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1: 2018-01-10 (水) 17:53:46 njf ソース バックアップ No.1 を復元して編集 2: 2018-01-10 (水) 18:13:25 njf ソース バックアップ No.2 を復元して編集
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*必要なファイル [#kec4147d] *必要なファイル [#kec4147d]
-+[[iOSでのANEの作成/iOS側の作成]]、+[[iOSでのANEの作成/swcの作成]]で、必要なものはそろったので、いよいよANEを作成します。+[[iOSでのANEの作成/iOS側の作成]]」、「[[iOSでのANEの作成/swcの作成]]」で必要なものはそろったので、いよいよANEを作成します。
iOSのANEの作成で最低限必要となるファイルは、 iOSのANEの作成で最低限必要となるファイルは、
Line 12: Line 12:
リソースなどを必要とするANEの作成の場合はもう少し増えますが、このサンプルではこれだけです。 リソースなどを必要とするANEの作成の場合はもう少し増えますが、このサンプルではこれだけです。
-&font(Red){制作中};+*extension.xml [#u8bdf3d0] 
 + 
 +この必要ファイルのうちまだ制作していないのはextension.xmlだけです。 
 +ファイル名はこれでなくてもかまいませんが、サンプルなどを見ると慣習的にこの名前が多いようです。 
 +このファイルの内容を間違えると面倒なエラーとなりますので、気をつけてください。 
 +内容は以下の通りです。 
 + 
 +&nbsp;<extension xmlns="http://ns.adobe.com/air/extension/28.0"> 
 +     <id>ANEAlert</id> 
 +     <versionNumber>0.0.1</versionNumber> 
 +     <platforms> 
 +  <platform name="iPhone-ARM"> 
 +             <applicationDeployment> 
 +                 <nativeLibrary>libanealert.a</nativeLibrary> 
 +                 <initializer>ANEAlertInitializer</initializer> 
 +             </applicationDeployment> 
 +         </platform> 
 +     </platforms> 
 + </extension> 
 +ここで「http://ns.adobe.com/air/extension/28.0」の最後の数字はAir SDKのバージョンです。間違えるとエラーとなります。 
 + 
 +「id」で指定している「ANEAlert」はANEを識別するIDです。これは[[AndroidでのANEの作成/swcの作成]]で作成したSWCの「ExtensionContext.createExtensionContext」で指定したものと同一でなくてはなりません。 
 + 
 +「platform name」はiOSの場合「iPhone-ARM」とします。 
 + 
 +「nativeLibrary」はライブラリファイル名です。 
 + 
 +「initializer」は[[iOSでのANEの作成/iOS側の作成]]で作成した初期化関数名です。 
 + 
 +*フォルダ構成とANEの作成コマンド [#u4f680e6] 
 + 
 +ANEの作成ではフォルダ構成も重要となります。 
 + 
 +まず基点となるフォルダを作り、その下にANEalert.swcとextension.xmlを置きます。さらに「ios」というフォルダを作り、その下にclasses.jarとlibrary.swfを配置します。 
 +まとめると以下のようになります。 
 + 
 +&ref(folders.jpg,mw:480,mh:360); 
 + 
 +ANEAlert.swcと同じ階層で次のコマンドを実行します。 
 + 
 + adt -package -target ane aneAlert.ane extension.xml -swc ANEAlert.swc -platform iPhone-ARM -C ios . 
 + 
 +「adt」はAir SDKのbinの中にあるコマンドです。 
 +パスを通していない場合はフルパスで記述してください。 
 + 
 +「 -package -target ane aneAlert.ane」の部分で「aneAlert.ane」という名前のANEの作成を宣言しています。 
 + 
 +「extension.xml」は先ほど制作した設定ファイル名です。 
 + 
 +「-swc ANEAlert.swc」はSWC名を指定しています。 
 + 
 +「-platform iPhone-ARM」はiOSのANEであることを宣言しています。 
 + 
 +「-C ios」はiOS用のファイルがある場所、つまりlibrary.swfやlibanealert.aのあるiosフォルダを示しています。 
 + 
 +最後の「.」(ドット)は基点となるフォルダを表しています。 
 + 
 +これを実行すると「aneAlert.ane」が作成されるはずです。


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