Pythonではファイルやディレクトリの存在チェックや削除など、主なファイル操作が一通りできるようになっています。
ただ、ファイル操作が中心ならshellを使った方が簡単なことが多いので、無理になにもかもPythonを使うより組み合わせたりするのがおすすめです。
ファイルとディレクトリを区別しない存在チェック
ファイルまたはディレクトリを区別しない存在チェックには「os.path.exists」を使います。 ファイル、ディレクトリ(フォルダ)どちらにも適用できて、相対パス、絶対パスどちらでも可能です。
import os if os.path.exists("../"): print "exist!" else: print "not exist"
結果
exist!
「../」は自分自身の実行されているディレクトリを指すので、必ず存在します。このようにファイルやディレクトリが存在すると、真を返します。
ファイルとディレクトリを区別する存在チェック
存在してかつファイルかどうかまで判定するには「os.path.isfile」、ディレクトリかどうかは「os.path.isdir」を使います。
使い方は「os.path.exists」と全く同じです。
if os.path.isdir("../"): print "dir!" else: print "not dir" if os.path.isfile("../"): print "file!" else: print "not file"
結果
dir! not file
ディレクトリの作成
ディレクトリを作成するには「os.mkdir」を使います。
import os os.mkdir("test_dir")
すでに存在するとエラーになるので、たいてい前節のディレクトリの存在チェックとあわせて使うことになります。
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初版日時: 2016-12-29 (木) 06:53:58
最終更新: 2016-12-30 (金) 04:19:29 (JST) (2667d) by njf