iTunes Connectにアプリを提出し、審査してもらうと、時々「xxxというAPIを使っているので」といってリジェクトされる場合があります。
だったら初めからそのAPI用意するなよとか、そっちのAPIなんだから内部的にどうにかしろよとか、せめてアップロード時に警告でもだせよとか、たくさん言いたいことはありますが、ぐっと飲み込んで修正するしかありません。
その時、どのAPIを使っているか確認するには、stringsコマンドを使います。
以下Macの使用を前提としています。
まず作成したアプリのIPAファイルをzip解凍します。
MyApp[1].IPAとMyApp[1].zipと名前を変更してダブルクリックするか、コマンドラインのunzipコマンドを使うと解凍できます。すると「Payload」というディレクトリができるので、その中にある「アプリ名.app/アプリ名」というファイルを引数としてstirngsコマンドを実行します。
strings Payload/MyApp.app/MyApp > strings.txt
これでアプリのバイナリファイルで使っている文字列が取り出せます。あとはこの「strings.txt」の中を検索すれば、APIを使っているかどうかわかります。
もしstringsコマンドが無いというようなメッセージが出る場合には、xcode付属のコマンドラインツールがインストールされていない状態なので、以下のコマンドでインストールします。
xcode-select --install
(This host) = https://njf.jp