人類のいなくなった遠い未来の銀河系。
人が遺伝子操作し、そのまま残したいろいろな動物が独自の進化をとげてそれぞれの社会を作り上げていた。

遠足にでかけていた子羊たちがオオカミ族のライカン団に狙われているという情報が、情報屋メリーによって羊族で探偵をしている通称「チーフ」のもとにもたらされる。

高価な子羊の毛を手に入れようとするライカン団により、子羊たちが毛刈りされてしまう。毛刈りは羊族にとってはとても恥ずかしいことなのだ！

チーフはメリーの情報をもとに子羊たちの宇宙船のあとを追いかけたが、すでに難破させられ、子羊たちは宇宙に投げ出されてしまっていた。

宇宙での生活に適応した彼らは救助がくるまで十分に持ちこたえることができる。しかし、ライカン団たちの毛刈りのはさみがすぐそばまで迫っていた！

はるか昔の遺伝子操作の結果なのか、重力と空間をフリップ（反転）する能力をもつチーフはライカン団よりも先に子羊たちを助け出せるか！？