始めに
iOS11からは、ホーム画面などのアイコンを表示するには、アイコンが含まれた「Assets.car」が必要となりました。
Adobe Airでの利用の仕方はこちらにまとまっています。
XcodeでのAssets.carの作り方はこちらにあります。
ただ、Animate CCでの取り込みまで含む資料がなさそうなのでこちらでまとめました。
XcodeでのAssets.carの作成方法
以下の説明で使用しているXcodeのバージョンは9.3です。
まずXcodeを立ち上げて、新しいプロジェクトを作成します。
種類はiOSの「Single View App」を選択します。
「次へ」を押すと名前を入れる画面になるので、名前をつけて適当な場所へプロジェクトを保存してください。 ここでは「WikiIconTest」という名前にしています。
プロジェクトが作成できたら、以下のとおりにしてください。
- ターゲットを「Generic iOS Device」に設定
- 左のナビゲーションから「アプリ名->Assets.xcassets」という名前の青いフォルダをクリック
- ナビゲーションの右となりの領域に現れる「AppIcon」をクリック
最初の「Generic iOS Device」の指定は参考にしたサイトにあるので入れました。しかし、他のものでもAssets.carはできるようです。ただ、他のターゲットでストア登録までしたことはないので、問題ないという確証はありません。
つぎのアセットからAppIconを選択する手順によって、右または中央のウインドウにアイコンの一覧が表示されます。その一覧の点線の四角の中にアイコンのpngファイルをドラッグ&ドロップすれば、アイコンが登録されていきます。
サイズの見方は、「2x」と四角の下にあり、さらにその下に「60pt」とあれば、「120x120pt」のアイコンを登録するという意味です。
上述参考サイトなどによると、以下のアイコンが必要です。
- App Store icon : 1024x1024 (1024pt, 1x)
- iPad icon : 76x76 (76pt, 1x) & 152x152 (76pt, 2x)
- iPad Pro icon : 167x167 (83.5pt, 2x)
- iPhone icon : 120x120 (60pt, 2x)
- iPhone icon : 180x180 (60pt, 3x).
しかし、新しい機種が出たりiOSのバージョンが変わると、必要なアイコンのサイズも変わります。よく分からない時は、表示されている全部のアイコンを登録すれば良いでしょう。画像が小さいので容量的にはたいしたことがありません。しかも、その半分はApp Store iconが占めるので、アイコンの数を減らしてもほとんどアプリの容量は減りません。
アイコン画像の登録が終わればメニューから「Product->Build」を選んでビルドします。
ビルドが終わると右側のナビゲーションの中の「Products」フォルダのappファイルを右クリックして、「Show in Finder」を選択して、ファインダーで表示させます。
ファインダーで表示させたら、そのappファイルを右クリックし、「パッケージの内容を表示」を選択します。
すると中に目的であるAssets.carというファイルがあるので、好きな場所にコピーしてください。
添付ファイル:
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ぺージ名 : | ActionScript 3/アイコン用Assets.carを利用する |
ページ別名 : | 未設定 |
ページ作成 : | njf |
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