなってくると一度に何匹もリードで移動させるときもあります。 家畜を柵で囲うのが面倒なときにリードでつなげたままにすることもあります。 移動中にもよくなくなるので、基本的にリードはある程度の数を所持して少しずつ失うことがあたりまえアイテムです。 行商人から取得できる量ではすぐになくなってしまい、あまり役に立たないと思います。

スライムボールも糸も他のアイテムのクラフトに使うので、ゲームを進めればどちらにせよ必要になってきます。

行商人からリードを取って役立つのはまだ装備が貧弱で探索に行けない初期のうちだけで、ある程度装備などが整えば、材料を採集した方がはるかに効率が良いでしょう。

ちなみに行商人はスライムボールも売ってくれることがあるので、それを買ってリードを作ることもできます。

よく買うアイテム

ここではよく私が行商人から買う、または買っていたアイテムをご紹介します。

オウムガイの殻

オウムガイの殻は海洋の心と組み合わせてコンジットが製作できます。 コンジットは水中で強力な能力向上効果が得られるので、水中の拠点を作る時にはぜひ手に入れておきたいアイテムです。

コンジット

起動したコンジット。

海洋の心は宝の地図があれば簡単に見つかるので、コンジットの製作にはオウムガイの殻を集める方が時間がかかります。

以前のバージョンでは自動釣り機を使えばオウムガイの殻もそれなりに取得できたのですが、Ver.1.16からはコンパクトで効果的な自動釣り機が作れなくなりました。

Java版ではドラウンドがあまり湧かないので、ドラウンド狩りをしてもオウムガイの殻はなかなか集まりません。 ドラウンドトラップがあればたくさん集められますが、作るのはちょっと大変です。

オウムガイの殻を集めるのは、おそらく行商人から買うのが一番楽です。

私もドラウンドトラップを作るまでは行商人から買って、足りない分を釣りで手に入れていました。

ドラウンドトラップ

サバイバルモードで実際に使っているドラウンドトラップ。 作るのに時間がかかる(アイテム集めを含めずに建設だけで4〜5時間ぐらい)ので、最初のうちはオウムガイの殻は行商人から買った方が楽です。

青氷

よく滑るため氷ボートなどに使われる青氷は、氷山など特定の場所にしか生成されないため、集めようとすると時間のかかるアイテムの一つです。

氷を氷塊にしてさらに青氷にもできますが、一段階クラフトするごとに9個のアイテムが必要なため、1つ作るのに81個もの氷が必要になってしまいます。

そういった手間を考えると、エメラルドが十分にあるなら、青氷は取り敢えず買っておいて損はないと思います。

行商人から買うだけでは氷ボート用には足りません。 しかし、玄武岩製造機の製作やアイテムを滑らせて移送するような目的なら十分な数が得られます。

フグ入りバケツ

フグは水中呼吸のポーションの材料になったり、ペットにしたり、トラップに使ったりします。 生きたまま捕まえるためにはぬるい海や暖かい海まで行かなければなりません。アイテム化したものなら釣りで手に入ります。

どちらにせよ、まとまった数の入手には時間がかかり、行商人から買った方が楽です。また、バケツも手に入るのでお得です。

熱帯魚入りバケツ

熱帯魚は生きたまま捕まえるなら暖かい海(Ver.1.18からは繁茂した洞窟も)へ、アイテム化した物なら釣りでも手に入ります。 アイテムとしては村人に売るぐらいしか用途がありませんが、色がきれいで種類も多いので、水槽を作って生きたまま観賞用に使うことが多いMobです。 また、生きている状態ならウーパールーパーの繁殖にも使えます。 大量に必要というのでもなければ、これも行商人から買うのが楽です。

行商人から買った魚

全て行商人から買った魚。 そろそろ水槽を作る予定です。

サンゴブロック

サンゴブロックは水槽などの水中の装飾でよく使うブロックです。 これも採取するには暖かい海まで行かなければならないので、時間の節約のために買っています。

サンゴ礁

スイレンの葉

スイレンの葉は水に浮かべて装飾としたり、その上を歩くことができるので水上の村で道として使ったりもできる便利なアイテムです。

沼地に行けばまとまった数を採取できるのですが、装飾として使う少量のスイレンの葉のためだけに沼地まで行くのは面倒なので、私はよく行商人から買っています。

スイレンの葉

染料

染料のうち、ラピスラズリなどから作られる青とイカスミなどが原料の黒、カカオ豆が原料の茶色は自動で量産するのが難しいので、自分で採取する以外に行商人からも買っています。

高さ1ブロックの花

高さ1ブロックの花は装飾に使ったり染料に使ったりします。

Java版では咲いているものを採取するか、特定の場所で骨粉をまくなどして増やすかしかないので、手に入れるのが少し面倒です。 花の自動栽培装置をあちこちに設置すれば量産可能ですが、そういった物を作るまでは行商人から買っていました。

特にチューリップなどは花の森バイオームまで行かなければ効率よく集めることができないので、まだ見つかっていない段階では行商人から買うしかないかもしれません。

チューリップ

グロウストーン

グロウストーンは聖職者も売ってくれるのですが、エメラルド4つでグロウストーン1つとなかなか高額です。

一方、行商人はエメラルド2つでグロウストーン1つと聖職者の半額です。

一度に売ってくれる数が5個と少ないのが残念ですが、安いのでとりあえず買っています。

まとめ

行商人は建築で装飾などに使うアイテムを売ってくれるので、うまく使うと時間の節約になる便利なMobです。

ぜひ活用して、あいた時間でいろいろな建築に挑戦してください。

関連項目

テクニック」に関する記事

全32件のうち、この記事を除く7件を表示しています。テクニックに関する記事の一覧を見る。

公開日:2020-08-15